太陽光発電を導入し、さらに蓄電池も導入してさらに電気を無駄なく使いたいとお考えの方も多いと思います。
太陽光発電と合わせて導入する場合も蓄電池のみを導入する場合も、知り合いの施工業者さんがいない場合は、どこに頼んだらよいかわからない、工事費用は適正なのか、工事は適切に行われるか不安が多いですよね。
高価な買い物だからこそ、失敗しないよう、今回は蓄電池を施工してくれる業者さんを選ぶポイントをご紹介します。
業者選びのポイント
1. 見積額が適正か見てみましょう
まず、見積もりが適正かどうか判断するのは最初は難しいため、何社かの業者さんへ見積もりを依頼するのがおすすめです。
見積もり比較してみて、飛びぬけて高い、安い、不明な項目があるのは要注意です。
また、大幅な値引きがあるのも注意したいポイントの一つで、合い見積もりを取った時に他の業者と比べても割引が大きく飛びぬけて安い場合は、工事費用の何かを省いている場合があり、施工不良を招く恐れがあります。
また、工事と合わせて購入する場合、蓄電池自体が安い場合は型落ち品や展示品など、新品を装った商品の可能性がありお客様が期待する、保証年数や内容が叶わない場合があるため注意が必要です。
見積書を発行してもらったら、内容はきちんと目を通してみてください。
項目に“一式”が多い場合は、詳細を業者さんへ確認をしてみることも必要になります。
2. 施行工事の品質
太陽光パネルの設置、蓄電池の設置は、2009年に余剰電力買取制度が始まったころから家庭向けでの設置も多くなってきました。
太陽光パネルや蓄電池の施工工事を事業内容としている設立された会社は2009年以降に多く設立がされているようですが、2009年以前から電気工事をはじめとした内容で事業を展開し、事業の一つして太陽光パネルや蓄電池の設置工事をしている歴史ある会社の方が実績が多く、信頼度が高いと言えます。
施行実積と会社の歴史も1つのポイントとして見てみてください。
また、蓄電池のメーカーが正式に工事会社として発行する施行IDをもっているか、取り扱いメーカーの正式な工事資格があるかどうかは必ずチェックしましょう。
その他、ネット社会の現代は、Webサイトで口コミを確認してみるのも良いでしょう。
実際に工事を依頼した消費者の生の声を事前に見てみてください。
3. 自社で一括しているか
見積もり後、設置工事で別業者が入っている可能性がある場合は注意が必要です。
受注から工事まで一貫している会社に依頼した方が工事品質なども信頼が高いでしょう。
仮に、見積額は高くないのに、工事のみ他社へ委託されている場合、保証などが無く工事費用を安く依頼されている可能性が高く、工事品質に不安が残ります。
また、他社へ委託されているために工事見積が高くなっている場合も注意が必要です。
4. アフターフォローが望めるか
蓄電池は各メーカー10~15年の保証があります。
そのため、期間内に何か不具合や故障があった場合、施工工事会社も保証期間を設けてもらわないと何かあっても見てもらうことができません。
導入コストが安い場合は、アフターフォローがない可能性があるため、見積もり時に工事業者のアフターフォローの有無を確認してみてください。
その他、注意したい業者とは?
まず、訪問販売で特定の商品のメリットばかり並べ、提案してくるのは注意が必要です。
特定の商品だけを大量に仕入れて販売しているケースがあり、他の蓄電池についてはほとんど知らずお客様の都合や、すでに太陽光パネルを設置済の場合の相性などについてはまったく加味されていないため危険です。
また、あまりに安売りを強調している場合も同様に、特定商品を大量に仕入れて安くできているケースや、新品とは限らず、知識の少ないお客様に型落ち品や新古品などを販売するケースもあるため注意してください。
蓄電池本体よりも、売電で利益が得られる、等のおいしい話にも注意してください。
売電価格は年々安くなってきているため、家庭用で設置する太陽光パネルや蓄電池の導入で儲かるという話には乗るべきではありません。
知っておきたい業者事情
蓄電池取り扱いメーカー
工事業者さんを先に決め、太陽光パネルや蓄電池の商品の相談をした場合、業者によって取り扱うメーカーが異なります。
そのため、気になっている商品がある場合は取り扱いがある工事業者という絞り込みで探すのがベターです。
一括比較サイト
業者さんを一度に調べられるサイトで検討するのが効率でおすすめです。
太陽光パネルも蓄電池も長期期間利用する設備であり、そう何回も購入を経験するものではないため、どのように業者を選んだらよいのかわからない方は多いと思います。
まず皆さんのご都合、条件から一括で比較検討できるサービスを利用してみるのはいかがでしょうか?