蓄電池をお得に導入にしよう!

蓄電池

日本の発電は約75%が火力発電ですが、原料を海外からの輸入に頼っているため、原材料の高騰と輸入コストの高騰により年々電気代が高騰しています。

原料の枯渇や高騰の背景や大気汚染の観点から、世界中でクリーンなエネルギーが求められ、日本でも各家庭での太陽光発電導入促進に力が入れられています。

太陽光発電を導入したからには発電した電気を効率的に使いたい、そんな方は蓄電池の導入もお考えだと思います。

太陽光ソーラーパネルと蓄電池を導入するには高額な費用も必要になるため、できるだけお得に導入したいですよね。

皆さんの条件に合った方法を探してみましょう。

蓄電池導入価格を抑えるには?

1. 補助金を利用する

2050年までにカーボンニュートラルを掲げ、温室効果ガスを極力排出しないとする日本。

これまで主流となっていた火力発電を将来的に減らしクリーンなエネルギー産出を目指すため、各個人での太陽光発電等の導入に様々な補助があります。

国や、各自治体でそれぞれに補助金がありますので導入予定の方は早めに確認してみてください。

補助金はほとんどが予算額が決まっており、到達次第終了です。

また期間も限られているため補助金を探している場合は常にチェックしている方がベターです。

2022年では一例で初期実行容量と、蓄電池設備費、工事費が助成されるDER補助金(2022年6月時点で公募終了)というものがあり、放電の実証実験に協力する内容で補助されます。

太陽光発電と蓄電池の導入は個々人でも導入が進んでおり、補助金を活用されることが多いため逃さず利用したいですね。

2. 旧モデルを選ぶ

皆さんが生活する上で使用している家電。

購入する時、最新モデルではなく昨年発売のモデルはお買い得な価格になっていることが多いですよね。

蓄電池も同じで、機能も問題なく新品ですが、旧モデルだと最新モデルよりも価格が安く販売されていることが多く見られます。

最新モデルは旧モデルよりも開発技術が古くはなりますが、気にならない方は、お得に蓄電池を購入できる1つの手段としておすすめです。

3. 太陽光発電とセットで導入

まず太陽光発電、蓄電池いずれも互換性がある商品を一度に検討できるため、効率的です。

その上、セット購入で割引が適用される場合が多いのです。

そして、セット購入することでお得になる理由の2つ目が、工事費用です。

導入を合わせることで施工業者が一括で工事できるため、別々に導入するよりは工事費用が抑えられます。

また、配線工事も太陽光電池と蓄電池をつなぐ最も効率が良い配線が一度でできるため効率的です。

3つ目はパワーコンディショナーの費用が余分にかからないことです。

蓄電池は、太陽光発電で作られたエネルギーを家庭で使用できる電気へと変換するパワーコンディショナの役割もある商品が多数あります。

太陽光発電だけを先に導入するとパワーコンディショナの導入も必要となりますが、ハイブリットパワーコンディショナ機能のある蓄電池を合わせて導入すると、パワーコンディショナーを無駄に導入しなくても良いということになり、結果、費用がお得ということになります。

蓄電池導入後の費用

蓄電池をお得に使うには適切に利用して、メーカー保証期間はもちろんその期間を超えても使用できるように使うことが大切です。

蓄電池も200万円ほどになる高額なものまであり、保証期間、耐用年数は10~15年が多く見られます。

安いお買い物ではないためより長く使用できるようにして、お得に導入できたという結果になるといいですね。

充電・放電に気をつける

蓄電池の種類によって、充電を満タンになるまで行う、放電を0%になるまで行うなどすると蓄電池に負担がかかり寿命が縮まってしまう場合があります。

使用開始前にメーカーが発行している取扱説明書などをよく読み、使い方に注意し見てみてください。

使用環境

高温になる場所や直射日光が当たりやすい場所などで蓄電池が作動していると耐用年数が縮まる可能性が高くなると言われています。

初期の設置工事の際、施工業者による現地調査で気候環境などは調べた上で設置がすすめられますが、家屋の周辺状況の変化がありそうな場合は注意しましょう。

まとめ

太陽光発電をまだ導入されていない方は、昨今の自然災害の多さから考えても、蓄電池等と合わせた導入の検討が理想です。

時代背景から見てもクリーンなエネルギーが求められる今、ますます電気は自分で作って使い暮らす時代になっていきそうです。

とはいえ、太陽光発電とその電気を貯めておくことができる蓄電池のダブル導入は費用面の負担も大変大きいため、補助金の活用などでお得な導入を検討してくださいね。

そして、導入後もあらかじめ蓄電池本体の特性を知り、使用方法でも変わる寿命をいかに伸ばせるか、導入後の使い方もお得に利用するため大切な要素です。

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