東芝の太陽光発電はもう買えない?撤退後の保証対応・交換や価格の目安まで徹底解説

太陽光

東芝が太陽光発電から撤退したって聞いたけど大丈夫?

まだ買えるの?

現在、東芝ブランドでの新規販売は終了していますが、すでに設置しているユーザーへの保証やサポートはXSOLが引き継いでいます。

この記事では、東芝の太陽光発電が気になっている方や、すでに導入している方に向けて、撤退後の現状や保証・修理対応、パワーコンディショナやパネルの交換時期の目安をわかりやすく解説。あわせて、販売されていた代表型番や評価されていた理由、実際に導入した人の口コミや価格相場も紹介します。

この記事でわかること
  • 東芝の太陽光発電は本当にもう買えないのか
  • 撤退後も保証や修理は受けられるのか
  • パワーコンディショナが故障した場合の対応方法
  • 交換や蓄電池導入を検討する場合の進め方
  • 東芝の太陽光パネルが評価されていた理由
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東芝太陽光は撤退?「やばい」と言われる理由と現状

現在、東芝は住宅用の太陽光発電事業から撤退しており、2023年3月15日以降、この事業は株式会社エクソル(XSOL)へ正式に譲渡されています。

「撤退」と聞くと不安に感じるかもしれませんが、すでに東芝の太陽光発電を設置しているユーザーに対する保証・修理・問い合わせ窓口は、現在もエクソル(XSOL)に引き継がれています。

そのため、「撤退=サポートが受けられなくなる」というわけではなく、アフターサポートは現在も継続されているのが現状です。

東芝は、現在も産業向けの太陽光発電システム事業を継続しています。

参考:XSOL|東芝エネルギーシステムズ株式会社からの住宅太陽光発電事業の承継について

東芝の太陽光発電はもう買えない?現在は販売を終了

現在、東芝ブランドとして販売されていた太陽光パネル(モジュール)やパワーコンディショナー、蓄電池などの機器は買えません

住宅用太陽光発電事業はXSOLへ譲渡されていますが、東芝で販売されていた型番そのものをXSOLで買えないことに注意してください。XSOLが担っているのは、あくまで既存ユーザー向けの保証・修理・サポート対応です。

そのため、これから太陽光発電を導入する場合は、XSOLブランドの製品、もしくは他メーカーの太陽光発電システムから選ぶことになります。

東芝の太陽光発電を導入している人の保証・修理対応

東芝の住宅用太陽光発電をすでに設置している場合、現在も保証や修理対応を受けることができます。

東芝の太陽光発電にはモジュール出力保証や機器保証など長期間の保証が設定されており、これらは現在も有効です。万が一の不具合や故障が発生した際も、XSOLが窓口となって修理やサポートに対応しています。

保証区分保証年数対象内容
モジュール出力保証最大25年
(シリーズにより20年)
太陽電池モジュールの出力を長期間保証
※25年保証/20年保証はシリーズにより異なる
機器保証最大15年
(シリーズにより10年)
パワーコンディショナ/DC-DCコンバータ/昇圧ユニット/接続箱/架台 など
太陽光発電システムを構成する主要機器
機器保証の対象外・保証期間が異なる機器1年〜10年インテリジェントステーション(Type H含む)のカラー表示ユニット/カラーモニター/計測ユニット など
※保証年数・対象機器はシリーズや型番により異なります。

また、太陽光パネルだけでなく、パワーコンディショナや接続箱・表示ユニットなどの周辺機器もサポート対象となっています。

問い合わせは、XSOLの「東芝住宅用太陽光専用窓口」から行えます。

参考:XSOL|東芝の長期保証

保証や修理を受けるために用意しておくもの

東芝の太陽光発電で保証や修理の相談をする際は、事前に以下の情報を確認しておくと、スムーズに対応してもらえます。

保証や修理を受けるために用意しておくもの
  • 設置している機器の型番
    (太陽光パネル/パワーコンディショナ/接続箱/表示ユニットなど)
  • 設置時期(おおよその年・月)
  • 施工店名(わかる範囲で)
  • 不具合の状況
    (いつから・どんな症状か、エラー表示の有無など)
  • 保証書や契約書類(手元にあれば)

型番は、機器本体のラベルや保証書に記載されていることが多いので確認しましょう。

東芝の太陽光発電の交換時期はいつ?パネルとパワコンの寿命目安

東芝の太陽光発電の交換時期はいつ?パネルとパワコンの寿命目安

東芝の住宅用太陽光発電に使用されていたパワーコンディショナも、XSOLがサポート窓口を引き継いでいます。パワーコンディショナの寿命は一般的に10年〜15年程度といわれていて、東芝の太陽光発電を長く使用している家庭では、すでに交換のタイミングを迎えているケースも少なくありません。

一方、太陽光パネルの寿命は20年〜30年程度とされ、東芝のパネルには最大25年の出力保証が設定されていました。そのため、パネル本体よりも先にパワーコンディショナの交換が必要になるの一般的です。

交換を検討する場合は、現在の設置状況や配線構成によって適合する機種が異なるため、東芝のシステム構成に詳しい施工店へ相談することが重要です。

参考:太陽光発電協会|機器の寿命はどれくらいですか?

太陽光パネルやパワコンなどの機器交換は一括見積もりが便利

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東芝の太陽光発電を長く使用していると、パワーコンディショナや周辺機器の交換時期を迎えることがあります。

しかし現在は、東芝ブランドの製品を新たに購入することができません。そのため、配線状況や設置環境によって、選べるメーカーや工事内容が家庭ごとに大きく異なります。

また、このタイミングで蓄電池の導入を検討する方も多く、設置条件に合った機器選びがより重要になります。

こうした機器交換や増設を検討する場合は、東芝のシステムに詳しい施工会社へ相談し、現状に合った提案を受けることが大切です。

信頼できる施工会社を選ぶためにも、1社だけで決めず、複数社から見積もりを取り、費用や機器構成・工事内容を比較してみましょう。一括見積もりサービスを利用すれば、まとめて相見積もりが取れるので便利です。

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しつこい営業がなく、価格・保証・施工内容をまとめて比較できるため、初めて太陽光発電を導入する人でも安心して利用できます。太陽光パネルの交換を希望する場合は、見積もり依頼時に「東芝の太陽光パネルを交換したい」「パワコン交換と蓄電池を導入を検討している」などの希望を明記しておくとスムーズです。

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東芝の太陽光パネルの代表型番一覧(販売終了)

東芝の住宅用太陽光パネルは販売終了となりましたが、XSOLの保証対象機器として掲載されている代表的な型番を一覧にまとめました。ご自宅に設置されているパネルの型番確認や、性能・サイズの把握に活用してください。

シリーズ型番公称
最大出力
最大
モジュール
変換効率
サイズ(mm)重量希望小売価格
SシリーズSPR-X21-345345W21.2%1559 × 798 × 4618.6kg284,680円
SPR-250NE-WHT-J250W20.1%1559 × 798 × 4615.0kg200,750円
GXシリーズTGX-280PM-WHT-J280W17.1%1652 × 992 × 4019.0kg139,480円
JシリーズTML-270N-WHT-J270W18.2%1640 × 990 × 4015.2kg196,020円
VシリーズLPV-200E-BLK-J200W15.4%1318 × 990 × 4615.7kg138,600円
LPV-83LE-BLK-J83W12.9%880 × 510 × 358.3kg82,170円
LPMシリーズLPM-200S-BLK-J200W15.4%1318 × 983 × 4615.7kg138,600円
※これらの型番は現在新規で購入することはできませんが、XSOL公式では保証対象機器として掲載されています。

参考:XSOL|東芝の住宅用太陽光発電システム|製品紹介(販売終了品)

東芝の太陽光発電が評価されていた理由とは?

東芝の太陽光発電は、以下のような魅力があり評価されていました。

国内メーカーとしての信頼性と実績

東芝の住宅用太陽発電は、国内メーカーならではの品質管理体制や技術力を背景に、これまで日本国内で10万軒以上の住宅へ導入されてきました。

また、東芝は、住宅用とは別に産業向けの太陽光発電システム事業も展開しており、1984年以降で全国2,700カ所以上の納入実績があります。

こうした実績の積み重ねが、東芝の太陽光発電が「信頼できる国内メーカー」として評価されてきた理由のひとつといえます。

参考:TOSHIBA |太陽光発電

バックコンタクト方式による高変換効率

東芝の太陽光パネルは、太陽電池セルの配線(電極)をすべて裏面に配置する「バックコンタクト方式」を採用していました。

パネル表面に影となる部分が少なくなることで、太陽光を効率よく受け止められ、高いモジュール変換効率を実現。限られた屋根面積でも発電量を確保しやすい設計は、発電効率を重視する家庭から支持を集めていた理由のひとつです。

さらに、東芝のパネルにはARコート(反射防止膜)も採用されており、ガラス表面での光の反射を抑えることで、より多くの光をセルに取り込める構造となっていました。

コンパクト設計や変形設計で狭小屋根でも多くの枚数を設置できる

コンパクト設計のSシリーズや、変形設計のVシリーズが用意されていたことも、東芝の太陽光パネルの魅力のひとつです。

とくにSシリーズは横幅798mmとスリムな設計で、寄棟屋根やスペースの限られた屋根でも枚数を確保しやすい仕様でした。

シリーズ型番サイズ(mm)
SシリーズSPR-X21-345
1559 × 798 × 46
SPR-253NX-WHT-J
SPR-253NX-WHT-J
1,559×798×46
SPR-250NE-WHT-J
1559 × 798 × 46
※これらの型番は現在新規で購入することはできませんが、XSOL公式では保証対象機器として掲載されています。
画像出典XSOL|東芝の住宅用太陽光発電システム|製品紹介(販売終了品)

一方、Vシリーズには小型・変形タイプのパネルがあり、屋根の隅や複雑な形状にも対応しやすいモデルが揃っていました。

シリーズ型番サイズ(mm)
VシリーズLPV-200E-BLK-J
1318 × 990 × 46
LPV-83RE-BLK-J
LPV-83RE-BLK-J
1,154×983×46
LPV-83LE-BLK-J
LPV-83LE-BLK-J
880 × 510 × 35
※Vシリーズは代表的な型番をピックアップしています。これらの型番は現在新規で購入することはできませんが、XSOL公式では保証対象機器として掲載されています。
画像出典XSOL|東芝の住宅用太陽光発電システム|製品紹介(販売終了品)

パネル枚数を確保しやすいことは発電量の確保にもつながります。こうした屋根形状への対応力の高さも、東芝の太陽光パネルが評価されていた理由のひとつです。

東芝の太陽光発電を導入した人の口コミ・評判

東芝の太陽光発電を導入した人の口コミ・評判

編集部では、太陽光発電を実際に設置した全国の一般家庭を対象に、太陽光発電に関するアンケートを実施しました。その回答の中から、東芝の太陽光発電を導入した方の口コミ・評判をピックアップしてご紹介します。

★★★★☆4

8年ほど前に、自宅の屋根へ12kWの全量売電で太陽光発電を導入しました。

売電収入が住宅ローンの支払いと相殺される形になり、毎月の負担が軽く感じられている点に満足しています。延長保証も付いており、パワーコンディショナや太陽光パネルにも長期保証があるため、安心して使い続けられています。日当たりの良い立地ということもあり、発電量にもとても満足しています。

太陽光発電を導入

導入費用:300万円以上

★★★★☆4

電気代の節約や災害時の備えとしては良かったが、発電時の温度を考慮して半部のシェルを西側や北側の屋根に配置すれば良かった

太陽光発電+蓄電池を導入

導入費用:300万円以上

★★★3

太陽光発電を導入して、メンテナンス費用が予想以上にかかる。パワーコンディショナーの交換(一般的に10〜15年目安)など、定期的なメンテナンス費用や機器の交換費用を見込んでいなかった。太陽光パネルも故障することもあるので、修理代が高くなります。

太陽光発電を導入

導入費用:200〜250万円

★★★3

後悔した点は、思っていた以上に売電価格の変動が大きい点です。ある程度相場は変動するとは聞いていたのですが…正直、もう少し高単価で売買できると思っていました。良い点は、子供も光熱費とかに関心を持つようになってくれたことです。自分たちが使う量はどうすれば少なくなるとかを考えるようになってくれたのは親の想像を超えていたので嬉しかったです。

太陽光発電+蓄電池を導入

導入費用:200〜250万円

口コミを見ると、売電収入や電気代の変化を実感し、導入してよかったと感じている人が多いことが分かります。光熱費への意識が高まったという声もあり、生活面でのメリットを感じているケースも見られました。

一方で、パワーコンディショナの交換時期やメンテナンス費用、売電価格の変動など、長く使う中で見えてくる維持コストに触れている声もあります。

東芝の太陽光発電は設置して終わりではなく、長く使い続けていく設備です。だからこそ、保証内容や交換時期、今後どのようにメンテナンスしていくかをあらかじめ把握しておくと安心です。

  • 実施方法:クラウドワークス(CrowdWorks)にて実施
  • 対象者:太陽光発電を設置した経験のある全国の一般家庭
  • 実施期間:2025年10月3日〜10月17日
  • 有効回答数:295件

※本アンケートは、太陽光発電システムの導入実態や満足度、地域別の傾向を把握するために実施したものです。数値はクラウドワークス上の回答結果をもとに集計しています。

東芝の太陽光発電の価格相場

東芝の太陽光発電の価格相場

東芝の太陽光パネルは、販売当時のメーカー希望小売価格が公開されており、型番によって1枚あたり8万円台〜28万円台程度で販売されていました。

ただし、太陽光発電の導入費用は「パネル本体の価格=設置費用」ではありません。

実際の導入には、太陽光パネルに加えて、架台・配線工事・パワーコンディショナ・接続箱・施工費などが必要になります。さらに、蓄電池を併設する場合はその分の費用も加算されます。

メーカーが異なっても、導入に必要な機器構成や工事内容は大きく変わりません。そのため見積もり時には、「パネル価格」ではなく、システム全体の費用(総額)を確認することが重要です。

住宅用太陽光発電の価格相場は、1kWあたり約26.7万円とされており、一般的な住宅で多い4kW〜5kWでは、約106万円〜133万円前後が工事費込みの目安です。

東芝の太陽光発電に関するよくある質問

よくある質問

東芝の太陽光発電に関する質問をいくつか紹介します。

Q
東芝太陽光の販売は終了したの?
A

はい。東芝は住宅用太陽光発電事業から撤退しており、現在は東芝ブランドの太陽光パネルやパワーコンディショナーを新規で購入することはできません
事業はXSOLへ譲渡されており、XSOLは既存ユーザー向けの保証・修理・サポート対応のみを行っています。

Q
東芝の太陽光発電の保証は今でも有効ですか?
A

はい。有効です。
モジュール出力保証や機器保証などは現在も継続しており、XSOLが窓口となって保証・修理対応を行っています。

Q
東芝の太陽光発電の保証は今でも有効ですか?
A

はい。有効です。
モジュール出力保証や機器保証などは現在も継続しており、XSOLが窓口となって保証・修理対応を行っています。

Q
XSOL(エクソル)はどこのメーカーですか?
A

XSOLは日本の太陽光発電メーカーで、住宅用・産業用ともに太陽光発電システムを取り扱っています。
現在は東芝の住宅用太陽光発電ユーザー向けのサポート窓口も担当しています。

Q
東芝の太陽光発電のパワーコンディショナーはどうなりますか?
A

東芝製のパワーコンディショナーも、XSOLがサポート窓口を引き継いでいます。
寿命は一般的に10〜15年程度とされているため、長く使用している場合は交換のタイミングを迎えているケースもあります。

Q
東芝の太陽光パネルは中古で購入できますか?
A

中古市場に出回ることはありますが、メーカー保証の対象外になる可能性が高く、推奨はされません。
東芝製品のサポートは「既設ユーザー」に限られているため、新規設置目的での中古購入は注意が必要です。

東芝の太陽光発電事業はエクソルが引き継いで安心

東芝は住宅用太陽光発電事業から撤退しましたが、すでに設置しているユーザーへの保証・修理・問い合わせ対応は、現在もXSOL(エクソル)が引き継いでいます。そのため、サポートが受けられなくなる心配はありません。

一方で、東芝ブランドの機器はすでに販売終了となっており、パワーコンディショナの交換や蓄電池の導入、新規で太陽光発電を検討する場合は、他メーカーの製品から選ぶことになります。

現在の配線状況や設置環境に合った機器を選ぶには、東芝のシステム構成に詳しい施工業者へ相談し、複数社の提案を比較しながら検討することが大切です。

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