ロンジソーラーを検討中の方で、以下のような疑問を持つ方も少なくないのではないでしょうか。
「ロンジソーラーって本当に信頼できるの?」「海外メーカーだけど、日本でのサポートは大丈夫?」
ロンジソーラー(LONGi Solar)は、2000年に中国で設立された太陽光発電メーカーです。現在は太陽光モジュール出荷量で世界第1位を誇り、2016年には日本法人も設立されています。高い変換効率と財務の安定性を兼ね備えており、住宅用から産業用まで幅広く選ばれているメーカーです。
この記事では、ロンジソーラーの信頼性・性能・価格・保証など、導入前に押さえておきたい情報を解説します。
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ロンジソーラーの強み

太陽光発電の導入を検討する際、多くの方が最も慎重になるのが「メーカーの信頼性」ではないでしょうか。特に海外メーカーの場合、世界的な評価、財務の安定性、国内でのサポート体制を確認することが重要です。
ロンジソーラーは世界シェアNo.1という実績を持つ一方で、「日本での信頼性は本当に大丈夫なのか」と不安を感じる方もいらっしゃるでしょう。
ここでは、ロンジソーラーの強みについて解説します。
世界トップシェアを誇る
ロンジソーラーは太陽光モジュールの出荷量において、2021年から2023年まで3年連続で世界第1位を記録しています。世界中で選ばれ続けているのは、単結晶シリコン製品に特化した一貫生産体制を持っているからです。
- 太陽光モジュール出荷量3年連続世界1位(2021〜2023年)
- 累計出荷量は数十ギガワット規模
- 単結晶シリコン専門メーカーとしての技術力
- インゴット〜モジュールまで一貫生産による品質管理
財務基盤が安定している
ロンジソーラーは、財務健全性で業界最高ランクの「AAA」格付けを19期連続で取得しています。
太陽光発電システムは20〜30年使う設備のため、メーカーが倒産すると保証を受けられなくなるおそれがあります。そのため、企業の財務の安定性は重要なポイントです。
ロンジは複数の国際評価機関から、長期的に事業を続けられる財務基盤を持つ企業として認められており、中国メーカーの中でも倒産リスクが低いと評価されています。
- PV ModuleTech バンカビリティ格付け:AAA(19期連続)
- BNEF評価:100%バンカブル認定
- 金融機関が融資対象として認める信頼性
国内サポートが充実している
ロンジソーラーは2016年5月に日本法人「LONGi Solar Technology株式会社」を設立し、東京都港区に本社を構えています。2017年の秋から日本向けの本格的な販売を開始しており、現在では全国に販売代理店のネットワークも拡大中です。
困ったときの問い合わせも、もちろん日本語で電話やメールで対応してもらえます。
- 日本法人設立:2016年5月
- 本社:東京都港区、営業所:大阪
- 問い合わせ:日本語で電話・メール対応
- 販売網:全国の代理店ネットワーク
国内での導入実績が多く業界からも高く評価されている
ロンジソーラーは日本国内で着実に実績を重ね、多くの家庭や企業で稼働しています。
日本の太陽光発電業界のルールを守る証として、業界団体JPEA(太陽光発電協会)の正会員にも加盟しています。製品販売だけでなく、社会的責任を果たす姿勢も国際的に評価されています。
住宅用はもちろん、商業施設や工場など幅広い現場で導入され、その品質が高く評価されています。
- 住宅用・産業用ともに全国で導入実績を拡大
- JPEA(太陽光発電協会)正会員としてCSR委員会にも参加
- EcoVadisサステナビリティ評価:ゴールド(上位5%)獲得
- 商業施設や工場での大規模導入事例も多数
ロンジソーラーの性能は?発電効率と耐久性

太陽光発電システムを選ぶ際、メーカーの信頼性と同じくらい重要なのが「製品の性能」です。
発電効率が高ければ限られた屋根スペースでも多くの電力を生み出せますし、耐久性が優れていれば長期間安定した発電が期待できます。
ここでは、以下の3つの観点からロンジソーラーの性能を徹底的に検証します。
- 業界最高水準の変換効率を実現する独自技術
- 日本の厳しい気候条件に対応した耐久設計
- 住宅の屋根形状や予算に合わせて選べる製品ラインナップ
世界最高クラスの発電効率で、限られた屋根でもしっかり発電
ロンジソーラーの最新モデル「Hi-MO 9」は変換効率24.43%、「Hi-MO 7」は22.5%と、業界でもトップクラスの性能を誇ります。
この高い発電性能を支えているのが、独自の「HPBC(Hybrid Passivated Back Contact)」技術です。この技術では、電極をセルの裏側に配置して表面全体で光を受け止められるようにし、発電ロスを大幅に減らしています。
- セル全面で光を取り込むバックコンタクト構造
- 電極を裏側に配置し、光の反射や損失を最小化
- 低照度でも発電できる安定した性能
- 従来のPERC技術より6〜10%の出力アップ
積雪・塩害・台風にも強い高耐久
日本は地域によって気候が大きく異なり、積雪や塩害、台風、地震など、さまざまな自然条件に耐えられる強度が求められます。
ロンジソーラーのパネルは約540kg/㎡の荷重に耐えられる設計で、雪の多い地域でも安心して設置できます。さらに、国際的な品質基準をクリアしており、日本の厳しい環境でも長期間安定して発電できる耐久性を備えています。
- 積雪荷重:約540kg/㎡に対応(豪雪地域でも安心)
- 風圧荷重:台風クラスの強風にも耐える設計
- 塩害対策:海沿いでも使用できる耐腐食モデルを用意
- 多湿対応:梅雨や高温多湿環境でも劣化しにくい構造
ロンジソーラーの製品ラインナップと選び方

ロンジソーラーは、用途や設置環境に合わせて選べる主力モデル「Hi-MO」シリーズを展開しています。このシリーズには、高性能を重視する方向けの最上位モデルから、初期費用を抑えたい方向けのエントリーモデルまで幅広いラインナップが揃っています。
また、住宅のデザインになじむ「オールブラック」タイプもあり、外観を重視する家庭にも人気です。
| シリーズ名 | 特徴 | 変換効率 | おすすめの方 |
|---|---|---|---|
| Hi-MO 9 | N型HPBC 2.0技術採用・最高性能 | 24.43% | 発電量を最大化したい方 |
| Hi-MO 7 | 高出力・高効率バランス型 | 21〜22% | バランス重視の方 |
| Hi-MO X6 | コストパフォーマンス重視 | 最大23.3% | 初期費用を抑えたい方 |
| オールブラック | デザイン性重視モデル | モデルにより異なる | 外観を重視する方 |
ロンジソーラーの導入費用

太陽光発電を検討する上で、やはり一番気になるのは導入費用や「何年で元が取れるか」といったことでしょう。
ここでは、実際の設置費用から何年で元が取れるのかといった、お金に関する疑問をまとめて解説していきます。
- 容量別の導入費用の目安
- 年間どれくらい得するのか、何年で回収できるのか
導入費用は4kWで約105万円から
ロンジソーラーは、国内メーカーよりやや手頃な価格で導入できるのが特徴です。2025年時点の住宅用太陽光発電の全国平均は、1kWあたり約25.5万円とされています。
ロンジソーラーのような海外メーカーは、大量生産によってコストを抑えており、1kWあたり23〜28万円程度が目安です。この費用にはパネル本体のほか、パワーコンディショナー・架台・配線・設置工事費なども含まれます。
一般的な4人家族の場合、5kW前後のシステム容量が目安です。
| 容量 | 総額(工事費込) | 1kWあたり |
|---|---|---|
| 4kW | 約105万円 | 約26.3万円 |
| 5kW | 約130万円 | 約26.0万円 |
| 6kW | 約158万円 | 約26.3万円 |
年間約8〜11万円の節約で、10〜12年ほどで元が取れる
ロンジソーラーを導入した場合、一般的な家庭では10〜12年ほどで初期費用を回収できる見込みです。
発電量や電気の使い方によって結果は変わりますが、4人家族で初期費用130万円・5kWシステムを導入した場合のシミュレーションでは、約12年で回収できる計算です。
- 前提条件
設置容量:5kW(初期費用 約130万円)
年間発電量:約5,500kWh
自家消費:30%/売電:70% - 年間の経済メリット
電気代削減:約5万円
売電収入:約6万円(売電単価16円/kWh)
合計:約11万円 - 投資回収期間
130万円 ÷ 11万円 ≒ 約11.8年
太陽光発電を導入する前に確認すべき4つのポイント

太陽光発電は20年以上の長期投資ですが、契約後の変更は難しいことが多いです。
ここでは、長期的に安心して太陽光発電と付き合っていくために、契約を結ぶ前に必ず確認しておきたい最終チェックポイントを解説します。
- 保証内容は充実しているか?
- 信頼できる施工業者の見分け方は?
- 見積もり価格は適正か?
- 設置後の維持費はいくらか?
保証制度を確認する
太陽光発電は長く使うものなので、保証内容は非常に重要です。保証内容はメーカーによって異なるため、事前に内容を確認し納得したうえで導入しましょう。
ロンジソーラーは、製品保証15年、リニア出力保証25年という業界高水準の充実した保証を提供しています。
以下のように、一般的な保証内容と比較すると、ロンジソーラーの保証が十分なレベルであるといえるでしょう。
| メーカーのタイプ | 製品保証 | 出力保証(期間) | 25年後の発電量 |
|---|---|---|---|
| ロンジソーラー | 15年 | 25年 | 88.9%以上 |
| 海外メーカー (高価格帯) | 15年〜25年 | 25年〜30年 | 87%〜90% |
| 国内メーカー (標準) | 10年〜15年 | 20年〜25年 | 80%〜85% |
| 海外メーカー (低価格帯) | 12年 | 25年 | 84%前後 |
自分に合った施工店を選ぶ
太陽光発電の満足度は、どの施工店を選ぶかが大切です。どんなに高性能なパネルでも、施工が悪ければ性能を十分に発揮できず、雨漏りなどのトラブルにつながる恐れもあります。
優良な施工店を見極めるためには、価格だけでなく、その会社の信頼性や技術力を多角的にチェックすることが必要です。特に海外メーカー製品の取り扱いには、専門知識と経験が求められます。
- 施工IDや建設業許可の保有
メーカーが定める正しい工法で施工できる技術力の証明。 - 詳細な見積書の提出
「一式」表記ではなく、部材や工事内容の内訳が細かく記載されているか確認。 - アフターサポート体制の充実度
定期点検やトラブル時の連絡先が明確になっているかチェック。
複数業者から「相見積もり」を必ず取る
太陽光発電を導入する際は、必ず2〜3社以上の業者から見積もりを取る「相見積もり」を行いましょう。
太陽光発電には定価がなく、同じ製品でも販売店によって価格が大きく異なります。1社だけの見積もりでは、その価格が高いのか安いのか判断できず、知らないうちに損をしてしまうかもしれません。
- 同じ条件で見積もりを依頼する
価格を正確に比較するため、同じメーカー・同じ容量で見積もりを取る - 見積書の詳細を比較する
総額だけでなく、kW単価や保証内容、内訳項目まで細かくチェックする
設置後にかかるメンテナンスと交換費用を把握しておく
太陽光発電は「設置すれば終わり」ではなく、長く使い続けるためには定期的なメンテナンスと、将来的な部品交換が必要になります。
2017年に改正されたFIT法では、太陽光発電システムの定期メンテナンスが義務付けられました。点検を怠ると発電効率が落ちるだけでなく、故障や最悪の場合は火災事故につながる恐れもあります。
太陽光パネル本体の寿命は25年以上ありますが、電気を変換するパワーコンディショナーという機器は15年から20年ほどで交換時期を迎えるのが一般的です。
- 定期点検費用
4年に1回程度の点検が推奨されており、1回あたり2万円前後が目安となります。 - パワーコンディショナー交換費用
15年から20年で交換が必要となり、工事費を含めて20万円から30万円程度の
費用がかかります。 - 清掃費用
通常は雨で汚れが洗い流されますが、鳥のフンなどで汚れがひどい場合には、
専門業者による清掃が必要になることもあります。
まとめ

ロンジソーラーの太陽光発電は、世界シェアNo.1の実績と業界最高水準の変換効率24.43%を実現した高性能が魅力です。
製品保証15年・出力保証25年に加え、日本法人による国内サポートで導入後も安心できます。
- 世界的な実績と信頼性を重視する方
- 高い発電効率で限られた屋根スペースを最大活用したい方
- 長期保証と日本語サポートを求める方
- 初期費用を抑えながら高性能なパネルを導入したい方
- 蓄電池とセットで電気代削減と防災対策を両立したい方

性能と信頼性、そしてコストパフォーマンスのバランスを重視したい方にとって、ロンジソーラーは理想的なメーカーではないでしょうか。
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