太陽光発電の設置費用はいくらかかる？
蓄電池を一緒に導入するとどれくらい高い？
太陽光発電は本当に元が取れるの？
太陽光発電の導入を検討している方のなかには、このような疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
設置費用や回収年数がわかりにくい設備だからこそ、具体的な相場を知っておくと導入の判断がしやすくなります。
この記事では、太陽光発電の設置費用の相場や内訳、蓄電池を併用する場合の費用を紹介し、設置費用を節約する方法や元が取れるまでの年数についても詳しく解説します。
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太陽光発電の設置費用の相場
太陽光発電の設置費用は、ソーラーパネルの容量に左右されます。また、新築とリフォームで設置費用の平均に差がある点もポイントです。
見積もりの金額をしっかりと比較するためにも、まずは太陽光発電の設置費用の相場を押さえておきましょう。
設置費用に影響するのはソーラーパネルの容量
資源エネルギー庁の資料によると、2024年の太陽光発電の設置費用は、1kWあたり新築で28.6万円、リフォームの場合は32.6万円です。（出典：資源エネルギー庁）
太陽光発電の合計費用は、導入するソーラーパネルの容量（kW）が大きいほど高くなります。
太陽光発電の1kWあたりの設置費用は長期的には下落傾向にあり、2012年には46.5万円/kWでしたが、2022年には27.4万円/kWまで低下しました。
2023年以降はやや上昇傾向にあるものの、10年前と比べると現在の水準は依然として大きく下がっているといえます。
【新築】太陽光発電の設置費用の平均
新築物件における太陽光発電の設置費用の平均を、容量別にまとめました。住宅用ソーラーパネルの容量は、一般的に3～5kWが多いため、3kWから紹介します。
| ソーラーパネル容量 | 設置費用の目安 |
| 3kW | 約85.8万円 |
| 4kW | 約114.4万円 |
| 5kW | 約143.0万円 |
| 6kW | 約171.6万円 |
| 7kW | 約200.2万円 |
| 8kW | 約228.8万円 |
| 9kW | 約257.4万円 |
| 10kW | 約286.0万円 |
新築時に太陽光発電を設置する場合は、住宅の設計段階からシステムを組み込めます。電気の配線や屋根での作業を新築工事と同時に進められるため、別途工事を行うよりも費用を抑えやすい点が特徴です。
【リフォーム】太陽光発電の設置費用の平均
既存住宅にリフォームで太陽光発電を導入する場合、設置費用の相場は次のようになります。
| ソーラーパネル容量 | 設置費用の目安 |
| 3kW | 約97.8万円 |
| 4kW | 約130.4万円 |
| 5kW | 約163.0万円 |
| 6kW | 約195.6万円 |
| 7kW | 約228.2万円 |
| 8kW | 約260.8万円 |
| 9kW | 約293.4万円 |
| 10kW | 約326.0万円 |
リフォームで太陽光発電を設置する場合は、太陽光発電の工事のためだけに足場を組むケースが多く、屋根周りの追加作業も発生しやすくなります。このような付帯工事が加わるため、新築と比べて費用が高くなる傾向があるのです。
太陽光発電の設置費用の内訳
資源エネルギー庁の資料を見ると、太陽光発電の設置費用の内訳がわかります。
上記の割合をもとに、太陽光発電の設置費用の内訳（新築）をまとめると、次のようになります。
| 項目 | 容量3kW | 容量4kW | 容量5kW |
| ソーラーパネル | 40.3万円 | 53.8万円 | 67.2万円 |
| パワコン | 14.6万円 | 19.4万円 | 24.3万円 |
| 架台 | 7.7万円 | 10.3万円 | 12.9万円 |
| その他の設備 | 0.9万円 | 1.1万円 | 1.4万円 |
| 工事費 | 24.9万円 | 33.2万円 | 41.5万円 |
| 合計 | 85.8万円 | 114.4万円 | 143.0万円 |
ここからは、それぞれの詳しい内容と費用の相場を解説します。
ソーラーパネルの費用
ソーラーパネルは、太陽光発電システムの中心となる機器です。太陽光を電気に変換する役割を持っています。
最適なパネルの配置や枚数は、屋根の形状や向き、地域の気候条件によって異なります。メーカーやパネルの種類、発電効率などにより、価格も大きく変わるため、複数の見積もりを比較すると判断しやすいでしょう。
ソーラーパネルの価格相場は、以下の記事で詳しく解説しています。
パワーコンディショナーの費用
パワーコンディショナー（パワコン）とは、ソーラーパネルで発電した直流の電気を、家庭で使える交流の電気に変換する装置です。
パワーコンディショナーには、接続ユニットが組み込まれた一体型と、別途ユニットを取り付ける分離型の2タイプがあります。分離型では追加費用が必要になる場合があるため、見積もりの段階で確認しておくと安心です。
また、変換効率の高い機種を選ぶことで、発電した電気の無駄を減らし、家庭で使える電力量を増やせます。結果敵に設備全体の効率が上がり、太陽光発電のメリットをより大きく感じられるようになるでしょう。
【シャープ】
【オムロン】
【ファーウェイ】
【SMA】
架台の費用
ソーラーパネルを屋根などに固定し、太陽光を適切に受けられる角度に調整するための設備が架台です。
屋根の材質や形状、設置するパネルの種類によって適切な架台は異なり、雪の多い地域では積雪に耐える強度が求められる場合もあります。
設置工法に合わせた部材選びが必要なため、工務店や施工業者との事前確認が大切です。適切な架台を使用すれば、発電効率の安定とシステムの耐久性向上につながります。
その他の設備の費用
太陽光発電の導入時には、発電モニターの費用や補助金申請費用、保証関連費用など、パネルやパワコン以外の細かな支出も発生します。
国や自治体の補助金を利用する際には、申請作業が必要です。業者が手続きを代行する場合は、手数料が発生するケースもあります。
その他、電力会社への申請や保証延長費用なども含めると、設備外の諸費用は費用の総額に小さくない影響を与えます。
太陽光発電の設置工事の費用
太陽光発電の設置工事費は、ソーラーパネルの次に大きな費用となる項目です。
工事費は屋根の形状や材質、作業方法によって幅が出やすく、急こう配の屋根や特殊工法が必要な場合は追加費用がかかることもあります。
足場の設置が必要かどうかでも金額が変わるため、事前に現地調査を受けると費用の精度が高まります。
太陽光発電と蓄電池を併用する場合の費用は？
太陽光発電と蓄電池を一緒に導入する場合は、太陽光発電の設置費用に加え、蓄電池の本体価格もプラスされます。
ここでは、太陽光発電+蓄電池の設置費用の平均と、太陽光発電と蓄電池を併用するメリットをご紹介します。
太陽光発電+蓄電池の設置費用の平均
家庭用蓄電池の本体価格は、容量に応じて以下のように変わります。
| タイプ | 容量の目安 | 本体価格の相場 |
| コンパクトタイプ | 1～5kWh | 90～150万円 |
| 中容量タイプ | 5～10kWh | 150～180万円 |
| 大容量タイプ | 10kWh～ | 180～250万円 |
上記を踏まえると、太陽光発電+蓄電池の設置費用の平均は次のようになります。
| ソーラーパネル容量 | 新築の相場 | リフォームの相場 |
| 3kW | 約175.8万～335.8万円 | 約187.8万～347.8万円 |
| 4kW | 約204.4万～364.4万円 | 約220.4万～380.4万円 |
| 5kW | 約233.0万～393.0万円 | 約253.0万～413.0万円 |
| 6kW | 約261.6万～421.6万円 | 約285.6万～445.6万円 |
| 7kW | 約290.2万～450.2万円 | 約318.2万～478.2万円 |
| 8kW | 約318.8万～478.8万円 | 約350.8万～510.8万円 |
| 9kW | 約347.4万～507.4万円 | 約383.4万～543.4万円 |
| 10kW | 約376.0万～536.0万円 | 約416.0万～576.0万円 |
- 実効容量を基準に選ぶ
カタログの定格容量ではなく、実際に使える実効容量を確認して選定する。 - 世帯人数に合わせて容量を決める
1～2人暮らしは4～6kWh、3～4人家族は6～10kWh、オール電化住宅は10kWh以上が目安。 - 在宅時間と生活スタイルを考慮する
日中不在が多い家庭は小～中容量で十分。在宅時間が長い家庭は余裕のある容量が向いている。 - 太陽光発電の余剰電力量を確認する
余剰が多い場合は、中容量以上を選ぶと自家消費率を高めやすい。 - 停電時に使用したい家電を明確にする
最低限の家電のみなら小容量で足りる。高負荷家電まで使いたい場合は10kWh以上が必要。 - 家電の同時使用量（出力kW）を確認する
容量が大きくても出力が小さいと同時に家電を使えないため、出力もチェックする。 - オール電化住宅は200V対応かを確認する
IHやエコキュートを使う場合は、200V出力対応モデルが前提。 - 設置スペースや重量も考慮する
住宅のスペースが限られている場合は、コンパクトモデルが適している。 - 将来の電気使用量の増加も見据える
EVと連携する予定がある場合は、10kWh以上やV2H対応モデルを選ぶと安心。
太陽光発電と蓄電池を併用するメリット
太陽光発電と蓄電池の同時導入を迷っている方は、以下に整理したメリットを参考に検討してみましょう。
- 自家消費率を高められる
昼間に発電した余剰電力を蓄電池にため、夜間に使えるため、電力会社から買う電力量を減らせる - 電気代の節約につながる
電気料金の高い時間帯を蓄電池の電力でまかなえるため、時間帯別料金の家庭でもコストを抑えやすい - 停電時の備えになる
蓄電池があれば停電しても電気を使えるため、冷蔵庫・照明・通信など最低限の生活を維持できる - 再エネの自家利用が進む
売電価格が低下している現状でも、自宅で電気を使うことでメリットを最大化しやすい - 電力の無駄を減らせる
太陽光で発電した電気を使い切る形となるため、発電量が多い家庭でも無駄が出にくい - 電気使用を最適化できる
AI制御タイプなら、電気料金が高い時間帯に蓄電池の電力を優先するなど、自動最適化が可能 - EVやV2Hと連携しやすい
将来的にEVを導入する場合、家庭内のエネルギーマネジメントを一元化しやすくなる
太陽光発電の設置費用のアンケート結果
独自アンケートの結果をもとに、太陽光発電の設置費用の傾向を整理しました。現実的な価格帯をチェックし、相場感をつかんでおきましょう。
太陽光発電の設置費用の現実的な相場感
蓄電池を導入せず、太陽光発電のみ設置した方のアンケート結果は以下のとおりです。
- 件数（回答数）：75件
- 平均費用：169.3万円
- 中央値：125万円
- 最頻値（もっとも多い価格帯）：100～150万円
- 最低価格：100万円未満
- 最高価格：350万円
太陽光発電のみを設置した方のアンケート結果では、平均費用は約169万円、中央値は125万円でした。もっとも多かった価格帯は「100〜150万円」で、導入費用が100万円台に収まるケースが主流です。
最高価格は350万円と幅はありますが、3〜5kW程度の住宅用システムでは150万円前後が現実的な相場といえます。
太陽光発電を導入した方の総合満足度
グラフを見ると、満足（53.2％）ととても満足（21.3％）を合わせて約74.5％が肯定的な評価をしており、太陽光発電の導入後の満足度は非常に高いことが分かります。
一方で、「不満」「やや不満」は合わせてわずか 4.2％ と少なく、ネガティブな意見はごく一部にとどまっています。
| 評価 | 件数 | 割合 |
|---|---|---|
| ★★★★★ とても満足 | 30件 | 21.3％ |
| ★★★★☆ 満足 | 75件 | 53.2％ |
| ★★★☆☆ どちらともいえない | 30件 | 21.3％ |
| ★★☆☆☆ やや不満 | 4件 | 2.8％ |
| ★☆☆☆☆ 不満 | 2件 | 1.4％ |
太陽光発電を導入して良かった点と後悔した点
- 電気代が下がった：70件
- 停電時に安心：31件
- 売電収入が想定より良い：15件
- 補助金でお得に設置できた：9件
- サポートが丁寧：6件
- 特に後悔していない（満足している）：45件
- 初期費用が高かった：35件
- 思ったより電気代が下がらなかった：14件
- 売電収入が少なかった：14件
- 蓄電池もセットで設置すればよかった：12件
アンケート回答からは、太陽光発電の導入に満足している方が多いことが明らかになりました。とくに「電気代が下がった」「停電時に安心できる」といった声が多く、日常の節約効果と防災面の安心感が評価されています。
一方で「初期費用の高さ」や「思ったより電気代が下がらなかった」という不満も一定数あり、費用対効果に対する考え方には個人差が見られます。
太陽光発電を導入した方の約6割は「後悔していない」と回答しており、全体的には導入満足度の高い傾向がうかがえます。
- 実施方法：インターネットによる任意回答
- 対象者：太陽光発電を設置した経験のある全国の一般家庭
- 実施期間：2025年11月28日〜12月12日
- 有効回答数：141件
※本アンケートは、太陽光発電システムの導入実態や満足度、地域別の傾向を把握するために実施したものです。数値は、クラウドワークス上の回答結果をもとに集計しています。
太陽光発電の設置後にかかる費用
太陽光発電は設置時だけでなく、設置後もさまざまな費用がかかります。とくに意識しておきたい設置後の費用を見ていきましょう。
太陽光発電のメンテナンス費用
太陽光発電を安心して長く使うためには、定期的な点検とメンテナンスが必要です。ソーラーパネルやパワーコンディショナーなど複数の機器で構成されているため、設置者や専門業者による確認が推奨されます。
点検内容は、不具の合確認や運転状態のチェック、電圧・絶縁抵抗の測定などが中心です。必要に応じて修理や部品交換が追加される場合もあります。また、地上設置の場合は草刈りや障害物の除去といった管理も必要になることがあります。
鳥害対策の費用
太陽光発電の設置後は、鳩などの鳥による被害への対策費用が発生する場合があります。ソーラーパネルの下は鳥が営巣しやすく、糞害や配線トラブルの原因になりやすいのです。
設置後に対策を行うと割高になるため、導入前の段階で設置業者にトラブル事例を確認し、必要に応じて鳥害対策を同時に実施することでコストを抑えやすくなります。
ソーラーパネルの撤去費用
太陽光発電システムは一般的に長期間使用を前提として設置されますが、住宅リフォームやパネルの老朽化などを理由に撤去するケースがあります。
ソーラーパネルには、鉛・セレンなどの有害物質が含まれている可能性があり、法令やガイドラインに沿ったリユース・リサイクル・廃棄が求められます。
また、10kW以上の設備は改正再エネ特措法により廃棄費用の積立が義務化されていますが、一般的な住宅用（10kW未満）は対象外です。
太陽光発電の設置費用を節約する方法
太陽光発電の設置費用は、工夫次第で抑えることが可能です。節約につながる主な方法を見ていきましょう。
初期費用0円ソーラーを利用する
0円ソーラーとは、初期費用0円で太陽光発電を導入できるサービスです。設備費用を事業者が負担し、利用者は実質負担なく太陽光発電を設置できます。
導入後の自由度や収益性を考えると、発電した電気を自家消費でき、売電収入も見込める自己所有のほうが、結果的にコストメリットを得やすい傾向があります。
太陽光発電の価値をしっかり引き出すためにも、自己所有を前提として複数の事業者から一括で見積もりを取り、条件を比較したうえで導入を判断するのがおすすめです。
補助金制度を活用する
家庭用の太陽光発電や蓄電池の導入を後押しする目的で、国や自治体がさまざまな補助金制度を運用しています。
- DR（需給調整）補助金（環境省）
蓄電池を活用した需給調整力の確保を支援し、蓄電池導入費の補助を受けられ - ZEH補助金（ZEH支援事業）
太陽光発電を含む省エネ住宅の新築・改修を支援する制度。ZEHレベルの住宅に対し定額補助が出る - ZEH＋補助金
ZEHより高性能な住宅を建設する場合に追加補助を受けられる。太陽光・蓄電池の導入と相性が良い - 子育てエコホーム支援事業
高い省エネ性能を持つ住宅の新築・リフォームを支援。太陽光発電の導入が必須条件となるケースがある - 東京都の太陽光・蓄電池補助金
住宅への太陽光発電・蓄電池の導入を支援する制度。設置容量に応じて補助額が加算される - 自治体独自の補助制度（市区町村）
市区町村レベルでも太陽光発電や蓄電池に対する個別の補助金が用意されている場合があり、国・都道府県補助と併用可能なケースが多い
上記の内容は変更される場合があります。最新情報を定期的にチェックしましょう。
複数の業者から相見積もりを取る
太陽光発電システムの導入費用は、業者によって大きく変わります。メーカーや製品が同じでも、工事費用・保証内容・アフターサービスなどが業者ごとに違うためです。
導入費用をできるだけ抑えたいなら、複数の業者から相見積もりを取ることがとても重要になります。
- 導入費用の比較ができ、適正価格を把握しやすい
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- 他社の見積もりをもとに、価格交渉がしやすくなる
- 不要なオプションの追加や高額な見積もりを防ぎやすい
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太陽光発電の設置費用の元が取れるのは何年後？
太陽光発電の導入を検討する際に気になりがちなのが、「設置費用はどれくらいで回収できるのか」という問題です。ここでは、モデルケースを使って投資回収期間をシミュレーションしてみます。
4人家族モデルの投資回収シミュレーション
太陽光発電の投資回収期間を、以下の条件で試算します。
- 太陽光発電：5.0kW
- 蓄電池：10kWh
- 設置費用：260万円
- 年間発電量：5,500kWh
- 年間の電気使用量：5,500kWh
- 買電単価：32円/kWh
- 売電単価：15円/kWh（2025年度FIT価格）
- 自家消費率：65％（蓄電池併用）
この条件では、年間の自家消費量が3,575kWh（5,500kWh×65%）になり、電気代の節約額は114,400円（3,575kWh × 32円）と計算できます。
残りの1,925kWhを売電すると28,875円（1,925kWh×15円）の収入が得られるため、年間の経済的メリットは143,275円と想定されます。
補助金適用で回収期間が短縮するケースも
太陽光発電や蓄電池の導入に補助金を適用すれば、設置費用を大幅に抑えられる場合があります。自治体によって補助額は異なるため、事例別に比較してみましょう。
| 区分 | 補助金額 | 実質負担額 | 回収年数 |
| 補助金なし | 0円 | 2,600,000円 | 約18.1年 |
| 東京都＋杉並区 | 1,670,000円 | 930,000円 | 約6.5年 |
| 相模原市 | 280,000円 | 2,320,000円 | 約16.2年 |
東京都＋区のような組み合わせが可能な地域では、元を取れるまでの期間が一気に短縮されるのが特徴です。一方、補助金が少ない地域では回収期間の短縮幅が小さくなります。
お住まいの地域ではどのような形で補助金を活用できるか、最新情報をチェックしてみましょう。
太陽光発電の設置費用まとめ
太陽光発電の設置費用は、ソーラーパネルの容量や新築・リフォームの違いによって大きく変わります。
蓄電池を併用する場合はさらに費用が上乗せされますが、電気代の節約や停電対策などの効果も期待できます。
設置費用の相場や内訳を把握し、導入を検討する際の参考にしましょう。
- 太陽光発電の設置費用は容量に比例して高くなり、新築のほうが割安になりやすい
- 容量1kWあたりの相場は新築28.6万円、リフォーム32.6万円
- 容量5kWの新築なら約143万円、リフォームの場合は約163万円が目安
- 設置費用はソーラーパネル・パワコン・架台・工事費などの項目で構成される
- 蓄電池を加えると100万～250万円ほど追加となり、総額は大きく変動する
- 相見積もりを取ることで費用差が明確になり、適正価格を把握しやすくなる
- 投資回収期間は一般的に15～20年前後だが、条件次第で短縮可能
太陽光発電をできるだけお得に導入したい方は、複数業者の比較が有効です。工事内容や保証の違いを一度に確認でき、自宅に最適なプランを選びやすくなります。
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