
家庭用蓄電池ってどのようなもの?
導入するとどんなメリットがあるの?
補助金を使うと安くなるって本当?
家庭用蓄電池が気になっている方のなかには、このような疑問を抱いている方もいるでしょう。
近年、電気料金の高騰や災害時の停電リスクへの備えとして、家庭用蓄電池への注目が高まっています。
家庭用蓄電池は、家計の負担を減らしながら家族の安全を守れる機器です。一方、さまざまなタイプがあるため、自宅に合ったものを選ぶのは容易ではありません。
この記事では、家庭用蓄電池の基礎知識やメリット・価格相場、選び方のポイントなどを解説します。後悔のない選択をするために、基本から丁寧に理解していきましょう。
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家庭用蓄電池とは

家庭用蓄電池は、電気をためて必要なときにその電気を使える設備です。
まずは、蓄電池の充放電の仕組みや産業用蓄電池との違いを押さえておきましょう。
蓄電池の充放電の仕組み

現在の家庭用蓄電池の主流であるリチウムイオン電池は、内部の正極材と負極材の間でリチウムイオンが行き来することで機能します。
外部から電力を供給すると、正極からリチウムイオンが放出され、電解液を通って負極へ移動します。このとき、電子も外部回路を通って負極に移動し、エネルギーが蓄えられます。
蓄えられた電気を使用する際、負極からリチウムイオンが放出され、電解液を通って正極へ移動します。同時に、電子が外部回路を通って負極から正極へ移動し、この電子の流れが電力として利用されます。
リチウムイオンの移動は可逆的な化学反応であり、電気の流れを変えるだけで何度も繰り返せるため、蓄電池として機能します。
太陽光発電でつくられる電気は直流ですが、家電で使う電気や商用電源は交流です。リチウムイオン蓄電池は直流で充放電を行うため、充電・放電の際にはパワコンなどの機器で直流と交流の変換が必要になります。
産業用蓄電池との違い
家庭用蓄電池と産業用蓄電池には、主に以下のような違いがあります。
| 家庭用蓄電池 | 産業用蓄電池 | |
| 容量 | 10kWh未満 | 数十kWh~500kWh超 |
| 主な用途 | 自家消費・節約・停電対策 | 高出力・長時間駆動 |
| 電池の主な種類 | リチウムイオン | NAS・鉛 |
| 出力 | 3kW程度 | 30kW以上 |
| 価格帯 | 90万~250万円程度 | 数百万円~数千万円以上 |
| 設置場所 | 一般住宅、集合住宅 | 工場、オフィス、商業施設 |
通常は容量で区別されることが多く、10kWh未満の蓄電池を家庭用と扱うのが一般的です。
家庭用蓄電池のメリット

家庭用蓄電池を設置すれば、家計の節約やもしものときの備えなど、多方面で暮らしを豊かにすることができます。
導入によって得られる具体的なメリットを、3つの視点から整理しました。
電気代の削減
夜間の単価が安い電気料金プランで安価な電力を蓄電池にため、単価が高い時間帯に蓄電池の電気を使えば、単価の差がそのまま電気代の削減につながります。
家庭用蓄電池を太陽光発電と併用することで、電気の自家消費を最大化できます。
日中発電して余った電力を蓄電池にため、発電できない時間帯にその電気を使えば、買電が不要な電気の自給自足を目指すことも可能です。
災害時の停電対策
家庭用蓄電池があれば、停電時でも生活に不可欠な最低限の電力を確保できます。蓄電池のタイプによっては、普段の生活と変わらない電気の使用も可能です。
太陽光発電とセットなら、昼間に発電した電気を蓄電池に充電して夜間に使用できるため、電力会社からの電気が復旧しなくても生活電力を長期間維持できます。
環境への配慮
家庭用蓄電池の導入は、個人レベルで取り組める地球温暖化対策の一つです。
電気の需要が高まる時間帯に蓄電池から放電することは、社会全体の電力需給バランスを安定させる効果があり、発電所の過剰な稼働を抑える手助けになります。
また、火力発電などに頼る化石燃料由来の電気の使用を減らし、太陽光などの再生可能エネルギーを蓄電池で効率よく循環させれば、CO₂排出量の削減に直接貢献できます。
リチウムイオン電池は鉛蓄電池と比較して環境負荷が低く、持続可能な社会に貢献できるという側面もあります。
家庭用蓄電池のデメリットや注意点

家庭用蓄電池にはメリットだけでなく、デメリットや注意点もあります。
導入を検討する際は、以下に挙げるデメリットや注意点も参考にしましょう。
高額な初期費用
家庭用蓄電池の本体価格は、90万~250万円が相場の目安です。気軽に導入できる価格帯とは言えないため、いかに出費を抑えるかが大きなポイントの一つになります。
初期費用を抑えるための一般的な対策が、国や地方自治体の補助金制度の活用です。適用可能な補助金を組み合わせれば、実質負担を数十万円軽減できるケースもあります。
電気代の削減効果だけで初期投資を回収するには、10年から15年、場合によってはそれ以上の期間がかかる可能性もあります。現時点では投資というより、防災・自給自足の側面が強い設備だと言えるでしょう。
経年劣化と寿命
蓄電池は充放電を繰り返すことで、徐々に容量が減少していきます。家庭用蓄電池の寿命の目安は10~15年です。
寿命を過ぎるとすぐに使えなくなるわけではありませんが、一般的には「充電はできるがすぐに容量がなくなる(長時間停電に対応できない)」という状態になります。
メーカーの保証期間(10~15年)を基準に、性能低下が著しい場合は交換を検討する必要があります。
設置場所の制限
家庭用蓄電池を不適切な場所に設置すると、以下のようなリスクが生じます。
- 寿命を大きく縮める原因になる
高温多湿の環境に設置すると内部の化学反応が加速し、劣化が早まります。 - メーカー保証の対象外になることがある
推奨設置条件を満たしていない場合、保証が適用されないリスクがあります。 - 一度設置すると個人での移動が難しい
家庭用蓄電池は重量が重く、業者による撤去・移設作業に費用がかかります。
安全面のリスクや経済的な損失が生じないよう、蓄電池は適切な場所に設置することが重要です。
容量・出力の制限
家庭用蓄電池は製品ごとに蓄電容量が決められており、電気をためられる量に上限があります。
蓄電池の容量選びを誤ると、電気の使用量が多い家庭では容量が不足し、頻繁な充電が必要になったり深夜電力を十分に活用できなかったりします。
出力に制限がある点にも注意が必要です。定格出力が低い場合、複数の家電を同時に使った際にブレーカーが落ちる可能性があります。
出力能力が高い蓄電池は本体価格が高額であり、安価なモデルほど出力制限が厳しい傾向があります。家庭用蓄電池選びでは、容量と出力のバランスを考慮することが大切です。
家庭用蓄電池の価格相場

家庭用蓄電池の価格は容量やタイプによって大きく変動し、相場を知らずに検討すると損をするリスクがあります。
容量別の本体価格の相場と導入費用の内訳をチェックし、納得のいく予算で導入するための判断基準を持っておきましょう。
家庭用蓄電池の本体価格の相場
家庭用蓄電池の容量1kWhあたりの価格相場は、10~15万円前後です。容量別の価格帯は以下のようになっています。
| 蓄電池の容量 | 本体価格の相場 |
| 1~5kWh | 90~150万円 |
| 5~10kWh | 150~180万円 |
| 10kWh~ | 180~250万円 |
上記の金額はあくまでも目安です。給電方式やメーカーなどによって、実際の価格は変わります。
家庭用蓄電池の導入費用の内訳
家庭用蓄電池の導入費用には、機器本体の価格以外に、設置工事や手続きに関する費用も含まれます。
- 蓄電池システム本体代
蓄電池ユニット・パワコン・リモコン・計測ユニットなど - 設置工事費用
基礎工事、配線工事、分電盤の改修にかかる人件費や部材費 - 申請費・諸経費
事業計画変更申請、補助金の申請代行、メーカー保証の登録にかかる費用
設置工事費用の相場は20万~40万円、申請費・諸経費の相場は3万~10万円です。蓄電池本体の価格とは別に発生する費用として、予算に組み込んでおく必要があります。
家庭用蓄電池をできるだけ安く導入する方法

家庭用蓄電池の導入費用は、工夫次第で節約できます。
補助金の活用や太陽光発電との同時導入で安くなることを確認しておきましょう。
国や自治体の補助金を活用する
家庭用蓄電池の設置費用は、国や自治体(都道府県・市区町村)の補助金で大幅に安くなる可能性があります。
お住まいの都道府県と市区町村で、どちらも補助金制度がある場合、併用できれば数十万~100万円規模の導入費削減が可能です。
- 一般的には、太陽光発電がなくても補助金を受けられますが、太陽光発電とのセット導入が条件になっている場合もあります。
- 国と自治体の補助金は、基本的には併用可能ですが、同一経費を二重に補助することはできません。
- 蓄電池であれば何でも良いわけではなく、制度ごとに定められた要件を満たす必要があります。
家庭用蓄電池の補助金については、以下の記事で詳しく解説しています。
太陽光発電と同時に導入する
太陽光発電が未設置の場合、蓄電池を導入するタイミングで太陽光発電システムも同時に導入するのがおすすめです。
蓄電池と太陽光発電を同時設置すると、設置工事が1回で済むため、それぞれを個別に導入するより施工費が安くなります。
なお、太陽光発電+蓄電池の同時導入費用の目安は180万~300万円程度です。
太陽光発電と蓄電池の同時導入については、以下の記事で詳しく解説しています。
相見積もりを取ってより安く信頼できる業者へ依頼するのがおすすめ
一括見積もりサイトを利用すれば、1回の入力で複数業者の見積もりが届くため、総額・保証・工事内容の違いを効率的に確認できます。
とくに「エコ×エネの相談窓口」は、最短60秒で蓄電池の相見積もりが取れるサービスで、以下のような安心ポイントが特徴です。

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「断りづらい…」という方のために、当社が代行連絡をサポート
しつこい営業がなく、価格・保証・施工内容をまとめて比較できるため、初めて蓄電池を導入する人でも安心して利用できます。蓄電池の交換を希望する場合は、見積もり依頼時に「蓄電池の交換希望」と明記しておくとスムーズです。
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家庭用蓄電池選びで見るべきポイント

自宅に適した蓄電池を選ぶことができれば、コスト面でも無駄が発生しにくくなります。
家庭用蓄電池選びで事前に確認しておきたいポイントをまとめました。
蓄電容量
容量が過剰だと無駄なコストがかかり、逆に容量が不足していると本来の効果を発揮しにくくなります。
- 目的を明確にする
災害時の最低限の備えか節電か、目的により必要な容量は変わります。 - 必要な電力量を計算する
夜間や停電時に使いたい電力量の合計が、必要な容量の下限です。 - 将来の変化を見越す
「家族が増える」「オール電化に変える」などの予定がある場合、余裕を持った容量が必要です。
- 1~5kWh(コンパクトモデル)
スマホの充電や照明など、停電時に最低限の備えがあれば十分というご家庭に向いています。 - 5~10kWh(中容量帯モデル)
日々の電気代節約と非常時のバックアップをバランスよく両立させたい世帯が使いやすいでしょう。 - 10kWh以上(大容量モデル)
太陽光でつくった電気を自給自足したいオール電化住宅や、電気の使用量が多い大家族によく選ばれています。
家庭用蓄電池の容量については、以下の記事で詳しく解説しています。
定格出力
定格出力は、「一度にどれだけの家電を同時に動かせるか」を決める重要な要素です。容量が「貯水タンクの大きさ」なら、定格出力は「蛇口の太さ」に例えられます。
一般的な家庭用蓄電池では3~5kWが多く、この数値が高いほど同時に多くの機器を使用できます。
- 3kWクラス
照明・冷蔵庫・テレビ・スマホ充電など、最低限の生活が可能 - 5kW以上
エアコン・電子レンジ・エコキュートなどの高出力家電を同時に使用可能
IHクッキングヒーターやエアコンなどの高電圧製品(200V)を使う場合、200Vに対応した定格出力の蓄電池が必要です。
負荷タイプ

家庭用蓄電池の種類は、停電時に電気を使える範囲により、全負荷型と特定負荷型に分けられます。
- 全負荷型
停電時も家全体の電気を使用できるため、ほぼ日常と変わらない生活を維持できます。導入コストが高く、消費が早くなる点がデメリットです。 - 特定負荷型
停電時は特定の部屋や必要最低限の家電のみ使用できます。導入コストが安く、節電すれば長期間使える一方、使える機器は限定されます。
- 全負荷型がおすすめ
オール電化住宅、停電時もエアコンやIHを使いたい、家族が多い - 特定負荷型がおすすめ
停電時に必要最低限の家電が動けばよい、導入費用を抑えたい
ハイブリッド型と単機能型

家庭用蓄電池の種類には、ハイブリッド型と単機能型があります。太陽光パネルと蓄電池のパワコンを1台にまとめるのがハイブリッド型、別々に設けるのが単機能型です。
| ハイブリッド型 | 単機能型 | |
| パワコン | 太陽光と共通(1台) | 太陽光用と別(計2台) |
| 太陽光との相性 | 新設・同時設置に最適 | 既存太陽光の後付けに最適 |
| 効率 | 変換ロスが少なく効率的 | 変換によるロスが生じやすい |
| 初期費用 | 高め | 安め |
| 設置スペース | 省スペース | 2台分必要 |
- ハイブリッド型がおすすめ
高効率で使いたい、太陽光の更新時期が近い - 単機能型がおすすめ
初期費用を抑えたい、今の太陽光設備がまだ使える
寿命・保証
家庭用蓄電池の寿命の目安は10~15年です。製品によってはサイクル数が設定されており、サイクル数が多いほど長寿命です。
製品ごとに設けられた保証期間もチェックしましょう。メーカー保証には主に以下の2種類があります。
- 機器保証
故障や不具合が発生した場合に修理・交換を行う保証 - 容量保証
初期容量の60~70%を下回った場合に修理・交換を行う保証
保証期間が長いほど、実質的な寿命が長い蓄電池であると言えます。
家庭用蓄電池の主要メーカーと代表モデル

蓄電池選びではメーカーを参考にするのも一つの方法です。
家庭用蓄電池の主要メーカーと代表モデルについて解説します。
パナソニック「創蓄連携システム S+」
パナソニックの「創蓄連携システム S+」は、太陽光と蓄電池のパワコンを統合したハイブリッド型蓄電池です。
停電時に200V機器も使える高い自立出力と、設置場所を選ばない自由度の高さを強みとしています。
将来的な増設も可能で、既設の他社太陽光発電システムとも連携しやすい設計です。
太陽光発電システムの直流電力をムダなく蓄電できるため、自家消費を最大化したいご家庭に向いています。
パナソニックの蓄電池について、より詳しく知りたい方はこちら▼
ニチコン「ESS-T3」
ニチコンの「ESS-T3」シリーズは、太陽光・蓄電池・EV(電気自動車)を連携させる、トライブリッド型蓄電システムです。最大9.9kWのハイパワーでEVを充電できます。
5.9kVAの高出力で全負荷200Vに対応し、将来の生活スタイルに合わせて4.9~14.9kWhの容量増設が可能です。
AIによる自動制御機能が備わっており、気象警報と連動し災害時に自動で満充電にして備えます。
EVの導入を検討しているご家庭や、大容量の電力を停電時も確保したいご家庭に最適な、次世代のエネルギー管理システムです。
ニチコンの蓄電池について、より詳しく知りたい方はこちら▼
長州産業「Smart PV Multi」
長州産業の「Smart PV Multi」は、全負荷・200V対応で停電時も普段通り家全体で電気が使えるハイブリッド蓄電システムです。
6.3~16.4kWhの豊富な容量選択やコンパクトな設計、設置後も単機能からハイブリッドへ仕様変更できる柔軟性を特徴に持ちます。
自家消費優先や売電優先など、生活環境に合わせて3種類の運転モードを選択・設定できます。発電した電力を最大限有効活用することが可能です。
将来的なシステム拡張を検討しているご家庭や、災害時の安心感を重視するご家庭に適した製品です。
長州産業の蓄電池について、より詳しく知りたい方はこちら▼
京セラ「エネレッツァ」
京セラの「エネレッツァ(Enerezza)」は、世界初の「クレイ型リチウムイオン蓄電池」を採用し、高い安全性や長寿命、低コストを実現した家庭用蓄電池です。
ライフスタイルや太陽光発電の容量に合わせて、5.5kWh・11.0kWh・16.5kWhの3つの蓄電容量から選択できます。
インテリアになじむデザインも魅力です。継ぎ目のない滑らかな曲面で覆われたシンプルなホワイトのデザインで、住空間に溶け込みます。
長期的なコストパフォーマンスを重視するご家庭や、高い防災性・安全性を求めるご家庭に適した蓄電池です。
京セラの蓄電池について、より詳しく知りたい方はこちら▼
テスラ「Powerwall 2」
テスラの「Powerwall 2(パワーウォール 2)」は、13.5kWhの大容量リチウムイオンバッテリーを搭載した家庭用蓄電池です。同等容量帯の蓄電池と比べても、本体価格が突出して抑えられています。
奥行きはわずか14.7cm、壁に取り付けても大きく張り出さないため、家の通路や外構の邪魔になりません。フラットでシンプルな外観も、住宅の外観に自然となじみます。
テスラ独自のソフトウェアが、天気予報や電気利用量から最適な充放電を自動管理する点も特徴です。また、最大10台まで接続でき、家庭のニーズに合わせて容量を拡張できます。
太陽光発電と組み合わせて電気の自給自足を目指すご家庭や、災害時の確実なバックアップ電源を求めるご家庭に最適です。
テスラの蓄電池について、より詳しく知りたい方はこちら▼
家庭用蓄電池の設置工事について

家庭用蓄電池を導入する際は、本体の購入とあわせて設置工事を行うことになります。ここでは、具体的な工事の流れやポイント・注意点について解説します。
設置工事の具体的な流れ
家庭用蓄電池の設置工事は、次のような流れで進められます。
- 現地調査と相談(1~2週間)
設置場所の確認、分電盤の調査、配線ルートの確認を行います。 - 見積もり・契約(1~2週間)
提示されたプランや金額を確認し、納得できれば正式に契約を交わします。 - 申請手続き(2~4週間)
電力会社への系統連系申請や自治体への補助金申請を行います。 - 基礎工事・搬入(1~3日)
蓄電池を設置する場所の基礎固めを行います。 - 設置・配線工事(1日)
蓄電池本体とパワコンを設置し、配線・分電盤接続を行います。 - 試運転・設定・引渡し(1日)
動作確認を行い、取り扱い説明を受けて完了です。
設置工事のポイントや注意点
家庭用蓄電池の設置工事にかかる期間は、基礎工事と本体設置を合わせて合計4~6日程度が目安です。本体の据え付けと電気工事自体は、1日で完了することがほとんどです。
屋外設置の場合は、基礎コンクリートを乾燥させるための期間が1~2日ほど必要になります。また、工事の過程で一時的に停電する時間帯があることも覚えておきましょう。
申し込みから設置完了までは、一般的に全体で1~2カ月ほどかかります。余裕を持って計画を立てましょう。
補助金を利用する場合は、申請が受理されてからでないと着工できません。スケジュールが後ろ倒しになりやすいため、補助金の進み具合を確認しながら工事日を決めることが大切です。
家庭用蓄電池に関するよくある疑問

家庭用蓄電池に関してよくある疑問にお答えします。
- Q家庭用蓄電池とは?
- A
家庭用蓄電池は、電気をためておき、必要なときに取り出して使える装置のことです。
太陽光発電でつくった電気や、電気代の安い深夜電力をためておき、家計の節約や停電時の備えとして活用できます。
- Qポータブル電源は家庭用蓄電池の代わりに使える?
- A
一時的なバックアップとしては利用可能ですが、家全体の電気をまかなう家庭用蓄電池とは役割が異なります。
家庭用蓄電池は分電盤と直接つなぐため、停電時に自動で家中(または特定の部屋)へ電気を送れるのが大きなメリットです。
一方、Ankerやエコフローなどのポータブル電源は、家電を直接つないで使う「持ち運び可能な予備電源」として使い分けるのが一般的です。
- Qマンションでも家庭用蓄電池を設置することは可能?
- A
マンションの場合、ベランダなど共有部分への設置には管理組合の許可が必要であるほか、床の耐荷重や避難経路の確保といった高いハードルがあります。
ただし最近では、屋内設置が可能な小型モデルも登場しています。検討の際は管理規約を確認し、マンションへの設置実績がある業者に相談するのがスムーズです。
- Q設置できる蓄電池の容量に上限はある?
- A
一般住宅で蓄電池を設置する場合、合計の蓄電容量が一定の基準を超えると、消防法上の火災予防条例に基づき、より高度な安全対策が求められるほか、消防署への手続きも必要となります。
かつては比較的少ない容量からこれらの制限が適用されていましたが、近年の規制緩和により、現在市販されている一般的な家庭用モデルであれば、単体での設置で基準を超えるケースはほとんどありません。
ただし、将来的な増設や大容量モデルの複数台連結を検討している場合は、合計容量が規制対象の範囲内かどうか、事前に専門業者へ確認することをおすすめします。
- Q蓄電池が発火したり火災につながったりするリスクは?
- A
現在普及しているリチウムイオン蓄電池は、JIS規格などの厳しい安全基準をクリアしており、通常の使用で火災が起きるリスクは極めて低くなっています。
各メーカーとも、異常な発熱を検知して自動停止する保護回路を搭載するなど、何重もの安全対策を施しています。
ただし、極端な高温になる場所への設置や強い衝撃は故障の原因になるため、推奨された環境を守ることが重要です。
家庭用蓄電池まとめ

家庭用蓄電池は、日々の電気代を抑え、災害時の安心を支える強力なツールです。ご家庭に合ったタイプや容量を正しく選ぶことで、無理のないエネルギーの自給自足を実現できます。
- 家庭用蓄電池の価格相場は90~250万円、補助金を活用して賢く導入を
- 停電時の備えか、日常の節電か、まずは優先する目的を明確にする
- 寿命の目安は10~15年、将来の交換時期まで見据えた計画が大切
- 太陽光発電との相性や設置スペースに合わせて型式や負荷タイプを選ぶ
- 設置完了まで1~2カ月かかるため、スケジュールには余裕を持つ
蓄電池は長く付き合っていく設備です。初期費用だけでなく、保証内容やアフターフォローまで含めたトータルな視点で判断することが、将来の満足度につながります。
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