電気代が上がり続ける中で「京セラの蓄電池って実際どうなんだろう?」「価格に見合う価値がある?」「高い買い物なのに、後悔したくない…」と悩んでいませんか。
京セラの蓄電池は長寿命・高信頼性が強みで、10年以上しっかり使う家庭には総合的にメリットの大きい製品です。
この記事では、京セラ蓄電池の2シリーズの特徴(2025年時点)・寿命・価格相場・口コミ評判・メリットデメリットなど購入前に知りたい情報をわかりやすく解説します。
- 京セラ蓄電池の価格相場は約140〜275万円
- 寿命は約20,000サイクル(実質15〜20年)で長持ち
- 単機能は後付け向き、ハイブリッドは太陽光と高効率連携
- 太陽光+蓄電池で年間約10〜12万円の節約が可能
- 国:最大約60万円+東京都:最大約66万円の補助が受けられる場合がある
- 京セラは長期利用で得したい人に特に向いている
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京セラ蓄電池「Enerezza(エネレッツァ)」3つの特徴
京セラは、家庭用の太陽光パネルを早くから手がけてきた日本の大手メーカーで、「長寿命・高信頼という評価がある国内大手メーカー」として知られています。
その京セラが家庭向けに開発した蓄電池がEnerezza(エネレッツァ)シリーズです。家のスペースに合わせて設置しやすく、太陽光との相性も良く、さらに国内メーカーならではの手厚い保証があるため、初めての家庭でも選びやすいのが特徴です。
ここからは、エネレッツァが支持されている理由は以下の3つです。
置き場所に困らない!家に合わせて選べる設置タイプ
エネレッツァシリーズは、戸建て住宅はもちろん、集合住宅など「スペースに余裕がない家」でも導入しやすい設計になっています。
屋内・屋外どちらの設置にも対応しており、直射日光を避けられる場所であれば、限られたスペースでも設置可能です。スリムでシンプルなデザインのため、玄関横・勝手口付近・屋外の小スペースなどにも収まりやすく、住宅の外観になじみやすい点も魅力です。
また、単機能タイプのエネレッツァは、太陽光発電システムと干渉しない構造のため、既に太陽光を設置済みの家庭でもスムーズに後付けできるというメリットがあります。「置き場所がない」「うちの家でも設置できる?」という不安に対して、家の環境に合わせた柔軟な設置ができるのが、エネレッツァシリーズの強みです。
参考:京セラ|単機能型蓄電システム Enerezza(エネレッツァ)、京セラ|マルチ入力型ハイブリッド蓄電システムEnerezza Plus(エネレッツァ プラス)
太陽光との相性がよい仕組み
京セラは「太陽光発電のパイオニア」として知られ、長年にわたり住宅向けソーラーを手がけてきた国内メーカーです。その蓄積された技術を活かし、エネレッツァシリーズは太陽光との相性の良さを重視して設計されています。
特にハイブリッドモデルでは、太陽光発電と蓄電池を1台のパワーコンディショナで一括管理でき、電力の変換ロスを抑えて効率よく使えるのが大きな特徴です。
さらに、余った発電を自家消費や売電に回す「押し上げ運転(グリッドサポート機能)」にも対応。売電と自家消費の切り替えを最適化し、「売るより使う”」という今の電気料金情勢に合った運用が可能になります。

そのため、すでに太陽光を設置している家庭でも、蓄電池を追加するだけで電気の使い方の自由度が大きく広がる点が魅力です。
国内製造・長期保証で壊れにくく安心して利用できる
京セラの蓄電池は、滋賀工場での完全国内生産にこだわり、「部材調達 → 製造 → 検査 → 出荷 → トレーサビリティ管理」までを一貫して自社で行っています。
この体制により、製品ごとの品質ばらつきを最小限に抑え、不具合発生時も国内サポート窓口が迅速に対応できるため、“壊れにくさ”と“安心できるアフターフォロー”を両立しています。
さらに、京セラが開発した独自技術「クレイ型(半固体)リチウムイオン蓄電池(エネレッツァ プラスに搭載)」は、電極層を従来比3〜5倍に厚く形成できる構造で、安全性・耐久性を高める仕組みが採用されています。

保証面でも、機器保証15年・容量保証15年・自然災害補償10年と、国内メーカーらしい手厚いサポート体制を完備。
こうした「国産クオリティ×長期保証」の組み合わせにより、「とにかく長く安心して使いたい」という家庭に選ばれやすい理由がしっかりと裏付けられています。
京セラ家庭用蓄電池は単機能型・ハイブリッド型の2シリーズ
京セラの家庭用蓄電池は、「単機能型 Enerezza(エネレッツァ)」 と「マルチ入力型ハイブリッド Enerezza Plus(エネレッツァ プラス)」の2シリーズが中心です。
どちらも 5.5 / 11.0 / 16.5kWhの3つの容量から選べるため、家族構成・生活スタイル・停電対策の強度などに合わせて柔軟に選択できます。
さらに、以前に販売された旧モデルからブラッシュアップされ、省スペース性・連携性能・耐久性などが大幅に向上した2025年時点の最新ラインナップとなっているのも特徴です。
2つのシリーズの違いをわかりやすく解説していきます。
後付けに最適な「Enerezza(エネレッツァ)」
エネレッツァは、太陽光発電のパワコンと切り離して使える単機能タイプの蓄電池です。既に太陽光を設置している家庭でも後付けしやすく、5.5 / 11 / 16.5kWhの3つの容量から暮らしに合わせて選べます。
本体はコンパクトで省スペース設計のため、屋外の狭い場所にも設置しやすいのが特徴です。また、太陽光システムに干渉しない構造になっているため、既存の太陽光のメーカー保証を失わずに導入できるという安心感があります。
運転方式は特定負荷型で、停電時には「冷蔵庫・照明・スマホ充電」など必要最低限の家電だけを長時間動かせるのがポイント。特に大容量タイプでは、数十時間にわたり電力を確保できるため、災害時の備えを重視する家庭に向いています。
<単機能型モデル・エネレッツァのラインナップ>
| 容量 | 型番 | 実効容量 | 希望小売価格(税込) |
|---|---|---|---|
| 5.5kWh | EGS-LM0550 | 約4.7kWh | 約3,036,000円 |
| 11.0kWh | EGS-LM1100 | 約9.4kWh | 約5,236,000円 |
| 16.5kWh | EGS-LM1650 | 約14.1kWh | 約7,436,000円 |
- すでに他社製の太陽光発電を設置している
- 太陽光のパワーコンディショナを交換したくない
- 停電時に「必要な家電だけ長く使える」安心感が欲しい
発電・蓄電を一括管理できる「Enerezza Plus(エネレッツァ プラス)」
エネレッツァ プラスは、太陽光発電・蓄電池・外部電源(車・発電機など)をまとめて1台で管理できるマルチ入力型ハイブリッドモデルです。太陽光でつくった電気をムダなく使えるため、「効率重視」の家庭に向いています。
容量は 5.5/11/16.5kWhの3種類から選べ、さらに2年以内ならあとから容量を増やすこともできます。家族が増えたり、電気の使い方が変わっても柔軟に対応できる点が安心です。
また、オプションのEXボックス+EXケーブルを使うと、車のコンセントやポータブル電源、発電機から家に電気を送ることも可能。太陽光が使えない夜間でも電源を確保でき、停電にとても強い「トライブリッド」のような使い方ができます。
さらに、京セラ独自の半固体クレイ型蓄電池を採用しており、約20,000サイクル(=1日1回使って約50年以上分)の超長寿命。一般的な蓄電池が10〜15年で交換と言われる中、寿命の長さはトップクラスです。
そして、太陽光のパワコン交換時期に合わせてエネレッツァ プラスへ切り替えると、太陽光と蓄電池を1台で一体化できるため、電気をさらに効率よく使えるようになります。「そろそろパワコン交換かな?」という家庭にとって、最適な選択肢です。
<マルチ入力ハイブリッド型・エネレッツァ プラスのラインナップ>
| 容量 | 型番 | 実効容量 | 希望小売価格(税込) |
|---|---|---|---|
| 5.5kWh | EGS-MC0550 | 約4.7kWh | 約3,586,000円 |
| 11.0kWh | EGS-MC1100 | 約9.4kWh | 約5,786,000円 |
| 16.5kWh | EGS-MC1650 | 約14.1kWh | 約7,986,000円 |
- 太陽光のパワコン交換時期が近い人
- 停電に強い家にしたい人(家まるごと給電したい人)
- 外部電源(車・発電機・ポータブル電源)も併用したい人
京セラ蓄電池「Enerezza(エネレッツァ)」シリーズのメリット・デメリット

京セラの蓄電池は、家庭環境に合わせて柔軟に選べる点が大きな特徴です。
一方で、蓄電池は長期間使う機器のため、「設置しやすさや種類の多さ」といったメリットだけでなく、「初期費用の高さ」など気になる面も事前に把握しておくことが重要です。
ここでは、エネレッツァシリーズに共通するメリットとデメリットをわかりやすく整理し、選ぶ前に知っておきたいポイントを解説します。
メリット|設置しやすい・種類が豊富で選びやすい
エネレッツァ(単機能)は、既存の太陽光にそのまま追加できる「後付けのしやすさ」が強みです。一方でエネレッツァ プラス(ハイブリッド)は屋内・屋外どちらにも対応し、設置環境の自由度が高いモデル。どちらも本体はコンパクトで、住宅事情に合わせて導入しやすい仕様になっています。
動作温度範囲は-20℃〜+40℃と広く、寒冷地や屋外でも安定して使用できる耐候性を備えているため、「場所や地域を選ばない蓄電池」として扱いやすさがあります。
ラインナップは5.5/11/16.5kWhの3容量が用意され、「単機能型 or ハイブリッド型」「特定負荷 or 全負荷」といった運転方式も選べるため、家庭の状況に合わせて柔軟に構成できるのも大きなメリットです。
デメリット|初期費用が高め・容量の20kWh超モデルがない
京セラの蓄電池は、国産メーカーならではの品質や信頼性が強みですが、そのぶん初期費用は他社よりやや高めです。
| メーカー | 容量ラインナップ | 価格相場(工事費込み) | メーカー保証 |
|---|---|---|---|
| 京セラ | 5.5 / 11 / 16.5kWh | 約140〜275万円 | 機器15年+自然災害10年 |
| シャープ | 4 / 6.5 / 9.5 / 13.9 / 19.2kWh | 約90〜220万円 | 10年(延長可) |
| オムロン | 6.5 / 9.8 / 16.4kWh | 約85〜200万円 | 10年(延長可) |
| HUAWEI | 5 / 10 / 15 / 20kWh超(増設可) | 約120〜260万円 | 10年 |
しかし京セラは、20,000サイクル相当の長寿命設計や、機器保証15年+自然災害10年という業界トップクラスの手厚いサポートを備えており、国産工場での一貫生産による高い品質も評価されています。そのため「10年以上しっかり使う前提」や「国産の安心感を重視する家庭」には、初期費用以上の価値が期待できる蓄電池です。
一方で、京セラは最大16.5kWhまでの容量しか選べず、20kWh以上の大容量モデルがありません。そのため、大家族・全負荷で長時間バックアップしたい家庭では、HUAWEIなど大容量ラインナップのあるメーカーのほうが選択肢が広い点はデメリットといえます。
他メーカーの蓄電池について解説している記事を一覧にしています。検討したい方はこちらをご覧ください。
【HUAWEI】
【オムロン】
【シャープ】
京セラ蓄電池は実際どう?口コミ・評判を紹介

エコ×エネの相談窓口では、京セラの蓄電池を導入した方に独自アンケートを実施し、実際にどのようなメリット・デメリットを感じたのかを調査しました。
ここでは、実際のユーザーのリアルな口コミをもとに、満足している点と気になった点を分かりやすく紹介します。
- 実施方法:クラウドワークス(CrowdWorks)にて実施
- 対象者:太陽光発電を設置した経験のある全国の一般家庭
- 実施期間:2025年10月3日〜10月17日
- 有効回答数:295件
※本アンケートは、太陽光発電システムの導入実態や満足度、地域別の傾向を把握するために実施したものです。数値は、クラウドワークス上の回答結果をもとに集計しています。
良い口コミ|電気代削減・売電収入・停電対策に満足
京セラ蓄電池の良い口コミでは、特に「電気代の削減」「売電収入が得られた」「停電時の安心感が大きい」といった声が多く寄せられています。太陽光と蓄電池を組み合わせることで、日常の節電効果だけでなく、災害時の備えとしてもメリットを感じている人が目立ちました。

電気代を大幅に節約でき、余剰電力の売電収入も得られて助かっています。臨時収入が入ったようでうれしいです。停電時にも電気が使えるので、台風が来ても不安が減りました。

設置前は停電が頻繁で困っていましたが、太陽光と蓄電池を導入してからはほとんど停電がなくなりました。光熱費も抑えられるようになり、とても助かっています。
悪い口コミ|初期費用の高さや設置・メンテナンスの課題
一方で、京セラ蓄電池には「初期費用の高さ」や「設置・メンテナンス面の不満」といった声も見られます。特にコスト面でのハードルや、設置場所・業者の技術力による差に不満を感じたユーザーも一定数いました。

電気代は賄えるので良かったですが、メンテナンス費が意外とかかりました。停電時に役立つ点は満足していますが、景観が損なわれたのが少し後悔ポイントです。また、工事の角度が悪く発電効率が落ちてしまいました。

災害時に電気が使える安心感はありますが、初期費用が高かった点が少し気になります。
口コミ全体を見ると、電気代削減・売電収入・停電対策といった導入メリットへの評価が高く、「導入して良かった」という声が多く見受けられました。
一方で、初期費用の高さや設置・メンテナンスの問題をデメリットとして挙げる声もあり、導入前にしっかり比較検討することが大切です。
総合すると、京セラの蓄電池は「価格よりも安心感や信頼性を重視したい人に向いている蓄電池」といえます。
蓄電池はメーカー選びだけでなく「どの業者に依頼するか」で仕上がりや価格が大きく変わります。「エコ×エネの相談窓口」では、蓄電池施工のプロが多数登録しており、複数の優良業者から一括で見積もり比較ができます。「相場を知りたい」「まずは相談だけしたい」という方にもおすすめです。
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京セラ蓄電池はFIT終了後の「自家消費」で最大の効果を発揮
固定価格買取制度(FIT)が終了すると、売電価格が大きく低下するため、太陽光で発電した電気を「売る」よりも自宅で使う=自家消費したほうが経済的に有利になります。
実際、家庭向けの電気料金平均単価は2010年度から2023年度までに約35%上昇しており、自家消費の価値は年々高まり続けています。

こうした背景から、京セラの蓄電池は「自家消費運用」に最適化された設計が採用されており、昼間の発電を効率よく夜間に回すことで、電力購入量を大きく削減できます。
特にFIT終了後の家庭では、蓄電池導入によって光熱費削減効果がさらに高まりやすいのが特徴です。
参考:資源エネルギー庁|日本のエネルギー2024|電気料金平均単価の推移
太陽光+蓄電池を導入すると光熱費はどれくらい?シミュレーションで確認
太陽光パネルと蓄電池を導入すると、実際どれくらい光熱費が安くなるのでしょうか?
そこで今回、東京都江戸川区(臨海エリア)の一般的な家庭を想定して、具体的な条件でシミュレーションを行いました。
■地域:東京都
■地区:江戸川臨海
■太陽光:4kW(南向き)
■電気料金プラン:従量電灯B
■最近の電気代:10,000円
■蓄電池:10kWh
■運転モード:グリーンモード(自家消費優先)
シュミレーション結果は以下の通りです。
太陽光発電だけを設置した場合、電気を使えるのは基本的に昼間だけです。そのため、夜間はどうしても電力会社から電気を買う必要があり、光熱費はそれほど大きくは下がりません。
一方で、蓄電池を組み合わせると、昼間につくった電気を貯めて夜に使えるようになるため、買う電気が大きく減り、節約効果が一気に高まります。
今回のシミュレーションでは、導入前の年間電気代約12万円に対し、導入後は購入電力がほぼ「最低限の1万円程度」まで減少。
つまり、年間およそ11万円の光熱費が浮くという結果です。
都市部の一般家庭でも、このように「太陽光+蓄電池」の組み合わせは光熱費の削減効果が大きく、電気料金の値上げが続く現在では、非常にメリットの高い導入方法といえます。
京セラは蓄電池だけでなく、太陽光パネルも高耐久・長寿命で評価が高いメーカーです。「パネル+蓄電池で効率よく運用したい」という人は、京セラの太陽光発電に関する記事も参考にしてください。
京セラ蓄電池の価格相場は?本体セット価格+工事費

京セラ蓄電池の導入費用は、本体セット価格+工事費込みで約140万〜275万円が相場です。容量やモデル(単機能・ハイブリッド)によって金額が大きく変わるため、まずはシリーズごとの価格帯を把握しておくことが大切です。
- 蓄電池ユニット
- パワーコンディショナ(ハイブリッド型のみ)
- リモコン/通信モデム
- 専用ケーブル・付属品
ここからは、「エネレッツァ(単機能)」と「エネレッツァ プラス(ハイブリッド)」の価格相場をシリーズ別に詳しく紹介します。
Enerezzaの価格|140〜245万円が目安
エネレッツァの価格目安は約140〜245万円です。必要な機器だけのシンプル構成で導入しやすく、価格も京セラの中ではもっとも手頃です。
| 型番 | 容量 | 実勢価格(工事費込み) |
|---|---|---|
| EGS-LM0550 | 5.5kWh | 約140万円 |
| EGS-LM1100 | 11.0kWh | 約191万円 |
| EGS-LM1650 | 16.5kWh | 約245万円 |
Enerezza Plusの価格|168〜275万円が目安
エネレッツァ プラスの価格目安は約168〜275万円と、外部給電対応や高効率運転など機能性が高く、そのぶん価格は単機能モデルより高めです。長期的な電気代削減や停電対策を重視する家庭向けの価格帯となっています。
| 型番 | 容量 | 実勢価格(工事費込み) |
|---|---|---|
| EGS-MC0550 | 5.5kWh | 約168万円 |
| EGS-MC1100 | 11.0kWh | 約221万円 |
| EGS-MC1650 | 16.5kWh | 約275万円 |
蓄電池の容量がどれくらい必要か知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
京セラ蓄電池は補助金を使えばもっとお得に

蓄電池の導入や交換では、国の補助金と自治体(特に東京都)の補助金を利用できる場合があります。特に東京都は全国でもトップクラスの支援額を用意しており、導入費用を数十万円単位で抑えられるケースも少なくありません。
ただし、補助金は年度・地域・機器の型番・申請タイミングによって対象が大きく変わるため、導入前に「自分が使える補助金」を必ず確認することが重要です。
以下に、現時点で代表的な補助制度をまとめました。
| 区分 | 制度名 | 補助内容 | 主な条件 |
|---|---|---|---|
| 国 | DR(デマンドレスポンス)家庭用蓄電池導入支援事業 (SII) | 最大 約3.7万円/kWh 上限 約60万円(1家庭あたり) ※2025年度は終了 | SII登録機器であること/ DR参加が条件/ 年度予算により受付終了あり |
| 東京都 | 家庭における蓄電池導入促進事業 | 新設:12万円/kWh 増設(交換含む):8万円/kWh | 都内住宅/SII登録製品/ 事前申請が必須 |
蓄電池の導入・交換では、国や自治体の補助金を使うことで実質負担額を大きく下げられる場合があります。
特に東京都は「1kWhあたり最大12万円」と全国でも最高クラスの補助額のため、5.5kWhの京セラ蓄電池なら最大66万円の補助が期待できます。
一方、国のDR補助金(SII)は上限60万円と手厚く、京セラ製でも登録型番であれば対象になります。
補助金は毎年内容が変わり、申請前の工事着手はNGなどのルールもあるため、導入前に「お住まいの自治体の公式サイト」と「SII(環境共創イニシアチブ)」の最新情報を必ず確認しましょう。
蓄電導入で受けられる補助金についてもっと知りたい方は、以下の記事で詳しく解説しているので合わせてご覧ください。
さらに京セラ蓄電池を安く買うなら相見積もりが賢い選択
京セラの蓄電池をできるだけ安く、安心して導入したいなら、相見積もり(複数社から同条件で比較)がもっとも確実で失敗しない方法です。
蓄電池の価格は、製品代・工事費・電気工事内容・メーカー保証の扱いなどが業者によって大きく異なり、同じ京セラ蓄電池でも20〜50万円以上の差が出ることも珍しくありません。
そこでおすすめなのが、1回の入力で複数社の見積もりを比較できる一括見積もりサイトの活用です。
中でも「エコ×エネの相談窓口」は、最短60秒で見積もり依頼ができ、価格・工事内容・保証をまとめて比較できるので効率的に最安を見つけられます。

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京セラ蓄電池の寿命・保証年数

京セラの蓄電池は、独自技術「クレイ型(半固体)リチウムイオン電池」を採用しており、約20,000サイクルで容量60%維持という、家庭用としてはトップクラスの長寿命性能を持っています。
1日1サイクル(充放電)で換算すると、20,000サイクル ÷ 365日 ≒ 54年という理論値となり、「長く使える蓄電池が欲しい」家庭に大きなメリットがあります。
また京セラは、国内メーカーの中でも特に保証が充実しており、「長く安心して使える蓄電池」を求める家庭に選ばれやすい特徴があります。
| 項目 | 年数 |
|---|---|
| 機器保証 | 15年 |
| 容量保証 | 15年 |
| 自然災害保証 | 10年 |
・機器保証の対象:蓄電池ユニット+パワーコンディショナ(15年)、リモコン(5年)、オプション品(1年)
・容量保証:使用サイクルに制限なく、SOH(劣化状態)50%以上を15年間保証
・自然災害保証:落雷・台風・水害・雪害など10年間の無償修理対象
京セラは蓄電池ユニットだけでなく、パワーコンディショナも15年保証の対象で、台風・落雷などの自然災害保証が10年つく数少ないメーカーです。これらの長期保証は、国内自社工場での一貫生産と厳格な品質管理によって実現しており、業界でもトップクラスの安心度を誇ります。
実際の寿命は気温・充電率・使用負荷などで変わるため、現実的な買い替え目安は15〜20年程度ですが、他メーカーと比べても長もちしやすい蓄電池といえます。
京セラの蓄電池がおすすめの人・おすすめでない人
京セラの蓄電池は、以下のような方に特におすすめです。
- 長寿命で故障リスクが少ない蓄電池を選びたい人
- FIT終了後の自家消費で電気代をしっかり下げたい人
- 国産メーカーの安心感や長期保証を重視する人
- 停電時にも家全体の電気をしっかり使いたい人(全負荷対応)
- 長く使う前提で、総コストで得したい人
一方で、「初期費用をとにかく抑えたい」「まずは安い蓄電池で試したい」という方には、海外メーカーや低価格帯モデルのほうが向いている場合もあります。
ただし京セラの蓄電池は、「長寿命」「保証が手厚い」「災害に強い」など、長く使うほどメリットが積み重なるタイプの製品です。
そのため、「せっかく買うなら10年以上しっかり使いたい」というご家庭にとっては、トータルで見て非常にお得になりやすい蓄電池といえます。
京セラ蓄電池に関するよくある質問(Q&A)

- Q京セラ蓄電池の評判は良いですか?
- A
評判は総じて良く、特に「国産の安心感」「停電時の強さ」「長寿命」が高評価です。FIT終了後の自家消費との相性が良い点や、15年保証・自然災害保証などサポート面も評価されています。
一方で「初期費用がやや高い」という声もありますが、長寿命・高信頼性を重視する家庭に選ばれています。
- Q京セラの蓄電池の価格はいくらですか?
- A
工事費込みで、「エネレッツァ(単機能):約140〜245万円」「エネレッツァ プラス(ハイブリッド):約168〜275万円」が目安です。容量や設置条件によって前後し、補助金(国・自治体)を利用すれば実質負担を大きく下げられるケースもあります。
- Q京セラ蓄電池の寿命はどれくらい?
- A
京セラ独自の「クレイ型(半固体)リチウムイオン電池」は、約20,000サイクルで容量60%維持というトップクラスの長寿命が特徴です。理論値では50年以上使用可能ですが、実際の使用環境を考慮すると現実的な寿命(買い替え目安)は15〜20年程度と考えておくと安心です。
- Q京セラの太陽光がなくても蓄電池は設置できますか?
- A
はい、設置できます。単機能モデル「エネレッツァ」は太陽光発電と接続しない「蓄電池単体」として導入可能です。ハイブリッド型の「エネレッツァ プラス」も太陽光との組み合わせで高い効果を発揮します。
- Q京セラは太陽光事業から撤退するって本当?サポートは大丈夫?
- A
京セラは太陽光事業から「完全に撤退」したわけではありません。
住宅用パネルの生産を縮小した時期はありますが、既存ユーザーの保証・サポートは継続されており、蓄電池やエネルギー関連事業も引き続き展開しています。
つまり、「今すぐサポートがなくなる」心配は不要です。
京セラ蓄電池は「安心感と長寿命を重視する家庭」に向いている
京セラの蓄電池「Enerezza」「Enerezza Plus」は、設置しやすいサイズと豊富な容量ラインナップ、太陽光との高い連携性が強みです。
初期費用はやや高めですが、故障リスクの低さや災害への強さ、保証の手厚さなど、長く使うほどメリットが大きい蓄電池です。特に「10年以上しっかり使いたい」家庭とは相性が良く、総合的に見て満足度が高い傾向があります。
自分の家に最適な容量やメーカーを知りたい場合は、一度シミュレーションで比較してみましょう。
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