
明石市の太陽光発電・蓄電池の補助金は、いくらもらえるの?建てたばかりの家に設置する場合も、受け取れるのかな?
明石市の家庭用脱炭素化設備導入支援補助金は、市内の住まいに太陽光発電や蓄電池を導入した個人が受け取れます。補助額は設置費用や容量では変わらず、設備ごとに額が決まっています。
補助の対象は、すでに人が住んだことのある住宅です。新築の住宅に設置されているものは対象になりませんが、住み始めたあとに別の工事として契約すれば、既存住宅の扱いで申請できます。
- 太陽光発電(最大出力3kW未満):定額4万円
- 太陽光発電(最大出力3kW以上):定額8万円
- 蓄電池:定額5万円
住宅の発電設備と常時接続し、国の補助事業の対象設備として登録されているもの
兵庫県にも住宅用の補助制度はありますが、明石市は申請の窓口となる市町に含まれていません。
太陽光発電と蓄電池を合わせて設置して最大13万円
(太陽光発電8万円+蓄電池5万円、最大出力3kW以上の場合)
※設備は2026年4月1日から2027年3月10日までに利用を開始し、必要書類も2027年3月10日までに提出します。太陽光発電の最大出力は、電力会社との電力受給契約に記載される発電出力が基準です。
この記事では、明石市の補助金がいくら受け取れるのか、申請の条件や手順などを説明します。

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明石市の太陽光発電・蓄電池補助金制度の概要

ここでは、補助金の額と設備に求められる要件、申請できる方の条件、受付の期間を解説します。
補助対象と補助金額
補助の対象になるのは、住宅へ設置する太陽光発電と蓄電池です。太陽光発電は最大出力3kWを境に金額が変わり、蓄電池は容量を問わず一律です。
- 太陽光発電(3kW未満):定額4万円
- 太陽光発電(3kW以上):定額8万円
- 蓄電池:定額5万円
申請書は1枚で、太陽光発電と蓄電池の合計額を書く欄が設けられています。
気をつけたいのが、申請したあとの容量の変更です。補助金の候補者に決まる前なら変えられますが、決まったあとに3kW以上へ変えても、受け取れるのは4万円のままになります。
3kW以上になるかどうかで4万円変わるため、容量を決めてから申し込みましょう。
設備の補助要件
太陽光発電と蓄電池には、それぞれ要件があります。どちらも未使用品が前提で、リース契約で設置した設備は対象外です。
- 住宅の屋根などに設置し、発電した電気を住まいで使うもの
- 低圧配電線と逆潮流有りで連系しているもの
- 最大出力が10kW未満であるもの
電力会社との電力受給契約に記載される発電出力で判定します - PPAモデル(第三者所有型)による導入でないもの
太陽光発電には、メーカーや機種の指定はありません。
- 設置された住宅の発電設備と常時接続し、発電する電力を充放電できるもの
- 一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)が公表する蓄電システム登録済製品一覧に記載されているもの
2026年に公表された一覧が対象です
登録された製品でなければ、蓄電池は補助の対象外です。機種を決める前に、要件を満たすか確かめておきましょう。
補助を申請できる人の条件
申請できるのは、対象設備を設置した個人です。さらに、住まいと契約に関する条件もあります。
- 自らが居住する市内の住宅に、対象設備を設置した個人であること
- 申請者と契約者が同じであること
異なる場合は、交付が認められないことがあります - 店舗などとの併用住宅では、申請する方が居住していること
- 同じ設備について該当者が複数いる場合は、1人だけが対象になること
次に当てはまる設置は、補助の対象になりません。
- 新築住宅に設置されているもの
人の居住の用に供したことのない住宅が新築住宅にあたります - カーポートに設置するもの
- マンション管理組合や自治会施設などに設置するもの
- 中古品、リース品、PPAモデルで導入した設備
- 2026年3月31日以前に利用を開始した設備
- 明石市のほかの補助金を受けている設備
二世帯住宅で設備を買った契約の名義が分かれている場合は、世帯ごとに申し込めます。
申請できる期間と受付状況
受付は、7月から10月までの4か月間です。設置を終える前でも申し込めるため、工事の日程が決まる前から手続きを始められます。
- 申請の受付:2026年7月1日から2026年10月30日まで
10月30日の必着です - 設備の利用開始:2026年4月1日から2027年3月10日まで
- 必要書類の提出:2027年3月10日まで
7月1日より前に届いた申請は受理されないため、投函の時期に注意しましょう。
\補助の対象から外れないために/
太陽光発電の出力や蓄電池の機種が条件に合わないと、補助を受けられません。
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明石市の補助金の申請方法と流れ

ここでは、申請から入金までの7つの段階と、書類の送り先や内容を詳しく紹介します。
申請から交付までの流れ
交付決定が届くのは、設置を終えて必要書類を提出したあとです。設備を設置する前でも、申請できます。
- 交付申請
7月1日から10月30日までに郵送します - 補助金候補者決定通知の受領
申請から概ね1か月後に届きます - 設備の設置と利用の開始
2027年3月10日までに利用を開始します - 必要書類の提出
チェックリストを添えて提出します - 交付決定通知の受領
提出から概ね1か月後に届きます - 補助金の請求
通知を受けたら速やかに手続きします - 補助金の受け取り
交付決定から概ね1か月後に振り込まれます
設備の型式が決まっていなければ、未定と書いて提出します。あとから条件に合う機器を導入すれば補助を受けられます。
設備の代金は先に支払うことになるため、入金までの期間を見込んで計画を立てておきましょう。
申請方法と提出先
書類の送り先は、明石市の環境創造課です。窓口への持参ではなく、原則として郵送で送ります。
- 明石市環境産業局環境室 環境創造課
- 〒673-8686 明石市中崎1-5-1
封筒に朱書きで「補助金交付申請書在中」と書き添えます - 電話:078-918-5786
- FAX:078-918-5192
- メール:plan-ems@city.akashi.lg.jp
- 問い合わせの時間:8時55分から12時、13時から17時40分まで
土日祝日と年末年始を除きます
申請書には設置場所と導入設備、申請額、利用開始の予定日と容量を書きます。蓄電池はメーカー名と型式の欄もあります。
利用開始日がまだ決まっていない場合は、施工業者と相談して概ねの時期を書き入れましょう。
申請に必要な書類
交付申請で送るのは、申請書1枚だけです。契約書や領収書は、設備を設置したあとにまとめて提出します。
- 補助金交付申請書(様式第1号)
明石市のホームページからダウンロードします - 添付する書類はありません
- 必要書類提出チェックリスト
- 居住が確認できる書類
運転免許証、マイナンバーカード、住民票の写しなど。免許証は両面が要ります - 設置に係る契約書の写し
見積書・申込書・注文書だけでは受け付けられません - 費用がわかる書類
領収書の写しや領収証明書など。請求書とローン申込書は使えません - 電力受給契約の内容がわかる書類【太陽光発電のみ】
「再生可能エネルギー発電に関する電力受給契約内容のお知らせ」です - 型式・製造番号と設置日がわかる書類【蓄電池のみ】
保証書の写し、または設置証明書です - 補助金請求書(様式第4号)
- 振込先がわかる書類
通帳やキャッシュカードの写し。申請者本人の口座に限ります
契約書で写すのは、押印のある部分と設備や経費が確認できる部分だけです。全ページ分のコピーも、設置の前後の写真も不要です。
電力受給契約の書類は、発行に時間がかかることがあります。3月10日の期限に間に合うよう、電力会社と業者へ見通しを聞いておきましょう。
業者選びのポイントは、別の記事で取り上げています。
兵庫県や国の補助金と併用できる?

ここでは、ほかの制度と合わせて使えるのか、明石市で実際に活用できるものはどれかを説明します。
制度のうえでは国や兵庫県の補助金と併用できますが、現在併用可能なほかの補助金はありません。
兵庫県の補助は窓口を置く市町に明石市が入っておらず、国の制度も今年度分の受付が終了しています。
兵庫県が実施する補助金制度
兵庫県で実施されている補助金制度は、以下のとおりです。
- 太陽光発電:7万円/kW(上限35万円)
- 蓄電池:対象経費の1/3(上限23.5万円)
県が環境省から交付金を受け取り、各市町に配分する形で運営されているため、申請窓口は兵庫県ではなく各市町の担当窓口となります。
兵庫県補助金の補助対象になるのは、太陽光発電設備と蓄電池のセット導入のみです。どちらか単体での申請は対象外となります。
兵庫県の太陽光補助金については、以下の記事で詳しく解説しています。
太陽光発電と蓄電池の共同購入事業
補助金とは別に、明石市には設備を安く買える仕組みがあります。兵庫県内の10市町が連携し、購入を希望する方をまとめて募って一括で発注する事業です。
- 太陽光パネルのみ:22.33%
- 太陽光パネルと蓄電池:29.83%
- 蓄電池のみ:29.77%
太陽光パネル5kW、蓄電池10kWhを購入する場合の一例です。
割引率は入札の結果で決まるため、設備の容量や機種によって実際の金額には差が出ます。
安くなるのは購入価格で、現金は交付されません。明石市の補助金とは別の枠組みのため、両方を使えます。
登録は無料で、見積もりを見てから購入するかを決められます。受付は2026年9月30日までです。
\同じ設備でも総額は違う?/
同じ設備を選んでも、業者によって総額に差が出ます。
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明石市の補助金を申請するときの注意点

ここでは、明石市の制度でとくに迷いやすい3つの点を解説します。
新築住宅と既存住宅の判定に注意する
判断が分かれるのは、家を建てたばかりの場合です。明石市の補助は既存住宅が対象で、設備の契約と引っ越しのどちらが先かで扱いが変わります。
- 対象になる:新築工事の完了 → 居住開始 → 設備の工事契約 → 設置完了
- 対象にならない:新築工事の完了 → 設備の工事契約 → 居住開始 → 設置完了
- 対象にならない:設備の工事契約 → 新築工事の完了 → 設置完了 → 居住開始
居住を先に始めていることが条件です。
居住開始日は住民票に、契約日は契約書に書かれた日付です。
新築の建売住宅を買い、住み始める前に設備を契約すると対象から外れてしまいます。中古住宅なら、居住より先に契約しても問題ありません。
契約を結ぶタイミングは、引き渡しの日程と合わせて決めておきましょう。
設置後の管理と処分のルール
交付を受けたあとも、6年間は決まりに沿って設備を管理します。
- 利用を開始した日から6年間、善良な管理者の注意をもって設備を管理すること
- 6年の間に処分するときは、あらかじめ財産処分届出書(様式第5号)で届け出ること
明石市が必要と認めた場合、補助金の返還を求められることがあります - 設備に関するデータの提供や、地球温暖化対策の普及啓発への協力を求められることがあること
- 虚偽や不正な手段で交付を受けた場合は、交付の決定が取り消されること
見落としやすいのが、6年たたないうちに設備を手放すときです。売却や譲渡、廃棄を決める前に、環境創造課へ届け出ましょう。
業者によって導入費用が変わる
見積もりの金額は、業者によって違います。差がつくのは、主に次の3つです。
- 扱うメーカーと機種
同じ容量でも、仕入れの条件で本体価格に差が出ます - 屋根の形状と設置の条件
足場の有無や配線の長さで、工事費が上下します - 保証とアフターサービスの範囲
保証の年数や点検の有無が、総額に反映されます
受け取れるのは最大13万円までです。提示された総額だけを見ず、保証の年数や点検の有無まで目を通しておきましょう。
\1社だけで決めていませんか?/
見積もりが1社だけだと、金額が妥当かどうか比べられません。
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明石市の太陽光発電・蓄電池補助金に関するよくある質問

ここでは、導入を考えるときに出てくる質問を紹介します。
- Q明石市の太陽光発電・蓄電池の補助額はいくらですか?
- A
太陽光発電は最大出力3kW未満で4万円、3kW以上で8万円、蓄電池は5万円が交付されます。
太陽光発電と蓄電池を合わせて設置すると、13万円が上限になります。
太陽光発電と蓄電池、それぞれの額は次のとおりです。
- 太陽光発電(3kW未満):4万円
- 太陽光発電(3kW以上):8万円
- 蓄電池:5万円
- 太陽光発電と蓄電池を合わせた場合:最大13万円
- Q太陽光発電の設置費用はどれくらいかかりますか?
- A
4kWを載せる場合、新築で約115.6万円、リフォームなら約120.4万円が目安です。
1kWあたりに直すと、新築28.9万円、リフォーム30.1万円になります。足場や屋根まわりの追加工事がある分、リフォームのほうが高めです。
容量ごとの金額や内訳は、次の記事で解説しています。
- Q太陽光発電と蓄電池は、セットで導入したほうがよいですか?
- A
電気の自家消費や停電対策を重視する場合は、太陽光発電と蓄電池をセットで導入するメリットがあります。
以前、売電の単価は1kWhあたり42円でした。卒FIT後の買取価格は電力会社によって異なるものの、FIT期間中より低くなります。
太陽光発電と蓄電池を組み合わせるメリットについては、下記の記事をご覧ください。
- Q蓄電池を設置すると、もとは取れますか?
- A
回収の見通しは、太陽光発電を合わせて持っているかどうか次第です。
太陽光発電の電気を自家消費に回せば、容量や電気の使い方にもよりますが、回収の目安は10〜15年ほどです。太陽光発電がなく蓄電池だけの住宅では、年間の節約額が約1.6万円にとどまります。
導入のパターン別の回収年数は、下記の記事で紹介しています。
- Q太陽光発電を導入すると、電気代はどう変わりますか?
- A
太陽光発電だけを導入した世帯では、電気代が月平均7,315円下がっていました。
エコ×エネの相談窓口の独自アンケートによる結果で、蓄電池を併用する世帯は月平均8,944円でした。変わらなかったという回答も22件ありました。
削減額の内訳は、下記の記事で確認できます。
明石市の蓄電池・太陽光発電補助金まとめ

明石市の補助額は、太陽光発電の出力に応じて4万円か8万円、蓄電池は一律5万円です。両方をそなえた住宅なら、最大13万円を受け取れます。
対象になるのは、すでに住んでいる家にあとから導入する場合です。申請の受付は7月1日から10月30日まで、利用開始と書類の提出は2027年3月10日が期限です。
兵庫県の住宅用の補助は明石市で申請できず、使えるのは明石市の制度と共同購入です。
- 太陽光発電は3kW未満で4万円、3kW以上で8万円、蓄電池は5万円
- 太陽光発電と蓄電池を合わせると最大13万円
- 新築住宅は対象外で、住み始めてから契約すれば既存住宅の扱い
- 申請は先着順で、予算に達すると期間内でも受付が終わる
- 利用開始から6年は設備を管理し、処分の前に届け出る
補助の額はどの業者に頼んでも同じですが、設備と工事の金額には差があります。契約の前に、複数の業者から見積もりを取り寄せてみましょう。
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