甲州市の太陽光発電や蓄電池の補助金っていくらもらえるの？
対象条件や申請方法が知りたい！
甲州市では、住宅用太陽光発電システムや家庭用蓄電池の導入を支援する補助金を実施しています。太陽光は「1万円/kW（上限5万円）」、蓄電池も「1万円/kWh（上限5万円）」が交付され、最大10万円の補助が受けられます。
申請は工事完了後に行う「実績報告一体型」の方式で、年度末（3月31日）までの申請が必要です。予算がなくなり次第終了となるため、早めの準備がおすすめです。
この記事では、甲州市の補助金額・対象要件・申請の流れ・注意点までわかりやすく解説します。
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【2025年最新】甲州市の太陽光発電・蓄電池補助金制度
甲州市では、再生可能エネルギーの普及促進を目的として、住宅用太陽光発電システムおよび住宅用蓄電池の設置に対し補助金を交付しています。ここでは、補助の対象となる設備と補助金額について詳しく解説します。
補助対象と金額
- 住宅用太陽光発電システム：1万円/kW（上限5万円）
- 住宅用蓄電池：1万円/kWh（上限5万円）
太陽光発電および蓄電池のいずれも、未使用の機器が対象となります。補助金の交付は1住宅につき各設備1回限りです。
例えば、蓄電池を5kWh導入した場合は5万円、太陽光発電を4.5kW設置した場合は4万5,000円の補助が受けられます（いずれも上限5万円）
設備の補助要件
甲州市の補助対象となる設備には、それぞれ以下の要件があります。
- 太陽電池モジュールの公称最大出力またはパワーコンディショナーの定格出力のいずれかが10kW未満であること
- 住宅の屋根などに設置され、電力会社の低圧配電線と逆潮流有りで連系していること
- 再生可能エネルギー発電事業計画の認定を受けていること
- 未使用の設備であること
- 定置型リチウムイオン電池であること
- 蓄電容量が2kWh以上であること
- 太陽光発電システムで発電した電力や夜間電力を繰り返し蓄え、必要に応じて活用できること
- 未使用の設備であること
補助対象となる人の条件
甲州市の補助金を受けられるのは、次のすべての条件を満たす方です。
- 甲州市の住民基本台帳に登録されていること
申請時点で市内に住所を有している必要があります。 - 市税を滞納していないこと
補助対象者および同一世帯に属する方に、市税などの滞納がないことが条件です。 - 市内の自宅に対象設備を設置すること
自己の居住を目的とした住宅に設置、または自ら居住するために対象設備を利用する住宅を取得する場合が対象となります。
太陽光発電の導入を迷っている方は、太陽光発電やめたほうがいいについてまとめたこちらの記事も参考になります。
甲州市の補助金申請方法と流れ
申請から交付までの流れ
甲州市の補助金は、補助対象設備を設置した後に申請を行う実績報告一体型の方式です。設置後、年度末までに必要書類を添えて申請します。
- 設備の設置
対象となる太陽光発電システムや蓄電池などを設置します。 - 申請書の提出
設置を行った日の属する年度の末日までに、「住宅環境創エネ・省エネ・蓄エネ設備設置費補助金交付申請書兼実績報告書（様式第1号）」を提出します。 - 審査・交付決定
市が内容を確認し、適正と認められた場合は「交付決定兼額の確定通知書（様式第3号）」が発行されます。 - 補助金の受取
通知に基づき、指定口座へ補助金が振り込まれます。
申請書は、設置年度の末日までに提出する必要があります。書類の不備がある場合は受理されないため、添付資料を確認のうえで提出しましょう。
申請期限
令和7年4月1日から令和8年3月31日まで
令和7年度中に設置が完了した設備が対象となります。また、対象設備を設置済みの建売住宅を令和7年度中に購入した場合も対象となります。
受付期間内であっても、予算がなくなり次第終了となります。
〒404-8501
山梨県甲州市塩山上於曽1085番地1
TEL：0553-33-4404（環境対策担当）
申請方法と必要書類
甲州市の太陽光発電・蓄電池補助金を申請する際は、設置完了後に必要書類を揃えて申請します。
- 甲州市住宅環境創エネ・省エネ・蓄エネ設備設置費補助金交付申請兼実績報告書
- 補助対象設備の設置に係る契約書、領収書および内訳書の写し
- 補助対象設備の仕様・規格が確認できる書類の写し（カタログ・保証書など）
- 設置前および設置後の写真
- 振込先の口座情報がわかる書類の写し
- 再生可能エネルギー固定価格買取制度（FIT法）の認定通知書の写し（太陽光発電システムのみ）
上記の書類をすべて揃えたうえで、甲州市役所環境課の窓口に提出してください。不備がある場合は、申請を受理できないことがあります。
必要書類は、甲州市公式サイトからダウンロードできます。
蓄電池を検討している方は、最適な容量を選ぶために、蓄電池容量の記事もチェックしておきましょう。
申請時の注意点
甲州市の補助金を申請する際は、以下の点に注意が必要です。虚偽申請や誤った手続きを行うと、補助金の取消や返還を求められる場合があります。
同一設備を複数設置した場合の制限
同一種類の設備を複数設置した場合、補助の対象となるのは1台分のみです。
- 住宅用太陽光発電システム
補助金額：対象システムの最大出力1kWあたり1万円（上限5万円）
※FIT法に基づく認定を受けていること
※太陽電池モジュールまたはパワーコンディショナーの定格出力が10kW未満であること - 自然冷媒ヒートポンプ給湯機（エコキュート）
補助金額：1世帯あたり上限5万円 - 地中熱利用システム
補助金額：1世帯あたり上限10万円 - 住宅用蓄電池
補助金額：蓄電容量1kWhあたり1万円（上限5万円）
※容量2kWh以上の定置型リチウムイオン電池であること - 太陽熱利用システム
（1）自然循環型：設置費用の10分の1（上限3万円）
（2）強制循環型：設置費用の10分の1（上限5万円） - ペレットストーブ
補助金額：設置費用の10分の1（上限3万円） - 薪ストーブ
補助金額：設置費用の10分の1（上限3万円） - 木質バイオマスボイラー
補助金額：設置費用の10分の1（上限5万円）
※上記1～8の設備を複数設置した場合でも、補助金の合計上限は15万円までです。
補助金をもらった後の設備の管理ルール
補助金の交付を受けた日が属する年度の翌年度から5年間、補助対象設備を適切に維持・管理する必要があります。市の承認を受けずに譲渡・貸付・廃棄・担保提供などを行うことはできません。
市から求められた場合は、発電量や使用状況などのデータ提供に協力してください。設備の使用データを定期的に記録しておくと、市から依頼があった際にスムーズに対応できます。
甲州市の蓄電池・太陽光発電補助金まとめ
甲州市では、住宅用の太陽光発電システム・蓄電池の導入を支援するための補助制度を実施しています。太陽光・蓄電池ともに「1万円/kW・kWh（上限5万円）」で、最大10万円の補助が受けられます。
- 補助金額：太陽光・蓄電池ともに1万円/kW・kWh（上限5万円）
- 対象条件：市内の住宅に設置、市税滞納なし、未使用品であること
- 申請期限：令和7年4月1日～令和8年3月31日（年度末まで）
- 注意点：年度内に設置完了が必要、予算がなくなり次第終了
申請は年度内の締切があるため、早めの準備が大切です。設置を検討している方は、まず見積もりを取り、費用と補助金額を比較してみましょう。
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