
鳥羽市の補助金って、太陽光や蓄電池にどれくらい使えるの?
条件や必要書類もまとめて知りたい…
鳥羽市では、太陽光発電と蓄電池の導入に対して補助金が交付されます。
補助額は設備の容量や設置価格によって決まり、太陽光は最大70万円、蓄電池は最大約51.6万円が上限です。太陽光発電と蓄電池をセットで導入した場合、最大121.6万円の補助金が受け取れる可能性があります。
ただし、自家消費率30%以上の条件や設備仕様など、確認すべき項目があるため、事前に制度内容を把握しておくことが大切です。
この記事では、鳥羽市の公式資料にもとづいて、補助金額・対象条件・申請の流れをわかりやすく紹介します。

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鳥羽市の太陽光発電・蓄電池補助金

鳥羽市の補助金は、太陽光発電と蓄電池で計算方法が異なります。
太陽光は出力、蓄電池は容量と価格をもとに補助額が決まるため、導入前に自宅で使える金額を確認しておきましょう。
補助対象と金額
鳥羽市では、太陽光発電と蓄電池に対してそれぞれ以下の金額が交付されます。
- 太陽光発電:7万円/kW(最大70万円)
- 蓄電池:設置価格(税抜・工事費込み)の1/3
(上限:15.5万円/kWh × 補助対象容量 最大10kWh)
太陽光発電は最大10kWまでが補助対象で、最大70万円の補助を受けられます。
蓄電池は20kWh以下の設備が対象で、補助対象容量は10kWhが上限です。
●72.5万円(5kWh)の蓄電池
72.5万円 ÷ 5kWh = 14.5万円/kWh(上限15.5万円/kWh以下)
補助額:72.5万円 × 1/3 = 約24.1万円
●98.5万円(5kWh)の蓄電池
98.5万円 ÷ 5kWh = 19.7万円/kWh(上限15.5万円/kWh超)
補助額:15.5万円 × 5kWh × 1/3 = 約25.8万円
●185万円(12kWh)の蓄電池
185万円 ÷ 12kWh = 15.4万円/kWh(上限以下)
補助対象は10kWhまでのため、補助額:185万円 × 1/3 × (10kWh ÷ 12kWh)≒ 51.3万円
設備の補助要件
太陽光発電と蓄電池は、それぞれ市が定める要件をすべて満たす設備が補助対象となります。
- 商品化され、導入実績がある設備であること
- 中古設備ではないこと
- リース設備ではないこと
- 増設設備ではないこと
- 買替設備ではないこと
- 太陽光発電設備と同時に設置する付帯設備であること
- 太陽光発電によって発電した電気を蓄電する設備であること
- 平時において充放電を繰り返すことを前提とした設備であること
- 停電時のみ利用する非常用予備電源ではないこと
- 定置用であること
- 20kWh以下の蓄電池であること(補助対象容量は10kWhまで)
- 「鳥羽市太陽光発電設備等設置費補助金交付要綱」に定める仕様を満たすこと
補助対象となる人の条件
補助を受けられるのは、次の条件をすべて満たす人です。
- 鳥羽市内の自ら所有し居住する住宅に太陽光発電を設置する人(太陽光発電を設置した建売住宅の購入者も含む)
- 申請時点で市外に居住する場合は、事業完了日から60日以内に転入する予定がある人
- 市税に滞納がない人
- 同一設備について国や県など他の補助金を受けない人
- 固定価格買取制度(FIT)またはFIP制度の認定を受けない人
- 自己託送を行わない人
- 関係法令およびガイドラインを遵守できる人
- 発電した電力の30%以上を自家消費する人
- 自家消費分にひもづく環境価値のみを設置者に帰属させられる人
- 法定耐用年数(太陽光発電17年・蓄電池6年)が経過するまでの間、J-クレジット制度に登録しない人
- 暴力団または暴力団員等でない人
補助金の交付は、一住宅につき1回限りです。

鳥羽市の補助金は対象条件が細かいため、自分で判断するのが難しいケースもあります。対象になるか確認したい方は、補助金に詳しい業者へ相談してみましょう。
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鳥羽市の補助金申請方法と流れ

申請から交付までの流れ
鳥羽市の補助金は、工事に着手する前に申請が必要です。交付決定前に契約または着工した場合は補助対象外となるため、必ず交付決定を受けてから事業に着手してください。
- 交付申請書の提出
「鳥羽市太陽光発電設備等設置費補助金交付申請書(様式第1号)」と添付書類を提出 - 交付決定通知の受領
鳥羽市環境課が審査を行い、交付決定通知書が送付される(概ね10営業日程度) - 事業着手
交付決定日以降に契約または工事を開始する。契約日と工事着工日のいずれか早い方が事業着手日となる - 事業完了・支払い
設備の引き渡しと施工業者への代金全額支払いが完了した日が事業完了日となる - 実績報告書の提出
「補助金実績報告書(様式第3号)」を提出
提出期限:事業完了から30日以内、または令和9年1月29日(金)のいずれか早い日 - 交付確定通知の受領
市が審査を行い、補助金の確定額を通知する - 交付請求書の提出
確定通知を受け取り次第、「補助金等交付請求書」を提出する - 補助金の受け取り
市から精算払いで補助金が支払われる
補助金は、工事完了後に支払われます。実績報告書を提出し、交付確定通知を受け取ったあとに、交付請求書を提出します。
振込通知は行われないため、入金状況は通帳などで確認してください。
申請期間
令和8年度の受付は先着順で、予算がなくなり次第終了します。
令和8年6月15日(月)〜 予算がなくなり次第終了
鳥羽市環境課に書類が届いた順で受理されます。審査には概ね10営業日程度かかるため、工事着手予定日の10営業日前には申請を済ませておきましょう。
申請方法・提出先
申請書類は郵送または持参で提出できます。
- 提出方法:郵送または持参(持参は平日 8:30〜17:15)
- 提出先:鳥羽市環境課
〒517-0011 三重県鳥羽市鳥羽三丁目1番1号 - TEL:0599-25-1147 FAX:0599-21-0958
必要書類
交付申請時と実績報告時の2回、書類の提出が必要です。不備があると審査が進まないため、事前に内容を確認して準備しましょう。
- 鳥羽市太陽光発電設備等設置費補助金交付申請書(様式第1号)
- 設置工事の見積書の写し
太陽光・蓄電池の内訳がわかるもの。原則として複数者からの見積書を提出 - 設置場所および付近の見取り図
敷地図(1/100程度)・住宅地図(1/1500程度) - 対象設備の仕様書
太陽光パネル・パワコン・蓄電池のカタログ等 - 蓄電池の仕様確認資料
チェックリスト対応ページのコピー、またはZEH登録製品一覧で型番一致を示す資料 - 誓約書(申請者用・施工業者用)
施工業者用は契約後速やかに提出 - 発電電力消費量計画書
年間の発電量・自家消費量・売電量の見込み、世帯人数、過去1年間の電気代を記載 - 委任状(申請事務を代行者へ委任する場合のみ)
- 鳥羽市太陽光発電設備等設置費補助金実績報告書(様式第3号)
- 契約書および領収書の写し
- 対象設備の保証書の写し
間に合わない場合は型番がわかる納品書や写真で代替し、後日提出 - 系統連系・売電に関する書類
発電設備の連系に関するお知らせ(系統連系・受給開始日が記載されたもの)および売電契約書の写し(売電する場合のみ)。連系が間に合わない場合は手続中であることがわかる資料でも可 - 設備の設置写真
施工前・施工後の建物全景および設備設置状況がわかる写真 - 申請内容から変更がある場合は変更後の資料
申請書類は鳥羽市の公式ホームページまたは鳥羽市環境課で入手できます。提出後に市から問い合わせがある場合もあるため、書類の控えは必ず手元に保管しておきましょう。
こんなケースは補助の対象?対象外?

鳥羽市の補助金は、設置場所・住宅の使い方・設備の種類によって対象になるかどうかが変わります。判断が難しい場合は市の審査によって最終決定されるため、事前に鳥羽市環境課または販売店に確認しながら進めましょう。
対象となるケース
次のようなケースは、要件を満たせば補助対象になります。
- 自ら居住する住宅の敷地内に設置する場合(カーポート・倉庫の屋根なども含む)
- 店舗併用住宅で、住宅部分での自家消費が30%以上見込める場合
- 建売住宅を購入する場合で、設備が新品かつ設置費用の内訳がわかる資料がある場合
- 申請時点で市外に居住しており、事業完了日から60日以内に転入する予定がある場合
- 共同住宅で、大家が1室に居住し、発電電力の30%以上を自室で消費する場合
- 蓄電池の価格が上限単価(15.5万円/kWh)を超える場合(補助金の計算に上限単価を適用するため、設備自体は対象)
蓄電池の価格が上限単価(15.5万円/kWh)を超えていても、設備自体は補助対象になります。ただし、より安い蓄電池がないか複数の業者に確認したことを示す書類の提出が必要です。
対象外となるケース
次のようなケースは、補助対象になりません。
- 別荘など、自ら居住しない建物への設置
- 野立ての太陽光発電
- 中古設備(太陽光パネル・パワコン・蓄電池など)
- ポータブル蓄電池や停電時のみ利用する非常用予備電源
- 蓄電池のみの設置(太陽光発電と同時設置が必須)
- PPA(第三者所有モデル)による設置
- パネルのみ、またはパワコンのみの設置
- 増設・買替・リース設備
鳥羽市の太陽光・蓄電池補助金に関するよくある質問

- Q鳥羽市の太陽光発電・蓄電池の補助額はいくらですか?
- A
鳥羽市の補助額は、以下のとおりです。
- 太陽光発電:7万円/kW(上限70万円)
- 蓄電池:設置価格(税抜・工事費込み)の1/3(上限51.6万円)
太陽光発電と蓄電池を同時に導入した場合の合計補助額は、最大約121.6万円です。
- QFIT売電はできますか?
- A
この補助金制度は自家消費型が前提のため、FIT・FIP認定を受ける設備は対象外です。
- Q補助金の対象になる「着手日」と「事業完了」はいつ?
- A
「着手日」は工事の契約日、「事業完了」は設備の引き渡しと代金の支払いが終わった日です。補助金の交付決定通知が届く前に契約すると、補助金を受け取れなくなります。
必ず、通知を受け取ってから契約してください。
- Q自家消費30%以上はどうやって確認するの?
- A
申請時は「発電した電力のうち30%以上を自宅で使う見込み」を計画書に記入して提出します。
設置後は毎年、実際にどれくらい自家消費できたかを報告書にまとめて3年間提出します。
- Q蓄電池が高額でも補助を受けられますか?
- A
受けられますが、補助額の計算には上限単価(15.5万円/kWh)が適用されるため、それを超えた分は補助の対象になりません。
また、より安い蓄電池がないか複数の業者に確認したことを示す書類の提出が必要です。
- Qパネルとパワコンの出力が違うときはどう計算される?
- A
パネルとパワーコンディショナー(パワコン)の出力が異なる場合は、低い方の数値を使って補助額を計算します。
- Qハイブリッド蓄電池やトライブリッド蓄電池は補助対象ですか?
- A
どちらも蓄電池本体は補助対象です。ハイブリッド蓄電池はパワコンと一体になっているため、パワコン込みの価格で補助額を計算します。
トライブリッド蓄電池は、付属のパワコン部分が補助の対象外となります。
- Q保証書はなぜ実績報告時に必要なのですか?
- A
申請した設備が実際に設置されたこと、および新品であることをメーカー保証書で確認するためです。
工事直後は手元にない場合もありますが、その際は型番や製造日がわかる納品書・写真で代替し、届き次第提出します。
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鳥羽市の太陽光・蓄電池補助金まとめ

鳥羽市では、太陽光発電に最大70万円、蓄電池に設置価格の1/3(上限15.5万円/kWh×10kWh)の補助金が用意されています。
交付決定を受ける前に契約・着工すると、補助対象外となります。書類の不備でも受け取れなくなるため、手続きの流れをしっかり把握したうえで進めることが大切です。
- 太陽光発電:7万円/kW(上限70万円・10kWまで)
- 蓄電池:設置価格の1/3(上限15.5万円/kWh・10kWhまで)
- 蓄電池は太陽光発電と同時に設置する場合のみ対象
- 発電した電力の30%以上を自宅で消費することが条件
- 交付決定後に着工し、完了から30日以内に実績報告書を提出
- 受付は令和8年6月15日(月)開始・先着順・予算がなくなり次第終了
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