カナディアンソーラー蓄電池EP CUBEとは?価格・評判・保証を徹底解説

カナディアンソーラー蓄電池EP CUBEの価格・評判・保証を徹底解説 蓄電池

電気代の上昇や災害時の停電が心配で「蓄電池を導入すべきか迷う」「カナディアンソーラーの蓄電池は実際どうなの?」と悩む方は多くいます。

そんな不安を解決してくれるのが、カナディアンソーラーの蓄電池「EP CUBE」です。すでに太陽光発電を導入している家庭でも後付けしやすく、停電時は家中の電気を使える全負荷型で、電気代削減にも役立ちます。

この記事では、EP CUBEの特徴・メリット・注意点・容量選び・価格・評判まで、わかりやすく解説します。

この記事でわかること
  • 後付けしやすい全負荷対応の蓄電池
  • 選べる容量は6.6/9.9/13.3kWh
  • 導入価格の相場は約150万〜290万円
  • 保証15年+有償で最長20年まで延長
  • 設置条件と容量選びが導入成功の鍵
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カナディアンソーラーの蓄電池「EP CUBE」とは?

カナディアンソーラーの蓄電池「EP CUBE」は、世界でも有名なカナダ発の太陽光メーカーが開発した家庭用蓄電池です。停電時に家中の電気を使える全負荷タイプで、今ある太陽光にも後から取り付けやすいのが特徴です。

EP CUBEのラインナップ

項目6.6kWhモデル9.9kWhモデル13.3kWhモデル
型番
(TÜV版)
HES-JP1-606GHES-JP1-610GHES-JP1-613G
蓄電容量
(公称)
6.6 kWh9.9 kWh13.3 kWh
実効容量
(JET版)
6.2 kWh9.4 kWh12.6 kWh
停電時の最大出力5.9 kVA
寸法
(幅×高さ×奥行)
600 × 1006 × 243 mm600 × 1221 × 243 mm600 × 1436 × 243 mm
重量112 kg147 kg182 kg
防塵・防水性能IP65(屋外設置可)
運転音30dB未満
保証期間(機器)15年
参考:カナディアンソーラー|EP CUBE

EP CUBEの強み|導入する5つのメリット

EP CUBEには、日常でも非常時でも役立つ便利な機能がそろっています。停電時に家中の電気を使える全負荷対応や、既存の太陽光にも後付けしやすい設計など、使いやすさが大きな特徴です。

さらに、容量を選べる拡張性や4つの運転モード、省スペース設計、長期保証も魅力。ここではEP CUBEの特長を5つに分けてわかりやすく解説します。

全負荷対応×ハイブリッド型で後付けしやすい

EP CUBE の大きな魅力は、「後付けしやすさ」と「全負荷対応」を両立している点です。蓄電池とパワーコンディショナが一体となったハイブリッド方式のため、既存の太陽光発電システムにもそのまま導入しやすく、新規・既存どちらの家庭にも対応できます。

さらに接続方法は柔軟で、今のパワーコンディショナをそのまま使うAC接続と、太陽光パネルから直接つなぐDC接続の両方に対応。大がかりな工事をせずに導入しやすい設計です。

また、本体には4つのMPPT回路を備えており、複雑な屋根形状でパネルの方角が分かれる場合や、枚数が異なる配置でも効率よく発電できます。後からパネルを追加する際にも対応しやすいのも強みです。

EP CUBEは、「今ある太陽光を最大限活かしたい」「工事負担を抑えて蓄電池を導入したい」という家庭に特に適したシステムです。

参考:カナディアンソーラー|EP Cube

3タイプの容量+6台並列=最大80kWh級の拡張性

Canadian Solarの家庭用蓄電池EP CUBEは、「6.6kWh」「9.9kWh」「13.3kWh」という3つの容量から選べます。

さらに、同型ユニットを最大6台まで並列接続できるので、理論上は最大で約79.8kWh級という大容量の蓄電池システムを構築可能です。

必要に応じて容量を選べるため、3〜5人の家庭や、オール電化など電力使用量の多い家庭まで幅広く対応できます。

4つの運転モード|節電・停電に柔軟対応

EP CUBEには、家庭の電気使用状況や停電時の備えに合わせて使い分けられる4つの運転モードが用意されています。昼間の太陽光を優先して使いたい場合や、できるだけ売電したい場合、非常時に備えて蓄電を確保したい場合など、目的に合わせて自動的に最適な運転をしてくれる仕組みです。

売電モード

売電モードは、太陽光で発電した電気をできるだけ売電し、収益を最大化したい家庭に適した設定です。昼間は売電を優先し、不足分のみを電力会社から購入する仕組みのため、発電量が多い家庭やFIT期間中で売電単価が高い家庭と相性が良いのが特徴です。売電利益を重視したい場合に、最も効果を発揮する運転モードといえます。

スマートモード

スマートモードは、太陽光発電量や家庭の電力使用量を見ながら、最も効率よく電気を使えるよう自動で最適化してくれるモードです。昼間は太陽光の電気を優先し、余剰分は蓄電池へ充電、必要時には放電するなど、状況に応じて柔軟に制御します。電気の使い方を自動で調整したい人や、細かな設定をせずに省エネ運用したい家庭に特に向いています。

グリーンモード

グリーンモードは、太陽光の電気をできるだけ自家消費し、電力会社から買う電気を減らす運転方法です。昼間の発電した電力は家の消費に優先的に使用し、余った分を蓄電池に貯めて夜間に活用します。「電気代をできるだけ下げたい」「太陽光を最大限使いたい」という家庭にぴったりで、売電よりも自家消費を重視する運用に向いています。

蓄電優先モード

蓄電優先モードは、蓄電池をしっかり満充電することを最優先にする運転方法です。昼間の太陽光で発電した電気は、できるだけ売電せずに蓄電池へ回し、余った分だけ家で使います。停電に備えて「とにかく蓄電しておきたい」という家庭に向いており、災害時の備えや夜間の電力使用が多い家庭にも適しています。

省スペースで見た目も美しいスマートデザイン

EP CUBEは奥行きわずか243mmのスリム設計で、玄関脇や外壁沿いなど限られたスペースにも設置しやすいのが特徴です。幅も600mmとコンパクトで、住宅まわりの動線を邪魔せず、どんな外観にも馴染むようデザインされています。

さらに、直線的でスタイリッシュな外観は蓄電池とは思えない仕上がりで、GOOD DESIGN AWARDやRed Dot Awardなど複数の国際デザイン賞を受賞している点も大きな魅力です。住宅設備としての性能だけでなく、見た目の美しさも高く評価されています。

防塵防水性能はIP65を満たしており、雨風が当たる屋外でも安心して使用できます。施工方式も「床置き+背面固定」とシンプルで、多くの場合は大がかりな基礎工事が不要です。

限られたスペースでもすっきり収まり、外観を損ねないスマートなデザイン性は、EP CUBEならではの大きなメリットといえます。

参考:カナディアンソーラー|EP CUBE、2025年レッド・ドット・デザイン賞を受賞カナディアンソーラー|EP CUBE、2025年グッドデザイン賞を受賞

長期保証×スマホアプリで安心して使える

EP CUBEは、家庭用蓄電池としては手厚い15年保証が標準で付帯しており、長期間安心して使い続けられるのも強みのひとつです。さらに、専用アプリ「EP CUBE APP」を使えば、太陽光の発電量や蓄電池の残量、家庭の消費電力量をスマートフォンでいつでも確認できます。

運転状況がリアルタイムで可視化されるため、電気の使い方を見直したり、停電時に必要な電力量を把握したりと、日常でも非常時でも役立ちます。

▶︎保証と寿命はこちらで解説

EP CUBEはカナディアンソーラー製の蓄電池ですが、同社の太陽光パネルとの相性も良く、効率的な自家消費システムを構築できます。
カナディアンソーラーの太陽光パネルの特徴や価格については、こちらの記事で詳しく解説しています。

EP CUBE導入前に知っておきたいデメリット

EP CUBEには多くのメリットがありますが、導入前に知っておきたい注意点もあります。

とくに設置場所の制約や本体重量、容量の後からの増設ができない点などは、購入後に「思っていたのと違った」と後悔しやすい部分です。

ここでは、EP CUBEの弱点となりやすいポイントをわかりやすく整理し、検討時に注意すべき項目を解説します。

設置条件が厳しい(重い・基礎工事・狭い場所NG)

EP CUBEは容量によって112〜182kgと重量が大きく、同容量帯のシャープ(約74〜120kg)や Huawei LUNA2000(63.8〜163.8kg)と比べても重めの蓄電池です。そのため、狭いスペースや床荷重に不安のある場所へ安易に設置するのは注意が必要です。

また、メーカーは屋外設置を推奨しており、防水防塵等級はIP65ですが、地面の平坦さ・排水性・防振性など設置環境をしっかり確認する必要があります。基礎が弱い住宅や古い土間では、専用基礎や補強工事が必要になるケースもあります。

EP CUBEを導入する際は、「置き場所の広さ」「床荷重」「基礎の強度」などを事前に確認することが重要です。

参考:シャープ|蓄電池 製品ラインアップHUAWEI|LUNA2000-7/14/21-NHS1カナディアンソーラー|EP CUBE

容量の後増しができない|初期の選択が重要

EP CUBEは、内部の蓄電ユニットを後から追加して容量を拡張する「後増し」に非対応の構造となっています。容量は6.6/9.9/13.3kWhの3タイプが用意されていますが、一度選択した内部容量は後から変更できない仕様です。蓄電ユニットとハイブリッドパワーコンディショナが一体構造で最適化されていて、後付けユニットでは電圧バランスやシステム制御に不整合が生じる可能性があるためです。

また、同一モデルを外付けで追加する「並列接続」は最大6台まで対応しており、システム全体の容量を増やすことは可能です。ただし、これは本体ごと増設する方式で、内蔵ユニットのみを増やせるわけではない点に注意が必要です。

失敗しない蓄電池容量の選び方

蓄電池の容量は「大きければ安心」というものではありません。目的・家族構成・電気の使い方によって最適なサイズが変わります。

蓄電池容量の目安
  • 1~2人暮らし:4〜6kWh
  • 一般的な4人家族:6〜10kWh
  • オール電化住宅や停電対策を重視する家庭:10〜13kWh以上

また、災害対策なのか電気代削減なのか、太陽光発電とどの程度組み合わせたいのかによっても、適切な容量が異なります。

以下の「【家庭用】蓄電池の容量はどれくらい必要?」の記事では、kWhの基礎知識から出力との違い、家電ごとの必要電力量や容量別の価格相場まで詳しく解説しているので、あわせて参考にしながら、ご家庭に合った容量を選びましょう。

EP CUBE導入価格は約150万〜290万円が相場

蓄電池の導入料金

EP CUBEの価格は、選ぶ容量や工事内容によって大きく変わりますが、一般的には「本体+パワコン+標準工事込み」で約150万〜290万円前後が相場です。6.6kWhモデルが最も手頃で、9.9kWh・13.3kWhと容量が大きくなるほど費用も上がる傾向があります。

ただし、実際の総額は既存の太陽光との接続方式(AC/DC)・分電盤の状態・基礎工事の有無・配線距離といった条件で10万〜数十万円単位で変動することも珍しくありません。

そのため、より正確な価格を知りたい場合は、EP CUBEの施工経験がある業者に現地調査を依頼し、本体価格だけではなく「工事費込みの総額」で比較することが重要です。

モデル(容量)本体の価格相場本体+工事費込み価格相場
6.6kWh
(HES-JP1-606G)
約130万円約150〜180万円
9.9kWh
(HES-JP1-610G)
約150万円約180〜220万円
13.3kWh
(HES-JP1-613G)
約169万円約198〜290万円
※EP CUBEはメーカー小売希望価格が「オープン価格」とされており、固定された定価は公表されていません。本体のみの金額は販売店が公開している参考価格であり、実際の見積もりは工事内容・設置条件により変動します。

補助金でもっと安く設置できる可能性がある

EP CUBEなど家庭用蓄電池は、国や自治体の補助金制度を使うことで、初期費用を大幅に下げられる可能性があります。

補助金制度名補助内容・条件
DR家庭用蓄電池事業
※2025年7月2日に予算到達・申請受付終了
蓄電池本体+工事費の一部を補助
補助率は「費用の1/3以内」または「容量1kWhあたり3.7万円」、上限は60万円/台
東京都 家庭用蓄電池導入促進事業蓄電池システム(新規設置)に対し、1kWhあたり12万円を補助(条件あり)
※予算枠があるため申請は先着順
※国の「DR家庭用蓄電池補助金」と東京都の「家庭用蓄電池導入促進事業」は併用できません。補助金制度には「重複助成禁止(同じ設備への複数補助不可)」という規定があるため、いずれか一方のみ申請可能となっています。

たとえば国が実施する「DR家庭用蓄電池事業」では、対象となる蓄電池の導入に対し設備費+工事費の約3分の1または容量あたりの一定額(1kWhあたり約3.7万円)が補助され、上限は60万円とされています。

また、都道府県・市区町村レベルでも補助金が出るケースが多く、例として東京都の「家庭用蓄電池導入促進事業」では1kWhあたり約12万円の補助が出る場合があります。

EP CUBEを導入を検討する場合は、必ず住んでいる自治体の補助制度を確認することをおすすめします。

参考:クールネット東京|令和7年度 家庭における蓄電池導入促進事業災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業SII|DR家庭用蓄電池事業

蓄電池の補助金についてもっと知りたい方は、詳しく解説しているこちらの記事もあわせてご覧ください。

相見積もりを取ってより安く信頼できる業者へ依頼するのがおすすめ

相見積もりを取って、価格だけでなく施工品質や保証内容まで比較したうえで、信頼できる業者へ依頼するのがおすすめです。

一括見積もりサイトを利用すれば、1回の入力で複数業者の見積もりが届くため、総額・保証・工事内容の違いを効率的に確認できます。

とくに「エコ×エネの相談窓口」は、最短60秒で蓄電池の相見積もりが取れるサービスで、以下のような安心ポイントが特徴です。

エコ×エネの相談窓⼝の安心ポイント
  • 優良業者のみ登録
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  • 「イエローカード制度」で悪質業者を排除
    評判が悪い・クレームが多い業者は契約解除の対象に
  • 販売施工会社への断りも代行対応
    「断りづらい…」という方のために、当社が代行連絡をサポート

しつこい営業がなく、価格・保証・施工内容をまとめて比較できるため、初めて蓄電池を導入する人でも安心して利用できます。蓄電池の交換を希望する場合は、見積もり依頼時に「蓄電池の交換希望」と明記しておくとスムーズです。

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EP CUBEは何年で元が取れる?

EP CUBEが「何年で元が取れるか」は、家庭の電気使用量・太陽光の発電量・運用方法によって大きく変わります。ここでは、一般的な家庭をモデルケースにして、実際にどれくらいの期間で回収できるのかを試算してみました。

シミュレーション条件(モデルケース)
  • 地域:東京都
  • 屋根条件:南向き・傾斜20°(標準)
  • 太陽光パネル:カナディアンソーラー CS6.2-48TM-455
  • 設置枚数:12枚(合計5.46kW)
  • 年間発電量:6,600kWh/年(東京都の一般的な条件)
  • FIT状況:卒FIT(余剰電力は売電せず自家消費)
  • 電気料金:30円/kWh(一般的な家庭の平均値)
  • EP CUBE価格相場:9.9kWhモデル/約180〜220万円(本体+工事費込み)

EP CUBEの導入費用(9.9kWhモデル・本体+工事費込み)は約180〜220万円が相場です。今回のモデルケースでは、年間約2,600kWhの余剰電力を夜間に自家消費できると仮定すると、電気代の削減効果は年間およそ8〜9万円程度になります。

この条件を基にすると、単純計算で元が取れるまで約20〜25年が目安です。蓄電池は太陽光発電のように短期間で回収できる設備ではありませんが、「節約効果が少ない=導入する価値が低い」ということではありません。

EP CUBEは、停電時でも家電を使える安心感や、太陽光をムダなく活用できる点が大きな魅力です。電気代が上がり続ける今、夜の電気を買わずに済む生活は将来のリスク対策にもなります。太陽光のメリットを最大限に活かし、家庭のエネルギー自給率を高めたい方には、十分に導入価値のある設備といえるでしょう。

参考:カナディアンソーラー|発電シュミレーション

EP CUBEのリアルな口コミ・評判は?

SNS上では、EP CUBEのデザイン性や仕様に関する前向きな口コミが複数見られます。

EP CUBEの口コミを見ると、まずスタイリッシュなデザイン性が高く評価されており、「他の蓄電池より見た目が良い」「これを決め手にした」という声が多く見られます。さらに、全負荷対応やモジュール式構造、後付けしやすい柔軟性など、性能面でも満足度が高いのが特徴です。

一方で、「容量はもう少し欲しい」「費用回収には時間がかかる」といった率直な意見もありました。

EP CUBEはデザイン・機能性・安心感を重視したい家庭に選ばれている蓄電池といえます。

EP CUBEが向いている人

カナディアンソーラー蓄電池のEP CUBEは、以下のような人が向いています。

EP CUBEが向いている人
  • 停電時でも普段どおりの生活を維持したい人
  • オール電化や家電が多く、電気使用量が多い家庭
  • 電気代を効率的に下げたい人
  • 太陽光発電を最大限に活用したい人
  • 将来のEV導入や電力使用増を見込む人
  • 見た目のデザイン性や外観にこだわる人
  • 安心・快適・経済性をバランス良く求める人

EP CUBEは、停電時でも家中の家電を普段どおり使いたい人や、オール電化などで電気使用量が多い家庭に特に向いています。大容量・全負荷対応・AI制御による電気代の最適化に加え、外観がスタイリッシュで住宅の景観を損ねない点も魅力で、「防災性・快適さ・経済性・デザイン性のすべてを重視する家庭」に最適な蓄電池です。

一方で、EP CUBEは小容量のラインナップが少ないため、最小限の家電が動けば十分だったり初期費用を抑えたい家庭には、より小〜中容量を選べる他メーカーの蓄電池のほうが適しています。

初期費用を抑えたい方や小容量で十分という場合は、他のメーカーと比較してより合う蓄電池を選びましょう。

【オムロン】

【パナソニック】

【シャープ】

【京セラ】

【HUAWEI】

EP CUBEはメーカー保証15年+有償で最長20年まで延長可能

EP CUBEは標準でメーカー保証15年が付帯しており、自然故障であれば修理費・部品代・出張費を含めて無償で対応してもらえます。保証対象はハイブリッドパワコン本体・蓄電池パック本体・ベース本体で、主要ユニットは長期間安心して使える設計です。

また、リモコンやケーブル類などの付属品は1年保証と、保証対象ごとに期間が異なる点も押さえておきましょう。さらに有償の延長保証に加入すれば、保証期間を最長20年まで伸ばすことができ、長期運用を想定する家庭にも適しています。

EP CUBEに採用されているLFP(リン酸鉄リチウム)電池は劣化しにくく、約6,000回の充放電で容量80%を維持するとされます。1日1回の充放電で換算すると寿命の目安は約15〜20年で、保証期間も、実際の使用年数に合わせたバランスのよい内容です。

落雷や台風などの自然災害、施工不良、誤った使用方法による不具合は保証対象外となる場合があります。さらに、保証内容は原則として製品保証(自然故障)であり、蓄電容量の低下を補償する「容量保証」は含まれない点には注意が必要です。

参考:カナディアンソーラー|20年延長保証サービス(有償)のご案内

故障時の対応

故障やエラーが発生したときの流れは、次のとおりです。

故障時の対応
  1. モニターに表示されるエラー内容を確認
  2. 購入した販売店・施工店へ連絡
  3. メーカーサービスが訪問し、点検・修理を実施

EP CUBEで故障やエラーが発生した場合は、まず本体モニターに表示されるエラー内容を確認し、どのような異常が出ているのかを把握します。

そのうえで販売店へ連絡し、状況に応じてメーカーサービスが訪問して点検・修理を行うのが基本の流れです。

参考:カナディアンソーラー|20年延長保証サービス(有償)のご案内

EP CUBEに関するFAQ(よくある質問)

EP CUBEに関するFAQ(よくある質問)

EP CUBEに関するよくある質問を紹介します。

Q
EP CUBEの保証期間はどれくらい?(メーカー保証は?)
A

EP CUBEは標準でメーカー保証10年または15年(プランによる)がついており、有償の延長保証に加入すると最長20年まで保証延長が可能です。自然故障であれば修理費・部品代・出張費はすべて無償で対応されます。

Q
EP CUBEは何年使える?寿命はどのくらい?
A

EP CUBEに採用されているLFP電池は劣化しにくく、約6,000サイクル(容量80%)が寿命の目安とされています。1日1回の充放電で換算すると、およそ15〜20年使用できる計算です。

Q
停電時はどこまで使える?エアコンも動く?
A

EP CUBEは全負荷対応のため、停電時でも家中の家電(エアコン・IH・冷蔵庫・電子レンジなど)を通常どおり使えます。家庭の電気使用量が多い世帯でも安心です。

Q
EP CUBEは火災リスクはないの?安全性は?
A

採用しているLFP(リン酸鉄リチウム)電池は熱に強く、発火リスクが低いことで知られています。寿命が長い・熱暴走しにくいという特徴があり、安全性の面でも評価の高い電池です。

Q
故障したときはどこに連絡すればいい?
A

EP CUBEの修理窓口は**購入した販売店(施工店)**です。モニターのエラーコードを伝えると対応がスムーズで、必要に応じてメーカーサービスが訪問し点検・修理を行います。

EP CUBEは省スペースで頼もしさも兼ね備えた蓄電池

EP CUBEは、奥行わずか243mmのスリム設計で住まいに馴染みやすく、限られた設置スペースでも導入しやすい蓄電池です。

一方で、停電時は家中の家電を使える全負荷対応と大容量を備え、日常でも非常時でも頼れる性能を発揮します。

また、ハイブリッド型で既存の太陽光にも後付けしやすく、4つの運転モードで電気代削減にも貢献。LFP電池による長寿命設計や15年保証(最長20年まで延長可)、IP65の耐久性など、長期使用の安心感も十分です。

太陽光を最大限活かしつつ、防災性と経済性をバランスよく求める家庭に特に適した蓄電池です。

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