
トリナソーラーって海外の太陽光発電メーカーだけど本当に大丈夫?
価格は安いって聞くけど性能はどうなの?
導入を検討しているものの、気になることが多い方もいるでしょう。
この記事では、トリナソーラーを実際に導入した方の口コミを紹介します。住宅用太陽光パネルの特徴や価格、メリット・デメリット、保証、蓄電池についても解説するので、導入を検討している方は参考にしてください。

トリナソーラーは中国発の世界的な太陽光発電メーカー

トリナソーラー(Trina Solar)は、1997年に中国で設立された太陽光発電メーカーです。太陽光パネルの研究開発・製造・販売をはじめ、蓄電システムや発電システムなど、幅広いエネルギー事業を展開しています。
「海外メーカーだけど大丈夫?」と不安に感じる方もいるかもしれませんが、世界180以上の国・地域で導入されており、2025年6月末時点で太陽光モジュールの累計出荷量は292GWを超えています。
世界180以上の国・地域で導入されている
トリナソーラーは中国だけでなく、世界各国で太陽光発電事業を展開しています。
公式サイトによると、180以上の国・地域で導入実績があり、2025年6月末時点の太陽光モジュール累計出荷量は292GWを超えています。
1997年の設立から長く太陽光発電事業を続けており、世界規模で太陽光パネルを供給してきた実績のあるメーカーです。
2010年に日本法人を設立している
トリナソーラーは海外メーカーですが、日本国内にも「トリナ・ソーラー・ジャパン株式会社」を設立しています。
日本法人が設立されたのは2010年です。現在も国内で太陽光発電モジュールや蓄電ソリューションを展開しており、製品やサービスに関する問い合わせ窓口も設けています。
また、日本の気候や住宅事情・安全基準などを考慮した製品開発にも取り組んでおり、日本市場向けの太陽光パネルも展開しています。
海外メーカーだからという理由だけで判断するのではなく、日本国内での事業実績や問い合わせ体制、製品の性能・保証まで確認して比較するとよいでしょう。
【独自アンケート】トリナソーラーの口コミ・評判
トリナソーラーを検討するうえで、実際に導入した方の口コミや評判が気になる方も多いでしょう。
当サイトでは、太陽光発電を導入した方を対象に独自アンケートを実施しました。そのなかから、トリナソーラーを導入した方の口コミを紹介します。
- 調査対象:太陽光発電・蓄電池を導入した方
- 調査方法:インターネット調査(クラウドワークスによるアンケート)
- 調査期間:2026年8月28日〜9月11日
※本記事では、調査回答のうちトリナソーラーを導入した方の回答を紹介しています。

トリナソーラーの太陽光は、晴れの日の発電量が安定しており、特に夏場は自家消費分が大きく減って電気代の負担が軽くなりました。発電モニターでリアルタイムに状況を確認できるため、家の電気使用量を意識するようになり、節約につながっています。
一方、天候が悪い日が続くと発電量が大きく落ちるため、売電収入が月によってばらつく点は気になりました。また、屋根の形状の関係で希望していた向きにパネルを設置できず、発電効率が少し下がったことが残念でした。メンテナンス費用が今後どれくらいかかるのかが不安です。
| 項目 | 回答 |
|---|---|
| 居住地 | 熊本県 |
| 年代 | 50代 |
| 世帯人数 | 2人 |
| 導入時期 | 2024年 |
| 設置容量 | 7kW以上 |
| 導入費用 | 200〜250万円 |
| 選んだ理由 | 価格 |
| 見積もりを取った会社数 | 3社 |
| 電気代の削減額 | 約5,000円/月 |
| 売電収入 | 5,000〜8,000円/月 |
| 満足度 | ★★★★☆(星4) |
| おすすめできるか | おすすめ |
今回の回答者は、トリナソーラーを価格で選び、満足度は星4、「おすすめできる」と回答しています。実際に月約5,000円の電気代削減と、月5,000〜8,000円の売電収入があるとのことでした。
気になった点としては、天候や屋根の形状による発電量への影響、将来のメンテナンス費用を挙げています。ただし、これらはトリナソーラー固有の問題ではなく、太陽光発電全般で確認しておきたいポイントです。
トリナソーラーの住宅用太陽光パネルは「Vertex S+」シリーズ

トリナソーラーでは、住宅用から大規模発電所向けまで、用途に合わせた太陽光パネルを展開しています。
住宅用としてチェックしておきたい主なVertex S+シリーズは、以下のとおりです。
| モデル | 最大出力 | 特徴 |
|---|---|---|
| NDG05R.78A | 230W | コンパクト・防眩仕様 |
| NEG9R.25 | 455W | 景観に配慮したフルブラックモデル |
| NEG9R.28 | 465W | 片面発電・ダブルガラス |
| NED9R.28 | 470W+ | 強靭化モデル |
| NEG18R.28 | 525W | 高出力モデル |
なかでも、一般住宅で注目したいのが「Vertex S+ Nano」と、住宅の外観との調和を重視したフルブラックモデルです。
Vertex S+ Nano|日本の住宅向けに設計されたコンパクトモデル
Vertex S+ Nano(NDG05R.78A)は、日本の住宅屋根にも設置しやすいようコンパクトに設計された太陽光パネルです。
最大出力は230W、最高変換効率は23.0%。本体サイズは1,314×761mm、面積は1㎡未満で、屋根のスペースが限られている住宅や複雑な形状の屋根にも配置しやすいのが特徴です。
また、太陽光の反射やまぶしさを抑える防眩ガラスと、汚れの堆積を抑える独自特許の防汚フレームを備えています。さらに、ダブルガラス構造を取り入れ、強風や積雪などを想定した高い耐荷重性能も備えているため、長期間使用する住宅用太陽光パネルとして耐久性にも配慮されています。
参考:トリナ・ソーラー|Vertex S+ Nano NDG05R.78A
Vertex S+|住宅の外観になじみやすいフルブラックモデル
住宅の外観にもこだわりたい場合は、フルブラックデザインのVertex S+も候補になります。
NEG9R.25は、住宅屋根との調和を意識したデザインで、最大出力455W・最高変換効率22.8%を実現しています。
N型i-TOPConセルに加え、1.6+1.6mmの軽量ダブルガラス構造を取り入れているのも特徴です。耐久性に配慮しながら重量を抑え、住宅への設置のしやすさも考えられています。
また、高温時の出力低下を抑えやすい特性を備えているため、デザインだけでなく発電性能や耐久性も重視したい方に向いているモデルです。
参考:トリナ・ソーラー|Vertex S+ NEG9R.25
トリナソーラーの4つのメリット|住宅用モデルや蓄電池まで選べる

トリナソーラーは、住宅の屋根や設置条件に合わせて選べる太陽光パネルを展開しているほか、発電効率を高める技術開発にも力を入れています。
また、第三者機関と連携した品質・信頼性評価を行っているほか、住宅用蓄電池も展開しています。ここでは、トリナソーラーの4つのメリットを紹介します。
住宅の屋根や希望に合わせて複数のモデルから選べる
トリナソーラーの住宅向けVertex S+シリーズには、サイズや出力・デザインなどが異なる複数のモデルがあります。
コンパクトなモデルやフルブラックデザイン・高出力モデルなどがあり、屋根の広さや形状・外観・必要な発電量などを考えながら選べるのがメリットです。
住宅によって太陽光パネルを設置できるスペースは異なるため、複数のモデルから自宅の屋根に合った製品を検討できることは、トリナソーラーの特徴といえます。
高効率化に向けた太陽光発電技術の開発を続けている
トリナソーラーは、太陽光パネルの発電効率を高めるための技術開発にも取り組んでいます。
住宅向けVertex S+シリーズにはN型i-TOPCon技術を採用したモデルがあり、NEG9R.25では最高変換効率22.8%を実現しています。
また、太陽光パネルは高温になると発電性能が低下する傾向がありますが、Vertex S+は夏場の高温時でも出力低下を抑えやすい設計です。
さらに、トリナソーラーは従来のi-TOPConを進化させた「i-TOPCon Ultra」も開発しています。太陽電池内部のエネルギー損失を抑えることで、さらなる高効率化を図っています。
こうした高効率化に向けた技術開発を続けていることも、トリナソーラーの特徴です。
参考:トリナ・ソーラー|最新N型i-TOPCon Ultraセル搭載製品を発表
第三者機関と連携した品質試験や耐久性評価を行っている
トリナソーラーでは、製品の品質や耐久性を確認するため、第三者機関と連携した試験・評価を行っています。
Vertex S+シリーズでは、積雪や強風、塩害、高温多湿など、屋外での使用を想定した耐久性試験も実施されています。住宅を建てる地域によって気候や設置環境が異なるため、さまざまな環境を想定して品質を検証している点はメリットです。
また、トリナソーラーはTÜV Rheinlandなどの第三者機関と連携しているほか、自社にも製品の性能や信頼性を検証する試験施設を設けています。
参考:トリナ・ソーラー|品質
太陽光発電と蓄電池をまとめて検討できる
トリナソーラーでは太陽光パネルだけでなく、日本の住宅向け蓄電池も展開しています。
すでに太陽光発電を設置している住宅向けのハイブリッド蓄電池システムに加え、10kWh・15kWhから選べる次世代住宅用蓄電池システムも用意されています。
2026年9月には「Vertex S+ Nano」と「スマート蓄電システムⅡ」のセット販売も開始しており、これから太陽光発電と蓄電池を同時に導入したい場合にも検討できます。
蓄電池の詳しい種類や特徴については、後半の「トリナソーラーは住宅用蓄電池もある」で紹介します。
トリナソーラーの2つのデメリット・注意点|モデルや設置条件を確認

トリナソーラーには複数の住宅向けモデルがありますが、導入前に確認しておきたい点もあります。
購入してから後悔しないためにも、モデルごとの違いや自宅の屋根に設置できるかを確認しておきましょう。
モデルごとの違いを確認して選ぶ必要がある
トリナソーラーは複数の太陽光パネルを展開しており、モデルによって出力やサイズ・特徴・保証内容が異なります。
選択肢が多いのはメリットですが、自宅の屋根や希望に合わないモデルを選ぶと、十分な発電量を確保できない可能性があります。
そのため、価格だけで決めるのではなく、屋根の広さや形状・必要な発電量などをもとに、適したモデルを選ぶことが大切です。
また、モデルによって保証内容も異なるため、提案された製品の型番も確認しておきましょう。
屋根によっては希望どおりに設置できない場合がある
コンパクトなVertex S+ Nanoなどが用意されていますが、どの住宅でも希望する容量を設置できるとは限りません。
屋根の広さや形状、向きなどによっては、設置できる枚数やパネルの配置が制限される場合があります。
実際に当サイトのアンケートでも、トリナソーラーを導入した方から「屋根の形状の関係で希望していた向きにパネルを設置できなかった」という回答がありました。
見積もり時には価格だけでなく、「屋根に何枚設置できるのか」「どの程度の年間発電量を見込めるのか」まで確認しておくことが大切です。
トリナソーラーの価格は?導入費用は設置条件によって異なる

トリナソーラーでは、公式サイトで住宅用太陽光発電システムの販売価格を公開していません。
太陽光発電の導入費用は、パネルの価格だけでなく、設置容量や屋根の形状、パワーコンディショナ、架台、工事内容などによって異なります。
そのため、トリナソーラーの導入費用を知りたい場合は、一般的な太陽光発電の価格相場をひとつの目安にするとよいでしょう。
2025年設置実績における太陽光発電の設置費用は、1kWあたり新築で28.9万円、既存住宅(リフォーム)の場合は30.1万円です。
(出典:経済産業省 調達価格等算定委員会「令和8年度以降の調達価格等に関する意見」(2026年2月5日)
ただし、これはトリナソーラーの販売価格ではなく、住宅用太陽光発電全体の相場です。実際の費用は住宅の設置条件や施工会社などによって変わります。
同じトリナソーラーでも施工会社によって見積もり金額が異なる可能性があるため、1社だけで決めず、複数社の価格や提案内容を比較することが大切です。

また、自治体によっては太陽光発電に利用できる補助金もあります。利用できる補助金も確認しながら、自宅の条件に合ったプランを比較することが大切です。
以下の記事では太陽光発電の補助金について解説しているので、あわせてご覧ください。

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トリナソーラーは製品保証・出力保証がある|期間はモデルで異なる

トリナソーラーでは、太陽光パネルに製品保証と出力保証を用意しています。
| モデル | 製品保証 | 出力保証 |
|---|---|---|
| Vertex S+ Nano NDG05R.78A | 15年 | 30年 |
| Vertex S+ NEG9R.25 | 15年 | 30年 |
住宅向けのVertex S+ Nano(NDG05R.78A)とNEG9R.25は、製品保証15年・出力保証30年です。
製品保証は、保証期間内に材料や製造上の不具合などが発生した場合に備えるものです。一方、出力保証は、長期間使用するなかで太陽光パネルの発電性能がメーカーの定める基準を下回った場合に適用されます。
NEG9R.25の出力保証では、初年度の劣化率を1%、2年目以降は年間0.4%としており、30年後も87.4%の出力を保証しています。
なお、NEG9R.25の製品保証は標準15年ですが、有償で最大25年まで延長できます。保証期間や延長の可否は製品によって異なるため、導入するモデルの保証条件を確認しておきましょう。
参考:トリナ・ソーラー|Vertex S+ Nano NDG05R.78A、Vertex S+ NEG9R.25
トリナソーラーは住宅用蓄電池もある|2つのシステムを展開

トリナソーラーでは、エネルギー貯蔵事業を担うトリナ・ストレージ(Trina Storage)を通じて、日本市場向けの住宅用蓄電池も展開しています。
現在、公式サイトでは「ハイブリッド蓄電池システム」と「次世代住宅用蓄電池システム」の2タイプを案内しています。
| 種類 | 容量 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| ハイブリッド蓄電池システム | 11.5kWh | 太陽光発電を設置済みの方向け・全負荷型・200V対応 |
| 次世代住宅用蓄電池システム | 10kWh・15kWh | 新築・既築向け・全負荷型・100V/200V対応 |
ハイブリッド蓄電池システムは、すでに太陽光発電を設置している住宅向けの製品です。容量は11.5kWhで、太陽光発電でつくった電気を効率よく蓄えられるハイブリッド型を採用しています。
全負荷型・200V対応のため、停電時も家じゅうのコンセントを使用でき、エアコンやエコキュートなどの200V機器にも対応しています。
一方、次世代住宅用蓄電池システムは10kWh・15kWhから容量を選択できます。停電時には自動で自立運転へ切り替わるほか、AIが家庭の電力消費パターンを学習し、蓄電池の充電を自動で管理します。
2026年9月には、住宅用太陽光パネル「Vertex S+ Nano」と「スマート蓄電システムⅡ」を組み合わせたセット販売も開始しました。これから太陽光発電と蓄電池をまとめて設置したい場合にも検討できます。
参考:トリナ・ソーラー|住宅蓄電池システム、ハイブリッド蓄電池システム、次世代住宅用蓄電池システム
トリナソーラーに関するよくある質問

トリナソーラーについて、導入を検討する際によくある質問をまとめました。口コミ・評判やカタログ、問い合わせ先など、気になるポイントを確認しておきましょう。
- Qトリナソーラーの評判はどうですか?
- A
当サイトの独自アンケートでは、トリナソーラーを導入した1人の回答者が、満足度を星4と評価し「おすすめできる」と回答しました。
価格を理由にトリナソーラーを選び、月約5,000円の電気代削減と、月5,000〜8,000円の売電収入を実感しているとのことです。
一方で、天候や屋根の形状による発電量への影響、将来のメンテナンス費用を気になる点として挙げています。
- Qトリナソーラーの太陽光パネルは既存住宅に後付けできますか?
- A
はい、既存住宅にもトリナソーラーの太陽光パネルを後付けできます。
ただし、屋根の形状や広さ、方角、耐荷重などによって設置できるパネルの種類や枚数は異なります。また、屋根の状態によっては補修などが必要になる場合もあるため、施工会社に現地調査を依頼して確認しましょう。
- Qトリナソーラーのカタログはどこで確認できますか?
- A
トリナソーラーの公式サイトにある「ダウンロードセンター」から確認できます。
カタログのほか、太陽光パネルのデータシートや取扱説明書、認証書、保証資料なども公開されています。検討している製品の詳しい仕様や保証内容を確認したい場合に活用するとよいでしょう。
- Qトリナソーラーへの問い合わせ方法は?
- A
製品やサービスについて確認したい場合は、トリナソーラー公式サイトの問い合わせ窓口を利用できます。
なお、設置後の不具合や技術的な相談については、まず施工会社や販売店へ確認するとよいでしょう。
まとめ|トリナソーラーの口コミ・評判や特徴を確認して比較しよう
トリナソーラーは、中国で設立され、世界180以上の国・地域で太陽光発電事業を展開しているメーカーです。日本法人も設立されており、住宅向けの太陽光パネルや蓄電池を展開しています。
- 住宅用は「Vertex S+」シリーズを展開
- アンケート回答者は満足度星4で「おすすめ」と回答
- 屋根や希望に合わせて複数モデルから選べる
- 製品・出力保証はモデルによって期間が異なる
- 導入価格は非公開のため見積もりで確認が必要
- 住宅用蓄電池も展開している
トリナソーラーは複数の住宅向けモデルを展開しているため、価格だけでなく、自宅の屋根に設置できる容量や予想される発電量、保証内容まで確認して選ぶことが大切です。
また、同じ太陽光発電システムでも施工会社によって見積もり金額が異なる場合があります。トリナソーラーを検討するときは1社だけで決めず、複数社から見積もりを取り、価格や提案内容を比較してみましょう。
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