新座市では太陽光発電・蓄電池などの省エネ設備に対して「太陽光発電設備等設置費補助金」を交付しています。

- 太陽光発電:9万円/kW(上限45万円)
- 蓄電池:上限9万円/kWh(45万円)
4,800Ahセル未満:価格+工事費(税抜)の18/31
4,800Ahセル以上:価格+工事費(税抜)の9/19
太陽光発電は、最大5kWまでが補助の対象で、最大45万円の補助金が受け取れます。
蓄電池については計算方法が少し複雑で特殊なので「補助対象設備と補助金額」のセクションで詳しく解説しています。
新座の補助金はかなり高額ですが、国や埼玉県の補助金との併用は認められていません。そのため、どの補助金を活用するのか、よく検討する必要があります。
この記事では新座市の太陽光発電・蓄電池の補助金制度の概要や申請方法、太陽光発電を導入するメリット・デメリットを解説します。

補助金を使ってお得に太陽光発電や蓄電池を導入したいとお考えの方は、ぜひ最後までチェックしてください!
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【2025年最新】新座市の太陽光発電補助金
新座市では、2025年度も太陽光発電設備の導入を支援する補助金制度を実施中です。ここでは補助金額や申請受付期間、補助の対象者などを詳しく解説します。
補助対象設備と補助金額
新座市の「太陽光発電設備等設置費補助金」では、太陽光発電設備・蓄電池の導入に対して、下記の補助金が交付されます。
対象設備 | 補助金額 |
---|---|
太陽光発電設備 | 9万円/kW (上限:5kW) |
蓄電池(4,800Ahセル未満) | 価格+工事費(税抜)の18/31 (上限:9万円/kWh) |
蓄電池(4,800Ahセル以上) | 価格+工事費(税抜)の9/19 (上限:9万円/kWh) |
太陽光発電設備には、1kWあたり9万円の補助が支給されます。
4kWの設備を設置する場合
9万円 × 4kW = 36万円
蓄電池(4,800Ahセル未満)は、本体価格と設置工事費(税抜)の合計に対して18/31の割合で補助されます。補助金額の上限は、1kWhあたり9万円で、最大5kWhまでが対象となります。
5kWhの蓄電池(費用合計:60万円・税抜)を設置した場合
60万円 × 18 ÷ 31 = 約34万8,000円
上限である9万円 × 5kWh = 45万円以内のため、全額が補助対象となります。
設置費用は、1kWhあたり税抜12万5千円以下に抑えることが推奨されています。
補助金の申請受付期間
令和7年5月1日から令和7年12月10日まで
補助金を申請する際は、契約を結ぶ前に申請を行う必要があります。申請前に工事契約を交わしてしまった場合、補助金の対象外となるので、注意しましょう。
申請は先着順での受付となっており、予算の上限に達した時点で受付は終了します。ただし、上限に達した当日の申請分については抽選となり、前日までに受け付けられた申請は通常通り審査されます。
補助対象者の要件
補助金の申請対象となるのは、次の条件をすべて満たす個人です。
- 新座市内に住所があること
- 自宅に対象機器(太陽光発電設備・蓄電池)を設置すること
- 市税を滞納していないこと
- 環境価値は、発電した本人が自分のものとして使うこと
- FIT制度またはFIP制度の認定を取得していないこと
- 発電した電気を別の建物に送って使わないこと
- 国の「事業計画策定ガイドライン(太陽光発電)」を遵守していること
- 発電した電力の30%以上を自家消費すること
- J-クレジット制度への登録を行っていないこと
上記の条件を満たしていない場合は、補助の対象外となります。
補助金は先着順で予算がなくなり次第終了します。せっかくのチャンスを逃さないためにも、早めに見積もりを取って準備しておくことが安心です。
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新座市の太陽光発電補助金申請方法

補助金を確実に受け取るには、適切な手順で申請を行うことが重要です。ここでは、新座市の補助金申請の流れや必要書類について、詳しく紹介します。
申請方法
-
STEP1交付申請工事契約を結ぶ前に、交付申請書と添付書類を提出します。
-
STEP2交付決定通知新座市が審査を行い、交付決定通知が送付されます。
-
STEP3設置工事の実施交付決定後に、機器の設置工事を行い、費用を支払います。
-
STEP4完了報告工事完了後、完了報告書と添付資料を提出します(期限:令和8年2月10日まで)。
-
STEP5確定通知新座市が完了内容を審査し、補助金交付額が確定します。
-
STEP6補助金の請求請求書と必要書類を提出します。
-
STEP7補助金の受領市の審査後、指定口座に補助金が振り込まれます。
必要書類
新座市の補助金を利用するには、以下3回のタイミングで書類を提出する必要があります。
必要書類は、新座市の公式サイトからダウンロードできます。
- 交付申請書(様式第1号)
- 見積書の写し
- 設置場所の案内図(発電設備の位置がわかる地図)
- 仕様書の写し(性能表示やメーカー・型式がわかるもの)
- 個人情報利用目的外利用同意書
- 電力の発電量および消費量の計画書の写し
- 住民票の写し
- 確定申告書の写し(直近年度)
- 市内発行の納税証明書または非課税証明書(氏名記載要)
- 施工業者の会社名・代表者名が記載された誓約書
- 完了報告書(様式第7号)
- 設置状況の写真(建物外観・設備全体・銘板3点)
- 契約書・領収書・保証書の写し
- 電力会社との受給契約書の写し(該当する場合)
- 請求書(様式第9号)+必要書類(通帳写し等)
- 通帳の見開き面コピー(申請者本人名義、カタカナ表記)
提出した書類は、審査の結果にかかわらず返却されません。後日必要となる可能性があるため、必ず提出前に写しを保管しておきましょう。とくに契約書や領収書、保証書などの原本は、大切に保管してください。
埼玉県や国の補助金と併用できる?

新座市の補助金と併用できる補助金は、ありません。
新座市の補助金制度は、国の「地域脱炭素移行・再エネ推進交付金」を活用しているため、国の他の補助金と併用することはできないことになっています。
経済産業省や環境省の補助制度(例:DR補助金、ZEH支援事業など)との併用はできません。
また埼玉県の補助金は国の補助金を財源としている補助金との併用ができないので、埼玉県の補助金とも併用ができません。
新座市・埼玉県・国、どの補助金を使えば最もお得?
新座市・埼玉県・国には、それぞれに補助金制度が用意されています。
区分 | 太陽光発電 | 蓄電池 |
---|---|---|
新座市 | 9万円/kW(上限45万円) | 9万円/kWh(上限45万円) |
埼玉県 | 7万円/kW(上限35万円) | 15万円(一律) |
国(DR補助金) | なし | 3.7万円/kWh(上限60万円) |
太陽光発電・蓄電池ともに、新座市の補助金額が最も大きくなっています。
そのためどの設備を導入するにしても、新座市の補助金を優先して活用するのがおすすめです。
新座市で太陽光発電設備を導入するメリット

太陽光発電・蓄電池それぞれ単独での導入も補助対象
新座市の補助制度では、太陽光発電と蓄電池をセットで買わなくても、どちらか一方だけの導入でも補助を受けることができます。
「まずは太陽光だけつけて、あとから蓄電池もつけたい」
「すでに太陽光発電はあるから、今回は蓄電池を導入したい」
という場合でも、補助の対象になります。
電気代の節約につながる
太陽光発電を導入すると、昼間に使う電気を自分の家でつくれるようになります。その分、電力会社から買う電気が減るため、月々の電気代を安くできます。
電気代が高騰している昨今では、自己消費による光熱費の節約効果が大きく、10年~15年といった長期スパンで見れば、設備導入費用の回収は十分に可能です。
蓄電池を組み合わせれば、余剰電力を夜間にも活用でき、さらなるコストダウンが期待できます。
停電や災害時に家庭内で電気が使える安心感
地震や台風などの自然災害で停電が発生した場合、太陽光発電と蓄電池があれば、家庭内で最低限の電力を確保できます。
たとえば、照明やスマートフォンの充電、冷蔵庫の稼働といった生活に欠かせない機器を動かすことが可能です。
新座市で太陽光発電を導入するデメリット

ここでは、導入前に押さえておきたいデメリットについて説明します。
埼玉県や国の補助金と併用できない
前述の「埼玉県や国の補助金と併用できる?」でも解説していますが、新座市の補助金は他の補助金と併用ができません。
他の自治体では併用が認められていることがほとんどなので、損をしたと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし新座市の補助金は他の自治体よりもかなり高額に設定されており、太陽光発電と蓄電池を同時導入すると、最大で90万円の補助金が受けられます。
業者によって見積額や保証内容に差がある
太陽光発電の設置費用は、業者によって提示価格や工事内容、保証期間などが大きく異なります。
たとえば、同じ5kWの太陽光パネルでも、工事費込みで120万円の業者もあれば、90万円で設置できる業者もあります。
安さだけで選ぶと、保証が短かったり、施工品質が不安だったりすることもあるため注意が必要です。
「補助金を使ってお得に設置したい」「信頼できる業者に頼みたい」とお考えの方は、複数の業者から無料で相見積もりが取れる、「エコエネ」のようなサービスを使うのがおすすめです。
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屋根の形や方角によって発電効率が変わる
太陽光パネルは「南向きで傾斜のある屋根」が最も発電効率が高いとされていますが、住宅によっては東西向きや影が多い場所にしか設置できないこともあります。
そのため、事前に現地調査をしてもらい、自宅に合った最適な設計ができる業者を選ぶことが重要です。
複数社に見てもらうことで、ベストな設置方法や費用感を比較できます。
新座市の太陽光発電補助金まとめ

新座市では、太陽光発電・蓄電池の導入に対して補助金を交付しています。
- 太陽光発電:9万円/kW(上限45万円)
- 蓄電池:上限9万円/kWh(45万円)
4,800Ahセル未満:価格+工事費(税抜)の18/31
4,800Ahセル以上:価格+工事費(税抜)の9/19
太陽光発電と蓄電池をセット導入することで、最大90万円の補助を受け取ることが可能です。
埼玉県の補助金(太陽光:7万円/kW、蓄電池:10万円)や、国のDR補助金(最大60万円)とは併用が認められていません。
「どこに頼めばいいかわからない」「損はしたくない」という方は、まず無料の一括見積もりで情報を集めてみましょう。

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