上尾市では太陽光発電・蓄電池などの省エネ設備に対して「再エネ・省エネ対策推進奨励金」を交付しています。

- 太陽光発電:2万円/kW(上限9万円)
- 蓄電池:5万円(一律)
2025年6月20日時点で、予算に対する申請額の割合は10%なので、まだ予算には余裕があります。ただし、先着順で補助金が交付されるので、早めに手続きをした方が良いでしょう。
上尾市の補助金は国や埼玉県の補助金とも併用でき、初期費用を抑えることが可能です。
はじめて太陽光発電や蓄電池の導入を検討している方に向けて、上尾市の補助制度の内容や申請の流れ、導入メリット・注意点まで、必要な情報を網羅的に紹介します。

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【2025年最新】上尾市の太陽光発電補助金
上尾市では、太陽光発電や蓄電池の設置に対する補助制度を実施しています。ここでは、補助内容や申請条件、手続きの流れなどを詳しく解説します。
補助対象設備と補助金額
上尾市が交付する補助金の金額は、設置する設備の種類によって異なります。太陽光発電と蓄電池の補助金額は、以下のとおりです。
- 太陽光発電:2万円/kW(上限9万円)
- 蓄電池:5万円(一律)
同じ年度に申請できるのは、1つの機器につき1回までで、1世帯あたり合計3つまでです。
費用には消費税も含まれ、補助金額は「上限額」または「費用の2分の1」のうち少ない方のどちらになります。
- 令和7年4月1日以降に購入・設置し、令和8年3月31日までに申請を完了していること
- 自分の家庭または事業で使用する目的で購入・設置されたものであること
- 対象となる機器が自作品や中古品ではないこと
交付を受けるには、購入時期や設置目的に関する条件をすべて満たしている必要があります。自宅用であることが前提となっており、中古品や自作機器は対象外です。
補助金の申請受付期間
令和7年5月1日~令和8年3月31日まで
補助金の受付開始日は令和7年5月1日で、終了は令和8年3月31日です。
予算に達した時点で締め切られる可能性があるため、早めに手続きの準備を進めましょう。
補助対象者の要件
- 上尾市内に住所があり、実際に居住していること
- 申請時点で、市税を滞納していないこと
(市民税、法人市民税、固定資産税、都市計画税、国民健康保険税、軽自動車税)
補助金を受け取るには、上尾市内に住所があり、実際に居住していること、そして市税に滞納がないことが条件です。これらの条件を満たしていない場合、申請は無効となるので、事前に確認しておきましょう。
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上尾市の太陽光発電補助金申請方法

補助金を確実に受け取るには、適切な手順で申請を行うことが重要です。ここでは、上尾市の補助金申請の流れや必要書類について、詳しく紹介します。
申請方法

-
STEP1申請書の提出購入・設置後、必要書類をそろえて窓口または郵送で申請します。受付は先着順で、予算を超えた場合は抽選となります。
-
STEP2交付決定通知の受領書類審査を経て交付が決定すると、申請者へ交付決定通知が届きます。通常1~2週間程度で発送されます。
-
STEP3補助金の振込交付決定後、3~4週間程度で申請者の口座に補助金が振り込まれます。通帳記帳等で入金をご確認ください。
申請方法は、窓口での提出か郵送での提出から選べます。
- 窓口での提出
平日 8:30~17:00(土日・祝日・年末年始は受付不可) - 郵送での提出
〒362-8501上尾市本町3丁目1-1
環境政策課 ゼロカーボン推進室 宛
申請書類に不備があると、窓口では受け付けてもらえません。仮受付や予約もできないため、提出時にすべての書類が正しくそろっている必要があります。
郵送の場合は、不備があると書類は返送され、修正して再提出しなければなりません。書類の一時預かりも行っていません。
必要書類
上尾市の再エネ・省エネ対策推進奨励金を申請するには、機器の種類や申請者の状況に応じて、さまざまな書類を用意する必要があります。以下の一覧を参考に、書類をもれなく準備してください。
- 上尾市再エネ・省エネ対策推進奨励金交付申請書兼請求書(第1号様式)
※交付金額は、購入・設置に要する費用の2分の1または上限額のうち低い額 - 領収書のコピー
※但し書きに対象機器の費用が記載されたもの、または費用の内訳書を添付
※内訳書がない場合やローン支払い等で領収書がない場合は、「販売証明書(販売業者作成)」を提出 - 以下いずれかの市税関連証明書(コピー不可、申請日から3ヶ月以内発行のもの)
市税に未納がない証明書
令和6年度の納税証明書 市県民税(個人)
【上記証明書が発行できない場合】
- 非課税の方 → 令和6年度の非課税証明書
- 令和7年1月1日以降に上尾市へ転入した方 → 住民票の写し
- 委任状(同居家族以外が代行申請する場合)
- 名刺(業者が代行申請する場合)
【太陽光発電システムに必要な書類】
- 設置状況が分かる写真
- モジュールの写真 1枚
- パワーコンディショナー(型式名が判別できるもの)1枚
- 機器全体の写真 1枚 - 設備出力が分かる書類(いずれか)
- 購入電力量のお知らせ(発電者情報・出力情報が記載されているもの)
- 工程照会(東京電力パワーグリッドのWeb申込サービス)
- 接続契約のご案内
- 電力受給契約申込書
【家庭用蓄電池システムに必要な書類】
- 正規の保証書のコピー
※機器等の仕様および規格が判別できる書類のコピーでも可 - 設置状況が分かる写真
- 型式名が判別できるもの 1枚
- 機器全体の写真 1枚 - 太陽光発電設備が設置されていることの分かる書類(いずれか)
- 売電が確認できる書類(購入電力量のお知らせ等)
- 太陽光パネルが写っている家の全景写真
申請時の注意点
上尾市の再エネ・省エネ対策推進奨励金は、予算の範囲内で先着順に受付が行われます。申請を予定している方は、以下の点に十分ご注意ください。
- 申請は先着順で受け付け
- 受付期間中であっても、予算上限に到達した場合は、その時点で打ち切り
- 提出書類に不備があった場合、市では仮受付や書類の一時預かり、申請予約などは行われない
- 郵送での申請に不備があった場合は、書類が返送され、再提出が必要
申請をスムーズに進めるためにも、事前に必要書類をしっかりと確認し、不備のないよう書類を準備しましょう。
埼玉県や国の補助金と併用できる?

上尾市の補助金は、埼玉県や国の補助金と併用できます。ただし国と埼玉県の補助金は併用できません。
補助金の種類 | 上尾市補助金との併用 | 国補助金との併用 |
---|---|---|
上尾市補助金 | - | ○ |
埼玉県補助金 | ○ | × |
国補助金 | ○ | - |
上尾市の補助金と併用できる埼玉県の補助金
- 太陽光発電設備:7万円/kW(上限35万円)
- 蓄電池:10万円(一律)
埼玉県の補助金は、令和7年5月26日(月)から募集が開始されており、6月時点で予算の残りは24%ほどとなっています。
太陽光発電の補助を受けるには、以下の要件を満たしている必要があります。
- 太陽光発電設備は、系統連系され、発電量の30%以上を自家消費すること
- FIT(固定価格買取制度)認定を受けない
- 太陽光発電と蓄電池をセットで導入する必要がある
FIT認定を受けたいと考えている方や、蓄電池の導入を検討していない方は、埼玉県の補助金は向いていないかもしれません。
認定事業者以外に工事を依頼してしまうと、補助の対象外となってしまうので注意が必要です。
また予算の残りがかなり少なくなってきているので、申請を検討している方は早めに手続きを進めましょう。
埼玉県の補助金については、以下の記事で詳しく解説しています。
上尾市の補助金と併用できる国の補助金
上尾市の補助金と併用できる国の補助金には、「DR補助金」というものがあります。
DR補助金は、国(経済産業省)が実施する家庭用蓄電池導入支援事業で、ピーク時の電力需要を抑える「デマンドレスポンス(DR)」に対応した蓄電池の導入に対して補助金が支給されます。個人での申請はできず、販売事業者を通じて申請します。
- 補助金額:蓄電容量 × 3.7万円/kWhまたは機器代+工事費の1/3(いずれか低い額)
- 上限額:最大60万円
- 対象機器:SII(環境共創イニシアチブ)に登録されたDR対応蓄電池
- 申請期間:2025年4月中旬〜12月5日
- 要件:新品であること/目標価格13.5万円/kWh(税抜)以下/設置前に契約・設置していないこと
この補助金は、川越市の補助制度と併用可能ですが、他の国の補助制度とは併用できません。
またこちらの補助金も予算の残りがかなり少なくなっているので、早めに申請を行う必要があります。
DR補助金については、以下の記事で詳しく解説しています。
上尾市で太陽光発電設備を導入するメリット

上尾市で太陽光発電を導入することには、多くのメリットがあります。ここでは具体的なメリットを紹介します。
ソーラーカーポートも補助の対象になる
上尾市では、住宅の屋根だけでなく、カーポートの屋根に設置した太陽光発電設備も補助の対象です。申請者の住宅と同じ敷地内にあり、発電した電力を家庭で使うことが条件となります。駐車スペースを活用し、自宅で電力を使用できれば問題ありません。
光熱費を長期的に抑えられる
太陽光発電を導入すれば、日中に発電した電力を家庭で使えるため、電力会社からの購入量を減らせます。電気代の削減につながり、長期的には数十万円以上の節約になることもあります。特にオール電化の住宅や在宅時間が長い家庭では効果が高いです。
蓄電池を併用すれば、昼間の電力を夜間にも使えるため、自家消費率が上がります。
災害時の非常用電源としても活用できる
太陽光発電と蓄電池があれば、停電時でも最低限の電力を確保できます。冷蔵庫やスマートフォンの充電、照明などが使え、災害時の備えとして有効です。
地震や台風による停電が増える中、非常用電源の確保は防災対策として重要です。
上尾市で太陽光発電を導入するデメリット

太陽光発電は魅力的な設備ですが、設置には初期費用や管理の手間がかかることも事実です。導入後に後悔しないためにも、デメリットや注意点をあらかじめ理解しておくことが大切です。
メンテナンスや故障の心配がある
太陽光発電は長く使えますが、経年劣化により修理や点検が必要になることもあります。
中でもパワーコンディショナーは10〜15年で交換が必要なケースが多く、将来の維持費も考えておく必要があります。
天気や設置環境で発電量が変わる
太陽光発電は、天気や設置環境の影響を受けやすく、期待通りの発電が得られないこともあります。
また、将来的に建物が建つ可能性がある空き地や、新たに植えた樹木の成長によっても日当たりが変わることがあります。
長期的な視点で発電環境を見極めておくことが、満足度の高い設置につながります。
業者選びを間違えると損をする
業者によって価格や保証、施工の質に大きな差があります。1社だけで決めると、必要以上に高くなることもあるため注意が必要です。
費用や条件をしっかり比較したい方は、一括見積もりサービスの活用がおすすめです。対応地域の信頼できる業者をまとめて比較でき、納得できるプランが見つかりやすくなります。
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上尾市の太陽光発電補助金まとめ

上尾市では、太陽光発電や蓄電池の導入に対し補助金を交付する「再エネ・省エネ対策推進奨励金」を実施しています。
- 太陽光発電:2万円/kW(上限9万円)
- 蓄電池:5万円(一律)
太陽光発電と蓄電池をセットで導入した場合、最大14万円の補助金を受けることが可能です。
また上尾市の補助金に加えて、埼玉県の補助金(最大45万円)や国の補助金(最大60万円)も併用できます。
とはいえ、どの業者に依頼すればよいか、価格や保証内容に不安を感じている方も多いはずです。そんなときは、複数の施工業者から条件を比較できる「一括見積もりサービス」の活用が有効です。

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