
大阪府で太陽光発電や蓄電池を導入すると補助金はもらえるの?
先に結論をお伝えすると、大阪府としての補助制度はありませんが、自治体ごとで個別に支援制度が実施されている場合があります。

この記事では、2025年の最新情報をもとに、大阪府内の各自治体が実施している補助金の内容や、申請のポイントをわかりやすくまとめて紹介します。
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大阪府では太陽光発電や蓄電池の補助金は受けられる?

現在、大阪府として実施している太陽光発電や蓄電池に関する補助制度は設けられていません。
導入を検討している方は、まずご自身が居住している市町村で、補助金制度の有無や内容を確認することが重要です。
あわせて、対象となる設備の条件や申請時期、事前申請が必要かどうかなど、制度ごとのルールも把握しておきましょう。
「コスト面が不安で導入を迷っている」という方も導入しやすくなるでしょう。

制度の内容は自治体ごとに異なるため、複数業者から見積もりを取り、各補助金の条件とあわせて比較・検討するのがおすすめです。
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大阪府内の自治体ごとの補助金制度

大阪府には独自の補助金はありませんが、自治体によっては独自の補助金は用意されています。
太陽光発電・蓄電池に対して、補助金を交付している自治体を以下にまとめました。
自治体 | 太陽光発電補助金 | 蓄電池補助金 | 申請期間 |
---|---|---|---|
八尾市 | 7万円/kW (上限35万円) | 対象経費の1/3 (上限14.1万円/kWh) ※太陽光とセット | 2025年5月27日~ 2025年12月19日 |
高槻市 | 設置費用の1/3 (上限10万円) ※太陽光+蓄電池 or V2H | 同左 | 2025年5月12日~ 2026年2月27日 |
寝屋川市 | 3万円/kW (上限12万円) | なし | 2025年4月1日~ 2026年3月5日 |
東大阪市 | 2万円/kW (上限8万円) | 5万円(一律) | 2025年6月2日~ 2026年2月27日 |
堺市 | 4万円(一律) | なし | 2025年6月24日~ 2026年2月13日 |
池田市 | 2万円/kW (上限10万円) | 太陽光と同時:7万円 蓄電池単独:5万円 | 2025年4月1日~ 2026年3月19日 |
摂津市 | 2万円/kW (上限10万円) | 1万円/kWh (上限5万円) | 2025年4月1日~ 2026年3月13日 |
枚方市 | 10.5万円/kW (上限63万円) | 補助対象経費の1/3 (上限47万円) ※太陽光とセット | 2025年5月12日~ 2026年1月30日 |
大阪市 | なし | なし | – |
豊中市 | 2万円/kW (上限6万円) | 受付終了 | 2025年4月1日~ 2026年2月28日 |
岸和田市 | なし | なし | – |
吹田市 | なし | なし | – |
貝塚市 | 4万円(一律) | なし | 2025年4月1日~ 2026年3月10日 |
泉大津市 | 1.5万円/kW (上限7.5万円) | 5万円(一律) | 2025年4月1日~ 2026年3月15日 |
泉南市 | なし | なし | – |
富田林市 | 3万円(一律) | 3万円(一律) | 2025年6月9日〜 2026年3月31日 |
守口市 | なし | なし | – |
大東市 | なし | なし | – |
八尾市の太陽光補助金
- 太陽光発電設備:7万円/kW(上限35万円)
- 家庭用蓄電池システム:対象経費の1/3(上限14.1万円/kWh)
※太陽光発電とセット導入が必須 - 申請期間:2025年5月27日〜12月19日
蓄電池の補助金を利用する場合は、単独での導入は認められておらず、必ず太陽光発電とセットで導入しなければいけません。
補助金を受けるには、交付申請を行い、交付決定通知を受け取ってから工事に着手し、工事完了後に実績報告を提出する必要があります。
予算残高がかなり少なくなってきているので、補助金の利用を検討している方は早めに申請を行いましょう。
八尾市の太陽光補助金については、以下の記事で詳しく解説しています。
高槻市の太陽光補助金
- 太陽光発電+蓄電池:設置費用の1/3(上限10万円)
- 太陽光発電+V2H:設置費用の1/3(上限10万円)
- 申請期間:2025年5月12日〜2026年2月27日
補助金は設置費用の1/3(上限10万円)が支給されますが、太陽光単独や蓄電池単独での設置は補助対象外となるため、注意が必要です。
申請は事後申請型で、完了日から31日以内に市役所へ直接書類を持参しなければなりません。
高槻市の太陽光補助金については、以下の記事で詳しく解説しています。
寝屋川市の太陽光補助金
- 太陽光発電システム:3万円/kW(上限12万円)
- 蓄電池:なし
- 申請期間:2025年4月1日〜2026年3月5日
この補助金は太陽光発電のみが対象で、蓄電池に対する補助金はありません。
寝屋川市の補助金を受け取るには、まず必要書類を提出して申請を行い、その後、交付決定を受けたうえで請求書を提出する必要があります。
寝屋川市の太陽光補助金については、以下の記事で詳しく解説しています。
東大阪市の太陽光補助金
- 太陽光発電設備:2万円/kW(上限8万円)
- 家庭用蓄電池システム:5万円(一律)
- 申請期間:2025年6月2日〜2026年2月27日
太陽光+蓄電池の同時申請はできず、どちらか一つの設備を選んで補助金申請をする必要があります。
申請は原則、電子申請システムを通じて行います。
郵送・FAX・メールでの申請は受け付けていないので、注意しましょう。
東大阪市の太陽光補助金については、以下の記事で詳しく解説しています。
堺市の太陽光補助金
- 太陽光発電設備:4万円(一律)
- 家庭用蓄電池システム:なし
- 申請期間:2025年6月24日~2026年2月13日(金)
堺市では蓄電池に対する補助金はなく、太陽光発電に対して一律4万円を交付しています。
また、堺市ZEH支援事業の補助金を受けている場合は、この補助金と併用することはできません。
申請は郵送でのみ受け付けており、窓口への提出や電子申請には対応していません。
堺市の太陽光補助金については、以下の記事で詳しく解説しています。
池田市の太陽光補助金
- 太陽光発電設備:1kWあたり2万円(上限10万円)
- 家庭用蓄電池システム
太陽光と同時申請:7万円
蓄電池単独:5万円 - 申請期間:2025年4月1日~2026年3月19日(木)
太陽光発電と蓄電池を同時に導入する場合は、最大17万円の補助金が受け取れます。
申請は、窓口での提出のみで受け付けられています。
郵送や電子申請には対応していないため、注意しましょう。
池田市の太陽光補助金については、以下の記事で詳しく解説しています。
摂津市の太陽光補助金
- 太陽光発電設備:2万円/kW(上限10万円)
- 蓄電池設備:1万円/kWh(上限5万円)
- 申請期間:2025年4月1日~2026年3月13日
太陽光発電と蓄電池を同時に設置した場合は、最大15万円の補助金が受け取れます。
摂津市の補助金を受けるには、設備の設置完了後に申請を行い、市からの交付決定を受けたうえで補助金の請求手続きを進める必要があります。
書類の提出は窓口でのみ受け付けられており、電子申請や郵送での提出には対応していません。
摂津市の太陽光補助金については、以下の記事で詳しく解説しています。
枚方市の太陽光補助金
- 太陽光発電設備:10.5万円/kW(上限63万円)
- 蓄電池設備:補助対象経費の1/3(上限47万円)
※工事費込み・税抜価格が14.1万円/kWh以下であること - 申請期間:2025年5月12日~2026年1月30日
太陽光発電と蓄電池を組み合わせて導入した場合、最大110万円の補助が受けられます。
蓄電池単独での申請は不可で、太陽光とセットが必須です。(20kWh未満)
また、2社以上から相見積もりを取ることが補助要件として定められています。
枚方市の太陽光補助金については、以下の記事で詳しく解説しています。
大阪府で太陽光発電を導入するメリット

大阪府は日照条件に恵まれており、自治体による補助制度も整っているため、太陽光発電の設置に適したエリアです。
ここでは、太陽光発電を導入することで得られる代表的なメリットを紹介します。
電気代を削減できる
太陽光発電を設置すると、日中に使用する電気を自宅で発電した電力でまかなえるため、電力会社からの購入電力量を抑えられます。
たとえば、4kWの太陽光システムを導入した家庭では、1年間で約4,000kWh程度の電力を発電することができ、これはおよそ10万円前後の電気代に相当します。(※使用状況や地域によって異なります)
さらに蓄電池を組み合わせれば、日中に発電して使い切れなかった電力を夜間に活用できるようになり、1日を通じた自家消費率が高まります。
発電効率の良い気候条件
大阪府南部は晴天の日が多く、安定した発電が期待できる地域です。
積雪の心配が少なく、設備への負荷も抑えられるため、機器の劣化も比較的ゆるやかです。
なお、太陽光発電はメンテナンスフリーではなく、適切な点検や清掃を行うことで長持ちさせることができます。
太陽光発電のメンテナンスに関する情報は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
災害時の非常用電源として使える
停電が発生しても、日中であれば太陽光発電によって電気を利用できます。
「蓄電池はやめた方がいい」という意見も見かけますが、メリットとデメリットを正しく知ったうえで判断することが大切です。詳しくは以下の記事をご覧ください。
大阪府で太陽光発電を導入するデメリット

太陽光発電は多くのメリットがある一方で、導入する際にはいくつかの注意点もあります。
ここでは、大阪府で設置を検討する際に特に押さえておきたいデメリットを解説します。
初期費用が高額になる可能性がある
太陽光発電システムの導入には、パネル本体・パワーコンディショナ・架台・設置工事費などを含め、一般家庭でおおよそ100万〜160万円程度の費用がかかります。
たとえ補助金を活用したとしても、すべてがまかなえるわけではなく、特に蓄電池を併設する場合はさらに追加費用が必要です。
天候に発電量が左右される
太陽光発電は、天候によって発電量が大きく変動します。
大阪府は比較的晴れの日が多い地域ですが、梅雨時期や冬場の曇り空、台風などの悪天候が続くと、期待していた発電量が得られないことがあります。
屋根の形状や設置条件に制約がある
太陽光発電システムは、全ての住宅に設置できるわけではありません。
- 屋根の面積が足りない
- 複雑な形状をしている
- 築年数が古く耐震性に不安がある
- 近隣の建物による日陰の影響が大きい
このような場合、設置が難しかったり、十分な発電量が見込めなかったりすることがあります。
設置を検討する際は、事前に専門業者による現地調査が不可欠です。
大阪府の太陽光発電補助金まとめ

大阪府では、府としての太陽光発電や蓄電池に対する補助制度は実施されていませんが、多くの市町村では個別に支援制度を設けています。
金額の上限や対象設備の条件、申請時期などは自治体ごとに異なるため、まずはお住まいの地域の制度内容を確認してみましょう。
また補助金を受けるには、事前申請が必要なケースや、相見積もりの取得が必須となるケースなど、申請ルールにも細かな違いがあります。
まずは信頼できる業者から見積もりを取り、補助金の条件と照らし合わせながら、無理のない導入計画を立てていきましょう。
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