相模原市では「住宅用スマートエネルギー設備等導入奨励金(令和7年度)」という制度を設けており、太陽光発電や蓄電池などに対して補助金を交付しています。

- 太陽光発電設備:8万円(一律)
- 蓄電池:20万円(一律)
相模原市の補助金は設備に対して、一律の金額を交付しているので、シンプルで分かりやすいのが特徴です。
また国や神奈川県の補助金とも併用が認められており、初期費用を大幅に抑えることが可能です。
この記事では相模原市の補助金制度の概要や、補助金申請の流れ、太陽光発電のメリット・デメリットなどを解説します。

相模原市で太陽光発電を導入しようか検討している方は、ぜひ参考にしてみてください!
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【2025年最新】相模原市の太陽光発電補助金
2025年度、相模原市では太陽光発電や蓄電池の導入に対して補助金を交付しています。まずは補助対象となる設備や、交付額の概要を確認しましょう。
補助対象設備と補助金額
- 太陽光発電設備:8万円(一律)
- 蓄電池:20万円(一律)
相模原市の補助金は、太陽光発電、蓄電池ともに450件(前期225件・後期225件)の予定件数が設定されています。
※蓄電池は、V2Hと合わせた件数です。
設置する機器は、新品のみが補助の対象です。中古品は補助の対象外となるので、注意しましょう。
補助金の申請受付期間
- 第1期受付期間:2025年9月1日(月)~9月30日(火)
- 第2期受付期間:2026年2月2日(月)~2月27日(金)
補助金の申請は、年2回に分けて受付されます。
各期ごとに予算・件数の上限が設けられており、上限を超えた場合は抽選により決定されます。他の自治体は先着順のことが多いですが、相模原市は抽選なので「早く申し込まなければ!」と焦る必要はありません。
期間内であれば申請を受け付けてもらえるので、余裕を持って準備が進められます。
補助対象者の要件
補助金の申請には、共通要件をすべて満たし、「申請できる方1〜6」のいずれかに該当している必要があります。
- 相模原市内に住民票があり、実際に居住している住宅に対象設備を導入する個人であること
- 市税の滞納がないこと
- 自己所有でない住宅に設備を導入する場合は、住宅の所有者から設置の承諾を得ていること
- 自己の居住する住宅にスマートエネルギー設備を導入し、費用の支払いと引渡しが完了している方
- リース契約または電力販売契約により、自己の居住する住宅にスマートエネルギー設備を導入した方
- 自己の居住する住宅を新築または改修してZEHとし、費用の支払いと引渡しが完了している方
- 自己の居住する住宅を新築してLCCM住宅とし、費用の支払いと引渡しが完了している方
- スマートエネルギー設備が導入された住宅、またはZEH・LCCM住宅を購入し、費用の支払いと引渡しが完了している方
- ZEHまたはLCCM住宅を購入し、かつリース契約や電力販売契約によりスマートエネルギー設備を導入している方
ただし、相模原市暴力団排除条例に基づく「暴力団員」に該当する方は補助金の対象者となります。
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相模原市の太陽光発電補助金申請方法

補助金を受け取るには、正しい手順で申請を行う必要があります。ここでは、工事の完了から補助金の振り込みまでの流れを時系列でご紹介します。
申請方法

-
STEP1設備の設置を完了する太陽光発電や蓄電池の設置工事を完了させます。
第1期:2025年4月1日~9月30日
第2期:2025年10月1日~2026年2月27日 -
STEP2申請書類を提出する設置後、必要な申請書類をまとめて、相模原市ゼロカーボン推進課へ郵送または持参します。
-
STEP3審査と抽選市が内容を確認し、申請数が多い場合は抽選となります。
結果はすべての申請者に通知されます。 -
STEP4交付決定通知が届く補助金額が確定した通知書と、請求書の書式が送られてきます。
-
STEP5請求書を提出する通知に同封された書式をもとに請求書を作成し、振込口座情報など必要書類とあわせて提出します。
-
STEP6補助金の受け取り請求書提出から約1~2か月後に、指定口座へ補助金が振り込まれます。
補助金が振り込まれた際に通知はこないので、ご自身で指定口座をチェックしてください。
書類は、窓口か郵送で提出できます。
〒252-5277
相模原市中央区中央2-11-15
相模原市 環境経済局 環境部 ゼロカーボン推進課
住宅用スマートエネルギー設備等導入奨励金担当 宛
必要書類
補助金申請時に必要な書類を、以下にまとめました。
- 提出書類のチェックシート
- 相模原市住宅用スマートエネルギー設備等導入奨励金交付申請書兼実績報告書(第1号様式)
- 対象設備仕様書(第2号様式)
- 住民票(3か月以内/マイナンバー記載なし/申請住所と一致)
- 市税に滞納がないことを証する書類(相模原市発行の3か月以内の証明書)
- 支払いが完了していることを証明する書類
ローン:販売店が発行した任意様式の支払い証明書
現金等:領収書の写し
リース等:契約書の写し - 申請等事務手続代行者選任届(第3号様式)
※代理申請の場合のみ - 本人確認書類の写し(免許証・パスポート・マイナンバーカード等)
※本人が自署または押印せずに申請する場合のみ
- 設置状態が確認できる全景カラー写真
※パネル全体が写っていない場合は、パネル配置図も必要 - 引渡し日を証明する書類(引渡完了証明書 or 保証書)
- 接続契約や電力の受給契約が確認できる書類(いずれか1つ)
※リース・電力販売契約で導入した場合は不要 - 接続契約書の写し/受給契約内容の照会画面/発電事業計画の通知 など
※新設の場合 - 売電実績の写し(申請前月)/接続変更に関する書類の写し
※増設の場合
- ZEH補助対象製品であることを示す資料
※環境省設備一覧表の該当ページにマーカーを引いたもの - 導入状態を示すカラー写真
蓄電池の設置全景写真・銘板の写真(型番が確認できるもの) - 引渡日を証明する書類(引渡完了証明書 or 保証書)
※型番とメーカー名が読めること - 型番が記載されていない場合は、構成機器一覧(カタログ等)
- 太陽光が新設されている場合は、接続契約や受給契約が確認できる書類
- 太陽光が既設の場合は、売電実績または接続変更に関する書類
必要書類は、相模原市の公式サイトからダウンロードできます。
太陽光発電の申請の際には、パネルの写真が必要になります。屋根の上の写真をご自身で撮るのは難しいので、施工時に施工時に業者に撮ってもらうよう、伝えておきましょう。
申請時の注意点
書類提出時は、以下の点にご注意ください。
- 申請に必要な書類がすべてそろっていない場合は、一部のみの提出はできません。
- 郵送の場合は、すべての書類を1つの封筒にまとめて入れてください。
- 窓口での提出の場合でも、職員によるその場での書類チェックや審査は行いません。
- 郵送料や封筒代などの費用は、申請者の自己負担となります。
書類はすべて揃っていないと、申請を受け付けてもらえません。申請受付が遅れてしまったり、二度手間になってしまったりする可能性があるので、書類に漏れがないか必ずチェックしましょう。
相模原市で太陽光発電設備を導入するメリット

太陽光発電を導入すると、経済面・災害対策の両面でさまざまなメリットがあります。補助金制度と合わせて検討したい、導入のメリットを見ていきましょう。
国や神奈川県の補助金と併用できる
相模原市の補助金は、国や神奈川県の補助金と併用が可能です。
- 国【DR補助金】
蓄電池に対して最大60万円の補助金を交付 - 神奈川県の補助金
太陽光発電設備:1kWあたり7万円(上限70万円)
蓄電池システム等:1台当たり15万円
ただしそれぞれの補助金には適用条件が定められているので、しっかりと確認したうえで、対象設備を導入しましょう。
神奈川県の補助金や国のDR補助金については、以下で詳しく解説しています。
補助額が一律でわかりやすい
相模原市の補助金制度は、他の自治体と比べて金額のわかりやすさが特徴です。太陽光発電システムには一律で8万円、定置型リチウムイオン蓄電池には20万円が支給されます。
補助額が容量や設置条件によって変動しないため、「何kWならいくら?」「住宅の向きで減額される?」といった計算の手間がありません。初めて補助金を利用する方や、事前に資金計画を立てたい方にとってもわかりやすい制度です。
電気代の削減・非常時の備えになる
太陽光発電は、発電した電力を家庭内で使用することで電力会社からの購入電力量を減らし、光熱費を削減できる仕組みです。日中の電力使用が多い家庭ほど、効果を実感しやすくなります。さらに、蓄電池を併用すれば、昼間に発電した電気を夜間に使え、より電気代を節約できます。
また「災害時の備え」としても注目されており、停電時でも照明や冷蔵庫が使うことが可能です。
相模原市で太陽光発電を導入するデメリット

一方、太陽光発電には初期費用や長期的なメンテナンスなど、検討すべき注意点も存在します。失敗しない導入のために、デメリットもしっかり把握しておきましょう。
申請が多い場合は抽選になることがある
相模原市の補助金は、年度ごとに決められた予算と件数の範囲内で交付されるため、申請数が上限を超えた場合は抽選となる可能性があります。
機器を設置しても抽選に外れると、補助金を受けることはできません。
ただし予算内であれば先着順ではないため、焦らず正確に準備を進めることできます。
メンテナンスや機器の寿命にも注意が必要
太陽光パネル・パワーコンディショナー・蓄電池にはそれぞれ寿命があり、定期的な点検や将来的な交換が必要になる場合もあります。
たとえばパワーコンディショナーは10〜15年で交換時期を迎えることが多く、その際に数十万円の出費が必要になることもあります。長期的な運用を考えるうえで、メンテナンス費用や保証内容についても事前に確認しておくことが大切です。
施工業者によって費用に差が出る
太陽光発電の設置費用は、同じ設備でも施工業者によって大きく異なる場合があります。
太陽光発電の導入を検討する際は、複数社から見積もりを取り、内容をしっかり比較することが重要です。複数社から見積もりを取得する際は、「エコエネ」のような一括見積もりサイトの利用がおすすめです。
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相模原市の太陽光発電補助金 まとめ

相模原市では、太陽光発電・蓄電池に補助金が交付されます。
- 太陽光発電設備:8万円(一律)
- 蓄電池:20万円(一律)
神奈川県や国の補助金と併用もでき、うまく活用すれば初期費用を大きく抑えられます。
申請には多くの書類が必要で、不備があると無効になることもあります。必ず事前に公式情報を確認し、チェックリストを活用して準備を進めましょう。

太陽光発電を導入する際は、信頼できる施工業者に依頼することが大切です。
\施工費用は業者によって大きく変わります/
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後悔しないために、まずは信頼できる業者から相見積もりを取りましょう。
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