
富士吉田市の太陽光発電・蓄電池補助金って、いくらもらえるの?
対象条件や必要書類はどうなっている?
富士吉田市では、太陽光発電システムと蓄電池の両方に補助金が交付されます。太陽光は「3万円/kW(上限20万円)」、蓄電池は「1基あたり5万円」で、同時申請なら最大25万円の補助を受けられるのが特徴です。※蓄電池を2基導入する場合は、最大30万円
対象となるのは新規設置のみで、増設や入れ替えは補助対象外です。申請は工事完了後に行い、設置から6か月以内に申請を行わなければなりません。
この記事では、富士吉田市の補助金額や条件、申請の流れ、必要書類、よくある質問まで詳しく解説します。
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【2025年最新】富士吉田市の蓄電池・太陽光発電補助金制度

富士吉田市では、住宅用太陽光発電システムや定置用リチウムイオン蓄電システムの導入に対して補助金を交付しています。ここでは、補助対象となる設備の要件や補助金額について解説します。
補助対象と金額
- 太陽光発電システム:3万円/kW(上限20万円)
- 定置用リチウムイオン蓄電システム:5万円/基
富士吉田市では太陽光発電に最大20万円、蓄電池に1基あたり5万円の補助金を用意しています。蓄電池は1基あたり5万円なので、2基導入すると10万円の補助金が受けられます。
補助金の対象となるのは、住宅に初めて太陽光発電や蓄電池を設置する場合のみです。
すでに設置していた機器を廃棄して新しいものに入れ替える場合は「新たに設置するもの」とは認められないため、補助の対象外になります。
- 出力の記入方法
最大出力が「4.555kW」の場合、小数点第3位を四捨五入して4.56kWと申請書に記入します。 - 補助金額の計算
1kWあたり3万円なので4.56kW × 30,000円 = 136,800円になります。 - 端数処理
補助金は1,000円未満を切り捨てるため、最終的な金額は136,000円です。
太陽光発電の設置費用については、こちらの記事で詳しく解説しています。
設備の補助要件
各設備の補助要件は、以下のとおりです。
- 太陽電池の最大出力またはパワーコンディショナーの定格出力のいずれか小さい方が10kW未満であること
- 電力会社と電力受給契約を行っていること
- 住宅用であること
- 新規設置かつ未使用品であること
- 蓄電容量が1kWh以上であること
- 太陽光発電(最大出力10kW未満)と接続すること
- 住宅用であること
- 新規設置かつ未使用品であること
設置の際には、信頼できる施工業者を選ぶことも重要です。蓄電池設置業者の選び方をまとめた記事も参考にしてください。
補助対象となる人の条件
富士吉田市の補助金を受けられるのは、以下の条件をすべて満たす方です。
- 市内に住所を有し、自ら居住する市内の住宅(店舗等との併用住宅を含む)または自ら使用する事務所等に補助対象設備を設置した方
- 補助対象設備の設置後(建売住宅の場合は住宅の引渡し後)6か月以内に申請を行う方
- 市税等を滞納していない方
- 富士吉田市暴力団排除条例(平成24年条例第16号)第2条第3号に規定する暴力団員等でない方
この制度では、一度いずれかの補助を受けた場合、同じ年度内に新たな補助を申請することはできません。対象は申請者本人だけでなく、同じ世帯に属する方も含まれます。
たとえば2021年5月に太陽光発電システムの補助を受けた場合、2022年1月にペレットストーブを導入しても補助の対象にはなりません。区切りは「年」ではなく「年度」である点に注意が必要です。
富士吉田市の補助金申請方法と流れ

申請から交付までの流れ
補助金の申請は、必ず工事完了後に行う必要があります。設置前の申請は認められていないため、まずは機器の設置を終え、その後に必要書類を揃えて市へ提出してください。
- 機器の設置工事
太陽光発電システムや蓄電池を設置します。施工前・施工後の写真を忘れずに撮影してください。 - 交付申請書の提出
工事完了後、「交付申請書(様式第1号)」に必要書類を添えて市役所へ提出します。 - 審査
市が内容を審査し、適当と認められた場合には交付が決定されます。 - 交付決定通知
「交付額決定通知書(様式第2号)」が申請者に送付されます。 - 請求書の提出
交付決定通知が届いたら、30日以内に交付請求書を市へ提出します。
※振込口座がわかる書類を添付してください。口座名義は、申請者本人に限ります。 - 補助金の振込
請求が受理されると、指定口座に補助金が振り込まれます。
補助金の交付時期については、申請書を市が受理した翌月に交付決定通知書が送付されるのが目安です。その後、通常は通知を送付した月の月末に補助金が振り込まれます。
申請期限・方法
設備の設置完了(建売住宅の場合は引渡し後)から6か月以内
補助金の申請は、事前申請は不要で、設備の設置完了後に行います。建売住宅の場合は、住宅の引渡し後6か月以内に申請してください。
書類は窓口での提出が原則ですが、代理人による提出や郵送も可能です。
- 提出方法:窓口提出・郵送
- 提出先:富士吉田市役所 経済環境部 環境政策課
- 住所:〒403-0002 山梨県富士吉田市小明見3丁目11番32号
- 電話:0555-30-4153
窓口受付時間は、平日(月~金)の午前8時30分から午後5時15分までです。土・日・祝日・年末年始(12月29日~1月3日)は、閉庁となります。
申請に必要な書類
富士吉田市で補助金を申請する際には、工事完了後に必要書類を揃えて市へ提出する必要があります。不備があると受理されないので、必ず全ての書類を準備してください。
- 補助対象設備の設置に係る領収書および内訳書の写し
- 補助対象設備の仕様・規格が確認できる書類の写し
- 設置場所の案内図
- 設置前および設置完了後の写真
- 電力会社と電力受給契約を締結したことを証する書類の写し(太陽光発電システムを設置する場合のみ)
- 市税納付済証明書(法人は市税納付済証明書および所在地証明)
- 住民票(世帯全員)の写し(個人申請の場合)
- その他、市長が必要と認める書類
さらに、振込先口座が分かる書類(通帳コピー等)も必要です。口座名義人は、申請者本人と同一であることが条件となります。
また、転入したばかりで市税がない場合でも、市税納付済証明書が不要になるわけではありません。その場合は、前住所地の市区町村で「滞納がないことの証明書」を取得し、添付する必要があります。
申請時の注意点

富士吉田市の補助金制度を利用する際は、以下の注意点を必ず守る必要があります。違反すると補助金の返還や交付取消につながるため、申請前にしっかり確認しておきましょう。
虚偽申請や不正受給は厳しく対応される
虚偽の内容で申請した場合や、不正な方法で補助を受けた場合は、交付決定が取り消されます。すでに補助金を受け取っている場合は全額または一部を返還しなければなりません。
返還命令に従わないと今後の申請資格を失う可能性もあるため、必ず正しい情報で申請してください。
申請者・契約者・口座名義は同一でなければならない
補助金の申請者・設置費用の負担者・電力受給契約者・補助金振込口座の名義人は、すべて同じである必要があります。名義が一致していないと申請が認められないため、事前に契約内容や領収書の記載を確認し、必要に応じて修正してください。
例えば以下のようなケースは、補助金の申請ができません。
このケースでは、領収書に妻の名前を記載(連名も可)するか、電力契約を夫名義に変更する必要があります。夫婦間で費用負担や契約が分かれている場合は、注意が必要です。
データ提供への協力が求められる
補助金を受けた方には、市から発電量や利用状況などのデータ提供を依頼されることがあります。これは、制度の効果検証やエネルギー政策の参考にするために必要な情報です。
よくある質問

- Q補助金は何回でも申請できますか?
- A
補助は1住宅につき1回限り、申請者1人あたり1回限りです。
- Q申請書類にある「案内図」や「設置前後の写真」は、どのようなものを用意すればよいですか?
- A
案内図は、特に様式が決まっていません。住宅の場所が分かりやすいものを添付してください。
写真については、設置前後の住宅全体の写真と、システムが写っている写真をそれぞれ添付してください。新築や設置済み建売住宅の場合は、設置後の写真のみで問題ありません。
- Q国や県などの補助制度と併用できますか?
- A
市の制度上は併用可能ですが、他制度によっては重複不可とされている場合があります。必ず申請先の制度要件も確認してください。
- Q過去に補助金を受けていなくても、増設の場合は対象になりますか?
- A
増設は、補助対象外です。この制度は新規普及を目的としているため、過去に補助を受けていない場合でも増設は対象になりません。
- Qカーポートに太陽光を設置する場合、補助対象になりますか?
- A
通常の太陽光発電システムの要件を満たした上で、住宅に電気を引き込み使用する場合は対象です。ただし、住宅で使用せずカーポートのみで完結する場合は対象外となります。また、設置者・契約者・所有者が同一である必要があります。
- Q太陽光発電システムの出力が10kWを超えても補助対象になりますか?
- A
「太陽電池の公称最大出力」と「パワーコンディショナーの定格出力」のいずれか小さい方が10kW未満であれば、補助対象となります。たとえば最大出力15kWでも、パワコンが9kWなら対象です。
富士吉田市の蓄電池・太陽光発電補助金まとめ

富士吉田市では、住宅用の太陽光発電システムと蓄電池の両方に補助金が交付されます。太陽光は「3万円/kW(上限20万円)」、蓄電池は「1基5万円」で、同時申請なら最大25万円の補助を受けられます。
※蓄電池を2基導入する場合は、最大30万円
- 補助金額:太陽光 3万円/kW(上限20万円)、蓄電池 1基5万円
- 対象条件:市内の住宅に設置・居住、市税滞納なし、暴力団関係者でないこと
- 申請期限:設置(引渡し)から6か月以内、事前申請は不要
- 注意点:虚偽申請や名義不一致は不交付・返還対象、提出書類の不備は受付不可
補助金は、予算枠に達し次第終了します。富士吉田市で太陽光や蓄電池の導入を検討している方は、早めに見積もりを取り、申請準備を進めるのがおすすめです。
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