
富士吉田市で太陽光や蓄電池を設置したら、補助金はいくらもらえるの?
申請の条件や必要な書類は?
富士吉田市では、住宅に太陽光発電や蓄電池を設置した個人へ、費用の一部を補助金として交付しています。
太陽光発電と蓄電池は、それぞれ単独でも申請できます。ただし蓄電池は、太陽光発電とつないで使うものが補助の対象です。
- 太陽光発電:3万円/kW(上限20万円)
上限に届くのは6.67kW以上 - 蓄電池:1基あたり5万円
2基設置した場合は10万円
富士吉田市の太陽光発電と蓄電池の補助に、山梨県の補助をあわせれば、太陽光発電と蓄電池で最大60万円を受け取れる場合があります。太陽光発電の補助は出力に応じて決まり、蓄電池は台数に応じた定額で交付されます。
太陽光発電と蓄電池をあわせて最大60万円
(富士吉田市20万円+山梨県40万円)
※太陽光5kW・蓄電池1基を設置した場合
※金額は太陽光5kWの場合の例です。富士吉田市の太陽光補助は6.67kW以上で上限20万円に達し、蓄電池1基とあわせて最大25万円になります。山梨県の太陽光補助は1kWあたり3万円(上限27万円)、蓄電池補助は25万円で、契約前の申請などの条件があります。
この記事では、富士吉田市の補助金の対象と金額、申請の手順や必要な書類、注意点までを解説します。
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富士吉田市の太陽光発電・蓄電池補助金制度の概要

ここでは、対象になる設備と補助額、設備や申請者に求められる条件、受付の期間と状況を解説します。
補助対象と補助金額
富士吉田市の補助対象は、太陽光発電システムと定置用リチウムイオン蓄電システムの2つです。蓄電池は、太陽光発電とつないで使うものが対象になります。
- 太陽光発電:出力1kWあたり3万円(上限20万円)
- 蓄電池:1基あたり5万円
太陽光発電の補助額は、出力に1kWあたり3万円を掛けて決まります。出力は小数点以下第3位を四捨五入し、計算した金額から千円未満を切り捨てます。
たとえば出力が4.56kWなら、3万円を掛けた136,800円から千円未満を切り捨て、136,000円が補助額になります。出力が大きいほど補助額は増えますが、上限は20万円です。
上限に届くのは、出力が6.67kW以上のときです。蓄電池は台数に応じた定額で、1基なら5万円、2基なら10万円を受け取れます。
設備ごとに、次の要件を満たす必要があります。
- パネルとパワーコンディショナーのうち、出力が小さいほうが10kW未満であること
太陽電池の公称最大出力またはパワーコンディショナーの定格出力の、いずれか小さい方で判断します - 電力会社と電力受給契約を結ぶこと
- 住宅用であること
- 新たに設置する、未使用のものであること
- 蓄電容量が1kWh以上であること
- 出力10kW未満の太陽光発電とつないで使うこと
- 住宅用であること
- 新たに設置する、未使用のものであること
補助を申請できる人の条件
申請できるのは、富士吉田市内の住宅に対象設備を設置した個人です。店舗や事務所との併用住宅も対象に含まれます。
- 市内に住所があり、自ら住む市内の住宅に対象設備を設置すること
設備付きの住宅を買って住む場合も対象 - 設置した日から6か月以内に申請すること
建売住宅を買った場合は、引き渡しから6か月以内 - 市税を滞納していないこと
- 富士吉田市暴力団排除条例に定める暴力団員等でないこと
一方で、次に当てはまる場合は補助を受けられません。
- すでに設置ずみの設備を廃棄し、新しく設置しなおす場合
過去に補助を受けたかどうかにかかわらず、増設も対象外 - 同じ世帯が、同じ年度にすでに富士吉田市の補助を受けている場合
- 中古品や、他人が使っていた設備を設置する場合
同じ世帯が受けられる補助は、1年度につき1回だけです。ただし、太陽光発電と蓄電池をまとめて申請すれば、1回の申請で両方の補助を受け取れます。
申請できる期間と受付状況
富士吉田市の補助金は、設備を設置したあとに申請します。事前の申請はいりません。
申請の期限は、設備を設置した日から6か月以内です。建売住宅を買った場合は、引き渡しの日から6か月以内が期限になります。
工事にかかる時期を踏まえて、余裕をもって手続きを進めてください。
- 申請の時期:設備の設置後、6か月以内
- 受付の窓口:富士吉田市 環境政策課
\うちはどのくらい補助を受けられる?/
太陽光発電の出力と蓄電池の容量によって、補助額は変わります。
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富士吉田市の補助金の申請方法と流れ

ここでは、申請から補助金を受け取るまでの流れ、書類の提出先、用意する書類を紹介します。
申請から交付までの流れ
富士吉田市の補助金は、設備の設置を終えたあとに手続きします。太陽光発電の場合は、電力会社との受給契約まで済ませてから申請に進みます。
- 設備の設置工事を完了する
太陽光発電は電力受給契約まで済ませます。設置前の写真も撮っておきます - 交付申請書と添付書類をそろえ、環境政策課へ提出する
- 富士吉田市が内容を審査する
- 交付額決定通知書が届く
申請を受理した翌月に届くのが目安です - 届け出た口座に補助金が振り込まれる
通知書が届いた月の月末が目安です
設置前の写真は、工事が始まると撮り直せません。施工の前に、必ず設置場所の写真を残しておきましょう。
設備の値段や工事の質は、依頼する業者によって変わります。依頼先を決める前に確かめたいポイントは、以下の記事にまとめています。
申請方法と提出先
申請では、交付申請書に添付書類をそえて環境政策課へ提出します。窓口へ持参するほか、郵送でも受け付けています。
- 提出先:富士吉田市 経済環境部 環境政策課
- 住所:〒403-0002 山梨県富士吉田市小明見3丁目11番32号
- 電話:0555-30-4153
- 提出方法:窓口への持参または郵送
申請書は、申請者本人でなくても提出できます。ただし添付書類や記入内容に不備があると、手続きに時間がかかることがあります。
申請のときには、振込先の口座がわかるものを持参します。通帳など、口座番号がわかるものが必要です。
申請に必要な書類
富士吉田市の補助金では、すべての申請に共通する書類と、太陽光発電を申請するときに加わる書類があります。設置した設備にあわせて用意しましょう。
- 交付申請書(様式第1号)
- 設置にかかった領収書と内訳書の写し
- 設備の仕様や規格がわかる書類の写し
- 設置場所の案内図
- 設置前と設置完了後の写真
- 市税納付済証明書
- 世帯全員の住民票の写し
個人で申請する場合
- 電力会社と電力受給契約を結んだことがわかる書類の写し
市税納付済証明書は、「税を納めている」ことではなく「滞納がない」ことを示す書類です。引っ越してきたばかりで市税がない場合は、前の住所地で完納した証明書を用意します。
国・山梨県の補助金と併用できる?

ここでは、富士吉田市の補助金を国や山梨県の制度と併用できるのか、費用シミュレーションを解説します。
山梨県の補助金
山梨県にも、太陽光発電と蓄電池を対象にした補助金があります。制度の内容は、次のブロックで確認できます。
山梨県の太陽光発電・蓄電池補助金
山梨県の再エネ設備導入支援事業費補助金は、太陽光発電と蓄電池の両方に補助が設定されています。受付は令和8年4月6日から開始しており、予算上限に達し次第終了します。
- 太陽光発電:1kWあたり3万円(上限27万円)
- 蓄電池:25万円(定額)
- 受付期間:令和8年4月6日〜11月27日
- 国DR補助金との併用:不可
- 市町村補助金との併用:可
山梨県の補助金は既存住宅への設置が対象で、契約前の申請が必要です。
補助金を組み合わせたときのシミュレーション
太陽光発電と蓄電池をあわせて設置し、富士吉田市と山梨県の両方に申請したときの受取額は、次のとおりです。
- 富士吉田市:20万円
太陽光発電15万円+蓄電池5万円 - 山梨県:40万円
太陽光発電15万円+蓄電池25万円 - 合計:60万円
表の金額は、太陽光発電5kWと蓄電池1基を設置した場合の概算です。
太陽光発電の出力が大きいほど補助額は増え、富士吉田市6.67kW以上・山梨県9kW以上で上限に達すると、両方あわせて最大77万円まで受け取れる計算です。実際の額は設備の容量や工事の内容によって変わります。
2つの制度は、申請する順番に注意が必要です。富士吉田市は設置後に申請しますが、山梨県は工事の契約前に申請します。
山梨県の補助も使うなら、設備の契約を結ぶ前に申請しておきましょう。順番をまちがえると、山梨県の補助を受けられなくなります。
\補助を差し引いた負担で選ぶ/
制度を組み合わせても、実際の設置費用は業者ごとに差が出ることがあります。
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富士吉田市の補助金を申請するときの注意点

ここでは、申請するときに知っておきたい注意点を説明します。
同じ年度に受けられる補助は1回まで
富士吉田市の補助金は、同じ世帯なら1年度に1回しか受けられません。いずれかの設備で補助を受けると、同じ年度のうちに別の設備で新たに申請することはできません。
ただし、太陽光発電と蓄電池を同時に設置すれば、1回の申請で両方をまとめて申し込み、2つの補助をあわせて受け取れます。
- 太陽光発電と蓄電池を同時に設置し、まとめて申請する
1回の申請で両方の補助を受け取れます - 春に太陽光発電で補助を受け、同じ年度の冬に蓄電池を申請する
同じ年度のため、2回目は受けられません
すでに設置ずみの設備を廃棄し、新しく設置しなおす場合は対象になりません。過去に補助を受けたかどうかにかかわらず、増設も対象外です。
設置後にデータの提供を求められることがある
補助金を受け取ったあと、富士吉田市からデータの提供やアンケートへの協力を求められることがあります。協力は交付の条件として定められています。
- 富士吉田市からデータの提供やアンケートへの協力を求められたときは、応じること
求められる内容は、発電量や設備の使用状況などです。制度の効果を確かめるために使われます。
業者によって導入費用が変わる
同じ設備を選んでも、太陽光発電や蓄電池の導入費用は依頼先によって変わります。費用に影響する主な点は、次のとおりです。
- 同じ容量の設備でも、本体の価格は業者ごとに異なる
- 設置工事の費用も、施工の内容や業者によって変わる
- 富士吉田市の補助額よりも、業者間の価格差のほうが大きくなることがある
補助額はどの業者に頼んでも同じです。負担が軽くなるかどうかは、設備と工事にかかる実際の金額で変わります。
\設置費用は複数社をくらべて決めましょう/
同じ設備でも、依頼先によって総額が変わることがあります。
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富士吉田市の太陽光発電・蓄電池補助金に関するよくある質問

ここでは、補助金の額や設備の費用について、導入を考えている方からよく届く質問を紹介します。
- Q富士吉田市の太陽光発電・蓄電池の補助額はいくらですか?
- A
太陽光発電は出力1kWあたり3万円で上限20万円、蓄電池は1基あたり5万円です。設備ごとの金額と合計は、次の表にまとめています。
設備ごとの補助額は、次のとおりです。
- 太陽光発電:3万円/kW(上限20万円)
- 蓄電池:1基5万円(2基で10万円)
- 太陽光5kWと蓄電池1基:合計20万円(6.67kW以上なら最大25万円)
- 太陽光発電は出力に応じて決まり、上限20万円に届くのは6.67kW以上です
- Q太陽光発電の設置費用はどれくらいかかりますか?
- A
住宅用の相場は、新築でおよそ115万円(4kW)から145万円(5kW)が目安です。
金額は容量や屋根の形、依頼先によって変わります。地域ごとの相場は、以下の記事にまとめています。
- Q太陽光発電と蓄電池は、セットで導入したほうがよいですか?
- A
太陽光でつくった電気を蓄電池にためておけば、日が沈んだあとや停電のときにも使えます。電力会社から買う電気が減り、自家消費の割合を高められます。
富士吉田市の補助でも、蓄電池は太陽光発電とつないで使うことが条件です。組み合わせて導入する利点は、以下の記事で解説しています。
- Q蓄電池を設置すると、もとは取れますか?
- A
太陽光発電と組み合わせ、発電した電気を自宅で使い切るようにすれば、10〜15年ほどで初期費用を回収できるケースもあります。
蓄電池だけを導入すると、年間の節約額が小さく、回収まで長い年数がかかります。導入費用の回収の目安は、以下の記事で確かめられます。
- Q太陽光発電を導入すると、電気代はどう変わりますか?
- A
当サイトが295世帯に行ったアンケートでは、1か月の電気代が5千円から1万円ほど下がったという家庭が最も多くを占めました。
蓄電池をあわせた家庭では、太陽光発電だけの場合とくらべ、月におよそ1,600円多く電気代を抑えられていました。実際の額は、住まいの地域や屋根の条件によって変わります。
富士吉田市の蓄電池・太陽光発電補助金まとめ

富士吉田市の補助額は、太陽光発電が出力1kWあたり3万円(上限20万円)、蓄電池が1基5万円です。太陽光5kWと蓄電池1基なら、富士吉田市の補助は20万円です。太陽光6.67kW以上なら、あわせて最大25万円になります。
山梨県の補助金とあわせると、条件によっては60万円ほどまで受け取れます。ただし、山梨県は工事の契約前に申請する制度のため、申し込む順番に気をつけましょう。
申請には、市税を滞納していないことや、設備が未使用の新品であることなどの条件があります。申請の前に、要綱で細かい要件を確かめておきましょう。
- 太陽光発電と蓄電池は、それぞれ単独でも申請できる
蓄電池は太陽光発電とつないで使うものが対象 - 補助額は太陽光発電3万円/kW(上限20万円)、蓄電池1基5万円で、太陽光5kWなら市20万円(6.67kW以上で最大25万円)
- 設置を終えてから申請する事後申請型で、設置から6か月以内に手続きする
- 予算の範囲内で交付され、予算に達すると受付を終える場合がある
- 山梨県の補助金とあわせると、条件によっては60万円ほどまで受け取れる
補助額はどの業者に頼んでも同じです。導入を決めたら、設備と工事の金額をいくつかの会社から取り寄せ、補助を差し引いたあとの負担を見くらべると失敗が少なくなります。
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