「さいたま市で太陽光発電や蓄電池を導入したら、補助金はもらえる?」
さいたま市では、太陽光発電や蓄電池に対する独自の補助金制度は実施されていません。また「今後も実施予定はない」と、公式サイトに明記されています。

太陽光発電設備・蓄電池ともに実施なし
さいたま市独自の補助金はありませんが、国や埼玉県の補助金を利用することは可能です。
この記事では、さいたま市在住の方が利用できる補助金制度の概要、太陽光発電導入のメリットや注意点などを詳しく紹介します。

さいたま市で太陽光発電・蓄電池の導入を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
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さいたま市の方が利用できる埼玉県や国の補助金

さいたま市には太陽光発電・蓄電池に対して補助金を交付していませんが、埼玉県や国の補助金を利用することで、お得に設備を導入できます。
そのためどの設備を導入するかによって、どちらの補助金を利用すべきかというのは変わってきます。
- 太陽光発電のみを導入する場合→埼玉県の補助金
- 蓄電池のみを導入する場合→国の補助金
- セットで導入する場合→どちらも利用できるので要検討
埼玉県の補助金
- 太陽光発電設備:7万円/kW(上限35万円)
- 蓄電池:10万円(一律)
埼玉県の補助金は、令和7年5月26日(月)から募集が開始されており、6月時点で予算の残りは24%ほどとなっています。
太陽光発電の補助を受けるには、以下の要件を満たしている必要があります。
- 太陽光発電設備は、系統連系され、発電量の30%以上を自家消費すること
- FIT(固定価格買取制度)認定を受けない
- 太陽光発電と蓄電池をセットで導入する必要がある
FIT認定を受けたいと考えている方や、蓄電池の導入を検討していない方は、埼玉県の補助金は向いていないかもしれません。
認定事業者以外に工事を依頼してしまうと、補助の対象外となってしまうので注意が必要です。
また予算の残りがかなり少なくなってきているので、申請を検討している方は早めに手続きを進めましょう。
埼玉県の補助金については、以下の記事で詳しく解説しています。
国の補助金
DR補助金は、国(経済産業省)が実施する家庭用蓄電池導入支援事業で、ピーク時の電力需要を抑える「デマンドレスポンス(DR)」に対応した蓄電池の導入に対して補助金が支給されます。個人での申請はできず、販売事業者を通じて申請します。
- 補助金額:蓄電容量 × 3.7万円/kWhまたは機器代+工事費の1/3(いずれか低い額)
- 上限額:最大60万円
- 対象機器:SII(環境共創イニシアチブ)に登録されたDR対応蓄電池
- 申請期間:2025年4月中旬〜12月5日
- 要件:新品であること/目標価格13.5万円/kWh(税抜)以下/設置前に契約・設置していないこと
この補助金は、他の国の補助制度とは併用できません。
またDR補助金も予算の残りがかなり少なくなっているので、早めに申請を行う必要があります。
DR補助金については、以下の記事で詳しく解説しています。
さいたま市で太陽光発電を導入するメリット

さいたま市は日照条件に恵まれており、発電効率が高い地域です。ここでは、太陽光発電を導入することで得られるメリットを詳しく解説します。
日照時間が長く、発電効率が高い
さいたま市は関東平野の中央に位置し、全国的に見ても日照時間が長い地域です。気象庁の統計によれば、年間の日照時間は東京とほぼ同等で、太陽光発電の設置に適した気候条件が整っています。
屋根の方角や角度が南向きで日当たりが良い住宅であれば、1kWあたりの年間発電量も高くなり、経済的なメリットがさら大きくなる可能性があります。
電気代が抑えられる
太陽光発電を設置する最大のメリットは、自宅で発電した電力を自家消費できる点です。電気料金が高騰している現在、日中の電力を自宅の太陽光でまかなうことができれば、電気代の削減効果は大きくなります。
さらに蓄電池と組み合わせれば、夜間の電力も自家消費に回せるため、買電量を大きく減らすことが可能です。
災害時の備えになる
台風や地震などの自然災害時に停電が発生すると、照明・冷蔵庫・スマートフォンの充電など、日常生活に大きな支障が出ます。太陽光発電と蓄電池があれば、昼間は発電した電力、夜間は蓄電池にためた電力を使うことで、停電時にも最低限のライフラインを維持できます。
さいたま市は過去に台風や豪雨による広域停電の影響を受けた経験があり、地域としても「災害に強い住宅」への関心が高まっています。
さいたま市で太陽光発電を導入するデメリット

太陽光発電には多くのメリットがありますが、導入前に知っておきたいデメリットも存在します。ここでは、さいたま市で導入する際に考慮すべき注意点を紹介します。
市独自の補助金制度がない
さいたま市では、現時点で太陽光発電や蓄電池の設置に対する市独自の補助金制度は実施されていません。そのため、導入費用を抑えるには、埼玉県の補助制度や国の制度を活用する必要があります。
他市区町村では数万円〜数十万円の補助が受けられる場合もあるため、相対的にやや不利に感じる方もいるかもしれません。
設置環境によって発電効率に差が出る
日照条件の良いさいたま市でも、隣家の建物や樹木の影がかかる住宅、屋根の方角や傾斜が適していない住宅では、発電量が低下する恐れがあります。
また、マンションなどの集合住宅では、個別に設置できない場合もあり、屋根の形状や構造によっては追加の工事費用が必要になることもあります。
施工業者によって費用に差が出る
太陽光発電の設置費用は、同じ設備でも施工業者によって大きく異なる場合があります。
太陽光発電の導入を検討する際は、複数社から見積もりを取り、内容をしっかり比較することが重要です。
複数社から見積もりを取得する際は、「エコエネ」のような一括見積もりサイトの利用がおすすめです。
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太陽光発電導入前によくある質問

太陽光発電の導入を検討する中で、多くの方が気になる疑問をQ&A形式でまとめました。
- Q初期費用はどのくらいかかりますか?
- A
一般的な戸建て住宅であれば、太陽光発電システムの設置には100万円〜200万円程度かかることが多いです。蓄電池も併設する場合は、合計で300万円を超えることもあります。
ただし、国や埼玉県の補助金制度を活用することで、初期費用を抑えることが可能です。
- Qどれくらい電気代が安くなりますか?
- A
家庭の電力使用量や生活スタイルにもよりますが、昼間の電気を太陽光でまかなうことで、電気代を月5,000円〜10,000円ほど削減できるケースもあります。
- Q売電はまだメリットがありますか?
- A
売電価格(FIT単価)は年々下がっていますが、昼間に使いきれない電力を売ることで多少の収益は得られます。ただし、現在は「自家消費」が主流となっており、自宅で電気を使うことで電気代を削減するほうが経済効果が高くなっています。
さいたま市の太陽光発電補助金まとめ

さいたま市では、現時点で太陽光発電や蓄電池に対する独自の補助金制度は実施されていません。
しかし国や埼玉県の制度を活用すれば、補助金を受けながらお得に導入することが可能です。
- 埼玉県の省エネ・再エネ活用設備導入補助金
太陽光+蓄電池の同時導入で最大35万円 - DR補助金
蓄電池に対して最大60万円の補助金。国の制度で、販売事業者経由で申請
また、さいたま市は日照時間が長いため、発電効率の面でも優れたエリアといえます。
導入の際は、複数の施工業者から見積もりを取り、費用や補助金対応、アフターサービスなどをしっかり比較することが重要です。
- さいたま市独自の補助制度はなし
- 埼玉県・国の補助金制度を活用可能
- 日照条件が良く、発電効率に優れる地域
- 災害対策として蓄電池との併用が有効
- 業者によって費用や対応が異なるため比較が重要

これから太陽光発電の導入を検討される方は、複数社の見積もりを比較し、補助金の併用も含めた最適なプランを検討してみてください。
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