「太陽光発電設備設置加速化補助金」は予算上限に達したことにより、新規受付を終了しました。
出典:柏市公式サイト
柏市では、太陽光発電や蓄電池の設置に対して使える補助金制度が2つ用意されています。
- 太陽光発電設備設置加速化補助金:上限35万円(7万円/kW)
- ゼロカーボンシティ促進総合補助金(蓄電池):上限7万円
2つの補助金は対象設備がそれぞれ異なるため、太陽光と蓄電池を両方設置する場合は併用できます。
ただし、申請のタイミングや手続き方法が大きく異なります。太陽光の補助金は工事契約前の事前申請が必要なのに対し、蓄電池の補助金は工事完了後の事後申請です。この違いを知らずに進めると、補助金を受け取れなくなるリスクがあります。
この記事では、柏市で使える2つの補助金の内容・補助額の計算方法・申請の流れ・注意点について詳しく解説します。
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2つの補助金の違いを比較

柏市で太陽光発電や蓄電池を設置する場合、利用できる補助金は2つあります。
どちらも設置費用の一部を補助する制度ですが、対象設備・補助額・申請タイミングがそれぞれ異なります。
比較表
2つの補助金の主な違いを以下にまとめました。
| 項目 | 太陽光発電設備設置加速化補助金 | ゼロカーボンシティ促進総合補助金(蓄電池) |
|---|---|---|
| 対象設備 | 太陽光発電設備 | 蓄電池(太陽光の併設が必須) |
| 補助額 | 7万円/kW(上限35万円) | 上限7万円 |
| 申請タイミング | 工事契約前(事前申請) | 工事完了後(事後申請) |
| 受付期間 | 令和8年5月1日〜12月28日 | 令和8年5月1日〜令和9年2月26日 |
| FIT売電 | 不可 | 制限なし |
| リース・PPA | 不可 | 可能 |
| 審査期間目安 | 約2週間 | 約3週間 |
| 振込まで | 確定通知後 約2週間 | 交付決定通知発送後 約3週間 |
両補助金ともに、予算の上限に達した時点で受付が終了します。申請期間内であっても締め切られる可能性があるため、設置を検討している場合はできるだけ早めに準備を進めることが重要です。
2つの補助金は併用できる
太陽光と蓄電池を両方設置する場合、2つの補助金を同時に活用することができます。ただし、それぞれ申請先・申請タイミング・必要書類が異なるため、別々に手続きを進める必要があります。
併用する場合のポイントは、以下のとおりです。
どちらが自分に向いているか
設置する設備の組み合わせによって、申請できる補助金が変わります。自分のケースがどれに当てはまるか確認しておきましょう。
| 設置する設備 | 申請できる補助金 |
|---|---|
| 太陽光のみ設置したい | 太陽光補助金のみ申請 |
| 蓄電池のみ設置したい | 対象外(蓄電池単独は不可) |
| 太陽光+蓄電池を設置したい | 両方の補助金を併用 |
| 既設の太陽光に蓄電池を追加したい | 蓄電池補助金のみ申請 |
蓄電池のみの設置は、両方の補助金ともに対象外です。蓄電池への補助を受けるには、新設・既設を問わず太陽光発電設備との組み合わせが必須となります。
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補助金額は、設備容量や条件によって大きく変わります。
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太陽光発電設備設置加速化補助金

「太陽光発電設備設置加速化補助金」は予算上限に達したことにより、新規受付を終了しました。
出典:柏市公式サイト
太陽光発電設備設置加速化補助金は、柏市が独自に実施している制度です。
補助金の交付決定が出るまで契約・工事に着手できないため、設置を検討している場合はまず申請から動き出す必要があります。
補助金額
補助金額は太陽電池の出力(kW)をもとに計算します。出力が大きいほど補助額も増えますが、最大5kW相当(35万円)が上限です。
- 補助対象経費の10/10(全額)
- 上限7万円/kW
- 最大5kW相当(35万円)まで
補助上限額は「太陽電池モジュール公称最大出力の合計」と「パワーコンディショナー定格出力の合計」の低い方を採用し、小数点以下を切り捨てた値(kW)に7万円を掛けて算出します。
例:太陽電池出力3.5kWの場合 → 3kW × 7万円 = 21万円
対象になる人
次の条件をすべて満たす方が対象です。一つでも満たさない場合は、補助対象外となります。
- 実績報告書類を市が収受した日に、設置住宅に居住し柏市への住民登録が済んでいること
- 柏市の市税を滞納していないこと
- 補助対象設備の契約者であり、費用負担・設備所有をしていること
- 住宅に共有者がいる、または第三者が所有している場合は同意を得ていること
次のいずれかに該当する場合は、上記の要件を満たしていても補助対象外となります。
- 過去に本補助金を受給した方(または同一世帯)が同じ設備を同じ住宅に再導入する場合
- 違法建築物・既存不適格建築物への設置
- リース・PPA契約による導入
申請の流れ
交付申請から補助金の振込まで、以下のステップで進みます。交付決定が出る前に契約・工事に着手すると補助対象外になるため、順番を守ることが重要です。
- 交付申請(契約前・先着順)/受付期間:令和8年5月1日〜12月28日
- 交付決定通知書が届く(審査:通常2週間前後)
- 設備の購入・設置契約を締結
- 設置工事完了
- 実績報告(令和9年2月26日まで)
- 補助金確定通知書が届く(審査:通常2週間前後)
- 補助金振込(確定通知後 約2週間)
申請期限
受付は先着順のため、予算の上限に達した時点で申請期間内でも受付が終了します。
- 交付申請の受付期間:令和8年5月1日〜12月28日(先着順)
- 実績報告の提出期限:令和9年2月26日(厳守)
交付申請から交付決定まで、通常2週間前後かかります。
実績報告期限の2月26日から逆算して余裕を持ったスケジュールで動きましょう。
補助金申請時の注意点
申請を進める前に、以下の点を必ず確認してください。見落とすと補助金を受け取れなくなる可能性があります。
- 交付決定通知が届いた後でないと、設備の購入・設置契約を結べません
- 新築住宅の場合、住宅購入契約に太陽光設備が含まれていると交付決定前に契約したことになり補助対象外になります
- FIT制度・FIP制度を利用する場合は申請できません
- 実績報告時までに蓄電容量4kWh以上の蓄電池またはV2H充放電設備の設置が必須です
- 新築住宅の場合は実績報告期限までに工事が完了するよう工期に注意が必要です
- 補助金を受け取った設備は、処分制限期間内に市長の承認なく処分(廃棄・売却・取替等)はできません
特に「交付決定前の契約禁止」は、見落としが多いポイントです。施工業者から見積もりを受け取り、そのまま契約を進めてしまうと補助金を受け取れなくなります。
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ゼロカーボンシティ促進総合補助金(蓄電池)

ゼロカーボンシティ促進総合補助金の蓄電池向けは、柏市が実施している制度です。
太陽光発電設備設置加速化補助金とは異なり、工事完了後に申請する事後申請型のため、契約・工事を先に進めることができます。
補助金額
補助金額は設備本体の機器費をもとに計算します。上限は7万円ですが、機器費が7万円を下回る場合は設置工事費等も補助対象経費に含めることができます。
補助対象経費の10/10(全額)、上限7万円
- 設備本体(蓄電池部、電力変換装置、蓄電システム制御装置等)の機器費
※機器費が7万円を下回る場合は設置工事費等も含む
他の補助金と併用する場合は、受け取った補助金額を控除した額が補助対象経費となります。
対象になる人
次の条件をすべて満たす方が対象です。一つでも満たさない場合は補助対象外となります。
- 申請書類を市が収受した日に、設置住宅に居住し柏市への住民登録が済んでいること
- 柏市の市税を滞納していないこと
- 補助対象設備の契約者であり、費用負担・設備所有をしていること(リース・ローンによる導入も含む)
- 住宅に共有者がいる、または第三者が所有している場合は同意を得ていること
次のいずれかに該当する場合は、上記の要件を満たしていても補助対象外となります。
- 過去に本補助金(旧・柏市エコハウス促進補助制度含む)を受給した方または同一世帯の方が蓄電池を設置する場合(ただし設備取得から6年経過後の更新・増設は対象)
- 違法建築物・既存不適格建築物への設置
- 千葉県の他の同種補助金を重複して受けている場合
申請の流れ
工事完了後に申請する事後申請型のため、太陽光の補助金のように交付決定を待ってから工事を始める必要はありません。ただし、着工は令和8年4月1日以降である必要があります。
- 設置工事完了(令和8年4月1日以降に着工したもの)
- 必要書類を揃えて申請(先着順)
- 交付決定通知書が届く(審査:通常3週間前後)
- 補助金振込(交付決定通知発送後 約3週間)
申請期限
受付は先着順のため、予算の上限に達した時点で申請期間内でも受付が終了します。
- 受付期間:令和8年5月1日〜令和9年2月26日(先着順)
太陽光の補助金と異なり実績報告の期限はありませんが、予算がなくなり次第受付終了となります。工事が完了したら早めに申請書類を準備しましょう。
補助金申請時の注意点
申請を進める前に、以下の点を必ず確認してください。要件を満たさない場合は補助金を受け取れなくなります。
- 申請日までに太陽光発電設備が設置済みであることが必須です(新設・既設を問わない)
- SII(一般社団法人環境共創イニシアチブ)に令和6年度以降に登録されている製品のみ対象です
- 着工は令和8年4月1日以降である必要があります(契約日が4月1日より前でも着工が4月1日以降であれば対象)
- 補助金を受け取った設備は、取得から6年間(財産処分制限期間)は市長の承認なく処分(廃棄・売却・取替等)できません
特に設備の選定には注意が必要です。SIIに登録されていない製品は補助対象外となるため、施工業者に依頼する前に対象製品かどうかを必ず確認しておきましょう。
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蓄電池は業者ごとの価格差が大きく、補助金以上に差が出ることもあります。
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補助金を使う前に知っておきたい注意点

2つの補助金を活用するうえで、事前に把握しておきたい注意点をまとめました。
申請タイミングや要件を誤ると補助金を受け取れなくなるため、工事の依頼前に必ず確認しておきましょう。
太陽光は工事前・蓄電池は工事後に申請する
2つの補助金は申請タイミングが異なります。特に太陽光の補助金は交付決定前に契約・工事に着手すると補助対象外となるため、順番を守ることが最重要です。
| 補助金 | 申請タイミング |
|---|---|
| 太陽光発電設備設置加速化補助金 | 工事契約前に申請→交付決定後に契約・工事 |
| ゼロカーボンシティ促進総合補助金(蓄電池) | 工事完了後に申請 |
新築住宅の場合は、特に注意が必要です。住宅の購入契約に太陽光発電設備の購入・設置が含まれている場合、交付決定前に契約したとみなされ補助対象外となります。
予算がなくなると受付終了になる
2つの補助金は、どちらも先着順です。予算の上限に達した時点で、申請期間内であっても受付が終了します。設置を検討している場合はできるだけ早めに申請の準備を進めましょう。
- 太陽光発電設備設置加速化補助金:2,000万円
- ゼロカーボンシティ促進総合補助金(全設備合計):3,325万円
予算残額は柏市のホームページで随時確認できます。上限に達した場合も市ホームページでお知らせされます。
設置後は一定期間処分できない
蓄電池は補助金を受け取った後、取得から6年間は市長の承認なしに処分(廃棄・売買・取替等)できません。制限期間内に処分する場合は別途申請書を市に提出する必要があります。
申請代行を依頼する場合の注意
施工業者などに申請書類の提出を代行してもらうことは可能ですが、申請書の内容は必ず申請者本人が確認したうえで提出する必要があります。
代行提出によるトラブル(書類が提出されていなかった等)については、市は責任を負いません。また申請内容を理解せずに契約を破棄するなどした場合、今後の代行申請を認めないケースもあるため注意が必要です。
業者選びで実質負担額が大きく変わる
太陽光発電や蓄電池の設置費用は、同じ容量・同じメーカーの製品でも業者によって大きく異なります。補助金の申請サポートの質にも差があるため、業者選びは補助金の受け取りと実質負担額の両方に直結する部分です。
例えば、太陽光発電設備設置加速化補助金の上限は35万円ですが、導入費用が高ければ補助金を受け取っても実質負担額は大きくなります。逆に、複数の業者を比較して適切な価格で設置できれば、補助金と合わせてトータルの負担を大幅に抑えることができます。
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柏市の補助金制度に不慣れな業者に依頼すると、補助金を受け取れなくなるリスクもあります。
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柏市の太陽光・蓄電池補助金まとめ

柏市の太陽光・蓄電池補助金は、最大35万円(太陽光)+7万円(蓄電池)と手厚い制度ですが、申請タイミングを間違えると受け取れなくなる点に注意が必要です。
特に太陽光は「契約前申請」、蓄電池は「工事後申請」と流れが異なるため、順番を理解したうえで進めることが重要です。
また、業者によって価格や申請サポートに差があるため、比較せずに決めてしまうと補助金を活かせず負担が増える可能性もあります。
- 太陽光は最大35万円、蓄電池は最大7万円の補助が受けられる
- 太陽光は契約前申請、蓄電池は工事後申請とタイミングが異なる
- 申請順を間違えると補助金が受け取れない
- 業者によって価格差が大きく、実質負担に直結する
- 補助金を活かすには複数社の見積もり比較が重要
補助金を最大限活用するためには、「正しい申請タイミング」と「適正価格の業者選び」を同時に進めることが欠かせません。
まずは見積もりを取り、自分のケースでの補助額と実際の負担額を確認しておきましょう。
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