
笠間市で太陽光や蓄電池の補助金って、いくらもらえるの?
申請の条件や必要な書類、締め切りはどうなっているの?
笠間市では、再生可能エネルギーの普及を目的に、住宅用の太陽光発電と蓄電池を設置する住民の方へ補助金を交付しています。
笠間市の補助金は蓄電池の設置が条件で、太陽光発電だけを単独で設置する場合は対象になりません。
- 太陽光発電:2万円/kW(上限8万円)
- 蓄電池:設置費用の1/3(上限15万円)
太陽光発電と蓄電池をあわせて設置すると、笠間市の制度だけで最大23万円を受け取れる可能性があります。
受け取れる補助額は最大23万円
(太陽光発電:8万円+蓄電池:15万円)
※上の金額は上限額です。蓄電池の15万円は、令和8年11月末までに工事完了予定かつ令和8年12月末までに実績報告を提出した場合に適用されます。いずれもJ-クレジット制度への参加が条件で、参加が難しい場合は2万円下がります。端数は切り捨てのため、実際の交付額は上限を下回ることがあります。
この記事では、笠間市の補助金について、対象になる設備と金額、申請の条件や必要書類、注意点を順に説明します。あわせて、令和8年度から新たに条件となったJ-クレジット制度への参加についても紹介します。
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笠間市の太陽光発電・蓄電池補助金制度

ここでは、補助金の額や対象になる設備の要件、受付できる期間、対象になる方の条件を解説します。
補助対象と金額
笠間市が補助の対象としているのは、住宅用の太陽光発電と蓄電池です。補助を受けるには蓄電池の設置が必要で、太陽光発電だけを単独で設置する場合は対象になりません。
- 太陽光発電:2万円/kW(上限8万円)
- 蓄電池:設置費用の1/3(上限15万円)
太陽光発電と蓄電池をあわせて設置すると、笠間市の制度だけで最大23万円まで受け取れます。金額はそれぞれの上限を合わせたもので、設置する容量や工事費で変動します。
蓄電池の上限は、実績報告を出す時期で変わります。
- 令和8年11月末までに工事完了予定で、令和8年12月末までに実績報告を提出
→上限15万円 - 令和9年1月から2月末までに実績報告を提出
→上限10万円
また、J-クレジット制度(そらいろラボ)への入会が難しい方は、上限が2万円下がります。
補助額の計算では、太陽光発電の出力は小数点2桁未満、金額は1,000円未満が切り捨てになります。端数のぶん、交付額が上限より少なくなることもあります。
太陽光発電が5.00kW、蓄電池の設置費用が45万円の場合
太陽光発電:2万円×5.00kW=10万円 → 上限の8万円
蓄電池:45万円×1/3=15万円
合計:8万円+15万円=23万円
設備の補助要件
笠間市の補助における太陽光発電と蓄電池ごとのおもな要件は、次のとおりです。
- 太陽電池その他の設備を用いて、太陽光を電気に変換するもの
- 各系列のモジュール合計出力とパワーコンディショナーの出力のうち、小さい方を合計した値が10kW未満であること
- 発電した電気を自宅で使用すること
- 蓄電池と接続して使用すること
- 電力を繰り返し蓄え、停電時や電力の需要ピーク時などに活用できるもの
- 住宅の太陽光発電と接続され、発電した電力を充放電できること
- 蓄電池から供給される電力を自宅で使用すること
- 国が申請年度またはその前年度に実施する補助事業の対象設備として、国の委託事業者に登録されていること
- 未使用のものであること
申請期限
笠間市の補助金は、令和8年度分の申請を受け付けています。申請できる期間は、以下のとおりです。
交付申請:令和8年12月末日まで
(予算がなくなり次第終了)
笠間市の補助金は、システム設置工事の着工前に申請する必要があります。システム付き住宅を購入する場合は、購入前の申請が条件です。
補助対象となる人の条件
笠間市の補助金を受けられるのは、笠間市内に住んでいる、またはこれから住もうとしている方で、次の要件をすべて満たす個人です。
- 笠間市内に住所がある、または新たに笠間市内に住所を定めようとする方で、交付時に住民登録していること
- 次のいずれかに当てはまる個人であること
・自ら住む住宅(店舗等との併用住宅を含み、集合住宅は除く)に、太陽光発電とこれに連携する蓄電池を新たに設置する方
・自ら住む住宅で、既に設置した太陽光発電に連携する蓄電池を設置する方
・未使用の太陽光発電と蓄電池が設置済みの住宅を、自ら住むために購入する方 - 申請した年度内にすべての手続きを完了できること
- 笠間市税に未納がないこと
- 設置者本人または同じ住所に住む方が、茨城県の「いばらきエコチャレンジ」に登録し、省エネの取り組みを行うこと
- 設置者本人または同じ住所に住む方が、過去に笠間市の同じ補助金を受けていないこと
- J-クレジット制度に参加すること
令和8年度からは、J-クレジット制度(そらいろラボ)への入会が原則として条件になりました。入会費や年会費はかかりませんが、入会が難しい方は補助の上限が2万円減額されてしまいます。
補助金に加え、実際にかかる設置費用も気になるところです。太陽光発電の設置費用の記事で相場を詳しく紹介しているので、あわせて確認しておきましょう。
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笠間市の補助金申請方法と流れ

ここでは、笠間市の補助金を申請してから振り込まれるまでの流れと、提出先や必要な書類を説明します。
申請から交付までの流れ
笠間市の補助金は、工事の前に申請し、設置後に実績を報告する流れです。振り込みまでは次の順に進めます。
- 交付申請書を環境政策課へ提出する
工事の着工前に提出 - 審査を経て、交付決定通知書を受け取る
- 設置工事を始め、完了させる
- 実績報告書を提出する
設置完了日から30日以内、または令和9年2月末日のいずれか早い日まで - 審査を経て、交付額確定通知書を受け取る
- 請求書を提出し、指定口座へ振り込まれる
交付決定を受ける前に工事を始めると、補助の対象になりません。交付決定通知書を受け取ってから、工事に取りかかりましょう。
申請方法
申請の窓口は、笠間市役所本庁1階にある環境政策課です。書類は窓口へ持参するか、郵送でも提出できます。
- 提出先:笠間市役所本庁1階 環境政策課(笠間市中央三丁目2番1号)
- 提出方法:窓口への持参または郵送
- 受付時間:平日の午前8時45分から午後5時まで(土日祝・年末年始を除く)
交付決定や交付額確定などの通知は、原則として申請者本人のメールアドレスへ送られるため、申請の際には、連絡を受け取れるメールアドレスを伝えておきましょう。
必要書類
提出する書類は、工事の前に出す交付申請時と工事の完了後に出す実績報告時とで分かれています。主な書類は、それぞれ次のとおりです。
- 交付申請書(様式第1号)
- 費用の内訳がわかる見積書の写し
- 設備の形状や規格がわかるもの(カタログなど)
- 設置予定箇所の位置図(住宅案内図など)
- 設置工事の前に撮った現況写真
- 完納証明書(笠間市税に未納がない証明)
- 住宅の所有者の承諾書(申請者の所有でない場合)
- 実績報告書(様式第7号)
- 費用の領収書と内訳書の写し
- 設置状況がわかる写真
- 太陽光パネルやパワーコンディショナー、蓄電池の製造番号や出力がわかるもの
- 保証書の写し
- 太陽光発電と蓄電池が接続され、自宅で使えることがわかる書類
- いばらきエコチャレンジの登録がわかる書類の写し
- そらいろラボの入会届など、入会に必要な書類
書類の準備と並行して、工事を依頼する業者も選んでいきましょう。選び方は太陽光発電の業者の選び方の記事にて解説しています。
笠間市にお住まいの方が他に利用できる補助金制度

ここでは、笠間市の補助金のほかに使える制度があるのかを、国と茨城県それぞれについて確認します。
国の蓄電池補助金
DR補助金は、2026年5月29日(金)に予算上限に達したため、現在は受付終了しています。
出典:DR家庭用蓄電池事業
DR補助金は最大60万円の補助を受けられる制度で、市区町村の補助金と組み合わせることでさらに費用負担を抑えられます。
- 補助上限:最大60万円(容量×3.45万円または導入費用の1/3の低い方)
- 対象:SII登録のDR対応機種のみ
- 申請:登録販売事業者による代行申請(個人申請不可)
- 併用:市区町村の補助金と原則併用可能
- 注意:2026年度は5月29日に受付終了
茨城県の補助金
茨城県では、太陽光発電・蓄電池を対象とした県単位の補助金制度は現在設けられていません。
そのため、茨城県内で蓄電池を導入する際は、国の補助金制度や各市区町村が独自に実施している補助金を活用することが主な選択肢となります。
他の制度と併用する際の注意点
笠間市の補助金は、他の補助制度とあわせて使える場合があります。
- 笠間市の補助対象経費から、ほかの制度で受け取る補助額を差し引いて計算
単純に上乗せされるわけではありません - 申請のときに、併用する制度の名前と金額を申告
- あとから金額が変わった場合は、笠間市へ連絡
併用する制度が決まった段階で、環境政策課に相談しておくと安心です。
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申請時の注意点

ここでは、笠間市の補助金を申請する前に押さえておきたい注意点を解説します。
補助を受けられるのは1住宅につき1回まで
笠間市の補助金は、1つの住宅につき1回限りです。設置者本人や同じ世帯の方が過去に交付を受けている場合、太陽光発電分の補助は受けられません。
また、設備を自分で購入して所有することが交付の条件です。PPAやリースで導入した設備は、補助の対象になりません。
契約の形によって対象かどうかが変わるため、申し込み前に確かめておきましょう。
補助金をもらった後の設備の管理ルール
令和8年度から条件となったJ-クレジット制度には、入会したあとに留意する必要があるルールがあります。
- 入会した日から8年が過ぎると、自動的に退会になる
- 年に1回ほど、太陽光発電の発電実績などのデータ提供を求められる場合がある
- 設備を売却したり処分したりするときは、運営元へ届け出る
- 店舗などとの併用住宅に設置する場合は、事業所用のそらいろラボへの入会になる
そらいろラボに入会すると、発電した電気による二酸化炭素の削減量は運営元へ譲る形になります。データ提供の協力を求められたときは、忘れずに対応しておきましょう。
業者によって導入費用が大きく異なる
太陽光発電と蓄電池の導入費用は、依頼する業者によって差が出ることもあります。
- 同じ性能の設備でも、見積もりを取る会社によって総額が数十万円単位で変わる
- 補助金で受け取れる額よりも、業者ごとの見積もりの差のほうが大きくなる場合もある
\設置費用の差は補助額より大きくなることも/
補助金で受け取れる額よりも、業者ごとの設置費用の差のほうが大きくなる場合があります。
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笠間市の太陽光発電・蓄電池補助金に関するよくある質問

ここでは、笠間市の補助金や、太陽光発電・蓄電池についてよく寄せられる質問を紹介します。
- Q笠間市の太陽光発電・蓄電池の補助額はいくらですか?
- A
笠間市の補助金は蓄電池の設置が条件で、太陽光発電だけを単独で設置しても対象になりません。太陽光発電と蓄電池をあわせて設置すると、最大23万円を受け取れます。
それぞれの補助額は、次のようになっています。
- 太陽光発電:1kWあたり2万円(上限8万円)
- 蓄電池:設置費用の1/3(上限15万円)
- Q太陽光発電の設置費用はどれくらいかかりますか?
- A
設置費用は住宅用でパネル出力1kWあたり25万円から30万円、出力4kWから5kWの設置なら、およそ100万円から150万円が相場です。
費用はパネルの容量や屋根の形状、依頼する業者によっても幅があります。
より詳しい相場や価格帯は、次の記事で取り上げているので、目安として参考にしてみてください。
- Q蓄電池も同時に設置しても元は取れますか?
- A
電気代の削減分だけで元を取るには、15年前後かかる場合もあります。
蓄電池の導入費用は、工事費込みで100万円台から200万円台です。ただし、回収までの期間は、電気の使い方や導入費用、受け取れる補助金の額によって変わります。
もとが取れるかどうかの考え方は、以下の記事でくわしく解説しています。
- Q家庭用の蓄電池はどのように選べばよいですか?
- A
1日にどれくらい電気を使うか、停電時にどの家電を動かしたいかで、必要な蓄電容量が決まります。
なお笠間市の補助は設置費用の1/3のため、容量を上げて費用が増えても、補助額は上限15万円なので選び方には注意が必要です。
選び方のポイントは、次の記事で具体的に紹介しています。
- Q太陽光パネルはどのように選べばよいですか?
- A
発電の効率やメーカーの保証、価格を見比べながら、屋根の広さや予算に合うパネルを選ぶとよいでしょう。
メーカーごとの違いや比べ方は、関連する記事にまとめています。
笠間市の蓄電池・太陽光発電補助金まとめ

笠間市では、住宅用の太陽光発電と蓄電池を設置する方に対して、あわせて最大23万円の補助金が交付されます。蓄電池の設置が条件で、太陽光発電だけの単独設置は対象になりません。
- 蓄電池の設置が条件で、太陽光発電だけの単独設置は対象外
- 太陽光発電:1kWあたり2万円(上限8万円)
- 蓄電池:設置費用の1/3(上限15万円)
- 笠間市の制度だけで最大23万円まで受け取れる
- 令和8年度からJ-クレジット制度(そらいろラボ)への入会が条件
申請は工事の着工前に行い、令和8年度からはそらいろラボへの入会も条件になります。蓄電池の上限額が実績報告の時期で変わる点にも注意が必要です。
いずれも早めの準備がものを言うため、工事や書類提出のスケジュールを前もって整えておきましょう。
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