
相馬市の太陽光発電の補助金って、いくらもらえるの?
蓄電池も対象なの?申請の期限はいつまで?
相馬市では、住宅用の太陽光発電システムの設置に対して、最大12万円の補助金を交付しています。
蓄電池は、福島県の補助制度で対象になります。相馬市と福島県では申請先が分かれているため、太陽光発電を設置する方は、それぞれに申請できます。
この記事では、相馬市の補助対象・金額・申請条件・必要書類・申請の流れに加え、福島県の補助金とあわせた場合の受取額まで解説します。

令和8年度の受付は、すでに始まっています。
相馬市の補助は先着50件の見込みなので、設置を考えているなら早めにご自宅に合う業者を見つけましょう。
\補助金より業者の価格差の方が大きいことも/
相馬市の補助は最大12万円ですが、設置費用は業者ごとに数十万円変わることもあります。
まずは複数社の見積もりを比べて、価格差を確かめましょう。
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相馬市の太陽光発電・蓄電池補助金制度

ここでは、相馬市の補助金について、補助額や設備の要件、申請できる期間、対象となる人の条件を順に解説します。
補助対象と金額
相馬市が補助の対象としているのは、住宅用の太陽光発電システムのみです。設置する設備の種類によって、補助額が決まります。
- 太陽光発電:3万円/kW(上限12万円・4kWまで)
- 蓄電池:なし(相馬市の補助対象外)
補助額は、太陽電池モジュールの公称最大出力1kWあたり3万円で計算します。たとえば公称最大出力が3.55kWの場合、3.55kW×3万円で補助額は10万6千円です。
設備の補助要件
補助を受けるには、設置する太陽光発電システムが次の要件を満たしている必要があります。
- 住宅用であること
- 未使用品であること
- 既存システムの入れ替えや増設ではないこと
- 太陽電池モジュールの公称最大出力合計またはパワーコンディショナの定格出力合計が10kW未満であること
- モジュール・架台・パワーコンディショナ・付属機器・設置工事費の合計が、1kWあたり税抜50万円以下であること
相馬市の補助は、FITで売電する場合も、電気を自宅で使う自家消費の場合も受けられます。売電の有無で対象が変わらないため、電気の使い方を問わず利用できる補助制度です。
太陽光発電の導入費用が気になる方は、太陽光発電の設置費用をまとめた記事で相場をつかんでおきましょう。
申請期限
相馬市の補助金は、年度ごとに受付期間が決まっています。
令和8年4月1日〜令和9年3月17日
相馬市の補助は先着順で、令和8年度の枠は50件程度です。受付期間内でも、枠が埋まると期限を待たずに締め切られます。
申請状況は年度の途中で変わるため、申請前には相馬市の企画政策課へ確認しておきましょう。
補助対象となる人の条件
相馬市の補助金を受けるには、以下のすべての条件を満たす必要があります。
- 市内に住民票がある方
- 市内に自らが所有し、住民票に記載された住所に存在する住宅にシステムを設置した方、またはシステムを設置した住宅を購入し引渡しを受けた方
- 電力会社と電灯契約および余剰電力の販売契約を結んだ方
- この補助金を受けたことがない方
- 市税の滞納がない方
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補助の対象になる設備の条件は、細かく決められています。
要件を満たす設備かどうか、見積もりの段階で確認しておきましょう。
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導入で電気代がどう変わるのかは、太陽光発電のメリットをまとめた記事で解説しています。
相馬市の補助金申請方法と流れ

ここでは、相馬市の補助金について、申請の流れと提出先、必要書類を解説します。
申請から交付までの流れ
相馬市の補助金は、設備の設置と支払いが終わってから申請する仕組みです。工事の前に申請する必要はありませんが、申請できるのは電力の需給が始まってからです。
- 太陽光発電システムを設置し、費用を支払う
- 必要書類を揃えて企画政策課へ提出する
- 相馬市が書類を審査する
- 交付決定の通知を受け取る
- 交付請求書を提出し、指定した口座に補助金が振り込まれる
交付決定のあとには、補助金を受け取るための交付請求書を提出します。
提出できるのは交付決定の日から30日以内、または申請した年度の3月31日のいずれか早い日までのため、交付決定を受けたら早めに手続きを進めましょう。
申請方法
申請書類の提出先は、相馬市役所の企画政策課です。
- 提出先
相馬市役所 企画政策課 企画政策係
〒976-8601 福島県相馬市中村字北町63-3 市役所庁舎3階 - 提出方法
太陽光発電システムの設置完了後、必要書類を添えて窓口へ持参 - 問い合わせ
TEL:0244-37-2132
申請できるのは、設置が完了した日(電力の需給が始まった日)から12か月以内です。期限を過ぎてしまうと補助を受けられないため、設置後は早めに書類をそろえましょう。
必要書類
申請には、申請書や契約書、領収書、設置状況が分かる写真など、多くの書類が必要です。万が一不備があると受理されないため、提出前にチェックするようにしましょう。
- 相馬市住宅用太陽光発電システム設置費補助金交付申請書
- 債権者登録申請書
- 工事内訳書兼重要事項確認書
- 出力対比表
- 添付書類確認表
- 住民票
発行後3か月以内・コピー不可 - 市税完納証明書
発行後3か月以内・コピー不可 - 工事請負契約書の写し(建売でない場合)
対象システムの購入が確認できるもの
本文で確認できないときは内訳書・見積書等を添付 - 太陽光付建売住宅の売買契約書の写し(建売の場合)
- 領収書の写し
補助対象経費が分かること・振込依頼書等は不可 - 電力需給契約確認書の写し
電力会社発行・名称は会社により異なる - 太陽電池モジュールを設置した建物の全景写真
- 太陽電池モジュールの設置写真
屋根面ごとに必要・枚数が分かるもの - モジュール配置図
写真で枚数が確認できない場合 - 連系点の建物全体写真
連系した建物が分かるもの - パワーコンディショナの設置全景写真および銘板写真
型式名・製造番号が読めること - パワーコンディショナの検査成績証または保証書の写し
- 単線結線図
パワーコンディショナが2台以上の場合 - 建築確認済証の写し
建物種類に「住宅」と確認できるもの - 設置工事費の控除を証明する写真
安全対策や防水基礎工事などで控除を受ける場合 - 住宅部分が1/2以上であることの証明書類
店舗などとの併用住宅の場合
交付申請書と工事内訳書兼重要事項確認書は、申請者本人の自署であれば押印は不要です。一方、債権者登録申請書には押印が必要なため、印鑑を準備しておきましょう。
提出した書類は返却されないため、提出前にすべてをコピーし、17年間は自分で保管することになります。
申請書や各種様式は、相馬市公式サイトからダウンロードできます。記載例も公開されているため、記入の際に確認しておきましょう。
相馬市にお住まいの方が他に利用できる補助金

相馬市の補助金とは別に、福島県も住宅用の太陽光発電と蓄電池に補助金を交付しています。申請先は相馬市と福島県で分かれており、それぞれに申し込む形になります。
ここでは、福島県の補助金の内容と、相馬市の補助とあわせたときの受取額を、電気の使い方ごとに解説します。
国の補助金
DR補助金は、2026年5月29日(金)に予算上限に達したため、現在は受付終了しています。
出典:DR家庭用蓄電池事業
国(経済産業省)が実施したDR補助金(需要側エネルギーリソース活用補助金)では、家庭用蓄電池に対して補助金が交付されていました。個人での申請はできず、販売事業者を通じて申請する制度でした。
- 対象設備:家庭用定置型蓄電池
- 単価:3.45万円〜3.75万円/kWh(上限60万円)
- 加算
①(レジリエンス要件):+0.2万円/kWh
メーカーが故障時の迅速復旧体制と部品供給拠点を整えていること
②(廃棄物処理法上の広域認定取得):+0.1万円/kWh
メーカーが使用済み電池の適切な回収・処理体制を取得していること - 申請期間:2026年3月24日〜2026年5月29日(予算上限到達のため終了)
福島県の補助金
福島県は「福島県住宅用太陽光発電設備等導入支援補助金」を実施しています。太陽光発電と蓄電池のそれぞれに申請できるのが特徴です。
- 太陽光発電:4万円/kW(上限16万円)
- 蓄電池:4万円/kWh(上限20万円)
- 応募期間は令和8年5月20日から令和9年3月12日17時まで
先着順で、予算額を超えた日の申請は抽選、その翌日以降は受理されません - 県税の未納がないこと
- 初期費用0円モデルやリースによる設置は対象外
- 蓄電池は、接続する太陽光発電がFITの電力受給契約を結んでいないこと
- 「ふくしま太陽光J-クレジットクラブ」への入会が原則必要
法人・共同住宅などは例外 - 申請先は一般社団法人福島県再生可能エネルギー推進センター
郵送で提出
市町村の補助金との併用について、福島県は「市町村の制度上認められていれば併用可能」と案内しています。相馬市の公式サイトには併用の可否が明記されていないため、申請前に相馬市の企画政策課へ確認しておきましょう。
出典:福島県 補助金のよくある質問
相馬市の受付は令和9年3月17日まで、福島県の受付は令和9年3月12日までです。両方に申請する場合は、締め切りが早い福島県に間に合うように進めましょう。
補助金を組み合わせた時のシミュレーション
相馬市と福島県の補助金は、電気の使い方によって組み合わせが変わります。相馬市の補助は太陽光発電のFIT売電が条件のため、自家消費の場合は受け取れる内容が異なります。
- 相馬市の太陽光発電:上限12万円
- 福島県の太陽光発電:上限16万円
- 合計:最大28万円
太陽光発電でFIT売電を行う場合、接続する蓄電池は福島県の蓄電池補助の対象外です。相馬市の太陽光補助と福島県の蓄電池補助は、同じ設備では両立しません。
- 相馬市:対象外(余剰電力の販売契約が条件のため)
- 福島県の太陽光発電:上限16万円
- 福島県の蓄電池:上限20万円
- 合計:福島県のみで最大36万円
上の2つは、それぞれ別の状況を想定した金額です。2つを合わせることはできません。
いずれも上限額どうしを合計した金額であり、実際の交付額は設置する設備の出力や容量によって変わります。
\電気の使い方で受けられる補助が変わる/
相馬市と福島県では、対象になる条件が異なります。
どの補助を使えるかを知るために、まずは見積もりで設備の内容を確かめましょう。
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申請時の注意点

ここでは、相馬市の補助金で申請前に押さえておきたい注意点を、3つに分けて解説します。
同一設備を複数設置した場合の制限
相馬市の補助金には、申請できる回数と設備に決まりがあります。
- この補助金を受けられるのは一度だけ
- 既存の太陽光発電システムの入れ替えや増設は対象外
すでに相馬市の補助金を受けている場合、同じ住宅で二度目の申請はできません。はじめて太陽光発電を設置する住宅が、補助の対象です。
補助金をもらった後の設備の管理ルール
補助金を受け取ったあとも、設備の使い方には注意すべきポイントがあります。
- 補助の対象になるのは未使用品のみ
- 設置後は、一定の期間にわたって適切に管理することが求められる
補助金を受けた方は、法律で定められた期間にわたって設備を適切に使う必要があります。途中で設備を処分する予定がある場合は、事前に相馬市へ相談しておきましょう。
業者によって導入費用が大きく異なる
補助金の額は相馬市の制度で決まっていますが、設置費用そのものは業者ごとに差が出ます。差が生まれる要因は、主に次の3つです。
- 設備の仕入れ値の違い
- 工事の進め方や施工体制の違い
- 付帯工事や諸経費の含み方の違い
同じ設備を選んでも、仕入れ値や工事のしかたで総額は数十万円単位で変わります。業者ごとの見積もり差額は、相馬市の補助金12万円を上回ることも珍しくありません。受け取れる補助額よりも、どの業者に依頼するかのほうが、最終的な負担額を大きく左右します。
太陽光と蓄電池をあわせて検討している方は、蓄電池を導入するメリットもあわせてご覧ください。
相馬市の太陽光発電・蓄電池補助金に関するよくある質問

ここでは、相馬市の補助金について、検討中の方からよくある質問と回答を紹介します。
- Q相馬市の太陽光発電・蓄電池の補助額はいくらですか?
- A
相馬市の補助は太陽光発電が対象で、上限は12万円です。蓄電池は相馬市の補助対象ではありません。
補助額は、次のとおりです。
- 太陽光発電:3万円/kW(上限12万円・4kWまで)
- 蓄電池:なし(相馬市の補助対象外)
蓄電池は福島県の補助制度で対象になります。太陽光は相馬市、蓄電池は福島県と、申請先を分けて行いましょう。
- Q太陽光発電の設置費用はどれくらいかかりますか?
- A
費用は、パネルの容量や屋根の形、依頼する業者によって幅があります。
相場の目安や内訳は、以下の記事で解説しています。気になる方は、あわせて確認しましょう。
- Q蓄電池を設置すると、もとは取れますか?
- A
もとが取れるかどうかは、電気の使い方や太陽光発電と組み合わせるかどうかで変わります。
蓄電池は、停電のときに家庭へ電気を送れるほか、割安な夜間電力をためて日中に使うなど、光熱費の面でも役立ちます。
詳しい効果や仕組みは、以下の記事にまとめています。
- Q太陽光発電はやめたほうがいいと聞きましたが、本当ですか?
- A
屋根の向きや広さ、毎日の電気の使い方によっては、期待した効果が出ない場合もあります。
どのような場合に向かないのかは、以下の記事で解説しています。設置を迷っている方は、あわせて読んでおきましょう。
- Qソーラーパネルはどう選べばよいですか?
- A
変換効率や保証年数、屋根に載せられる枚数などが選ぶ際の目安になります。
メーカーごとの違いは、以下の記事で比べています。候補を絞りたい方は、あわせてご覧ください。
相馬市の蓄電池・太陽光発電補助金まとめ

相馬市では、住宅用の太陽光発電に最大12万円の補助金が交付されます。蓄電池は相馬市の対象外ですが、福島県の補助とあわせると、受け取れる額は最大28万円まで増えます。
相馬市の補助は設置が終わってからの申請となるため、業者選びが先になります。受付枠には限りがあるので、手続きの流れを確認したうえで早めに進めましょう。
- 太陽光発電:3万円/kW(上限12万円・4kWまで)
- 蓄電池:相馬市の補助対象外(福島県の補助で対象)
- 対象:市内に住民票があり、市税の滞納がなく、未使用品を設置した住宅
- 申請期間:令和8年4月1日〜令和9年3月17日(予算に達し次第終了)
- 提出先:相馬市役所3階 企画政策課 企画政策係(窓口持参)
- 福島県の太陽光・蓄電池補助とあわせて申請できる
相馬市の補助を受けられるのは、市内に住み、要件を満たした方に限られます。予算の枠には限りがあるため、設置が決まったら書類の準備に取りかかりましょう。
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